2019年4月5日金曜日

アイの運転が本当に面白くて飽きない

愛車のアイだけれど、6年12万キロ以上運転していて全く飽きない。

それどころか、ますますアイ大好き度数が上がり、もはやただのクルマではなくて家族なのであります。


それはともかくとして、走りが本当に面白い。


ブレーキのフィーリングが異能者級

アイの良さは書き尽くせないが、全体的に、ミッドシップエンジン車を知悉した設計者の手による見事な設計とチューニングが冴えわたっている。

ファミリーカーの体裁で、実はスポーツカーを作りたかった!!という燃えるような意思が隠されている。

ブレーキのフィーリングがとにかく「異能者」と呼べるくらい見事。

ミッドシップエンジンマシンはとにかくデリケートなので、ガチっと乱暴に粗く効くようなブレーキではドライバーが危ない。

ブレーキの利く段階がとても細かく(解像度が高いと言ってもいい)、コントローラブル。

すーっとノー・ショックでの停止も軽やかに、涙が出そうになるほどである。

過去、サーキット走行などで、国産トップクラスの大馬力スポーツカーなども運転して来たけど、アイの感動はそれらにひけをとらないほど熟しています。

日本の片隅に慎ましく走るこの小さなマシンが、それほどの足跡を残すものなのかと日々唸らせられています。


色々(良い意味で)おかしいクルマ

アイのキレキレな所は、シートをクルマの横に敷いて寝転がり、車体の下を掃除する時にも良く分かります。

シャーシの設計が、軽自動車とか小型車とか普通車とか大型車とか関係なく純粋に見事。

フロント、センター、リア、全てのフレームの流れと構造を見ると、クルマに詳しい人ほどビックリするのではないかな。

コストが厳しい軽自動車枠でなぜこれを作ろうと思えたのか、本当に偉い。