2019年5月26日日曜日

初めてEOS KISS Mに白レンズを装着してみました。

EOS KISS Mにおきまして、望遠ズームレンズは、個人的にカメラの次元を変えた「EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM」ばかり使うようになっていますが、手持ちのレンズをもっと活用したい思いも湧き上がって来て初めて白レンズの「EF 70-200mm F4L USM」を装着してみました。


↑本体がとても小さくて軽いEOS KISS Mは、白レンズ最小最軽量のEF 70-200mm F4L USMも、相対的に大砲みたいに見えてさすがに驚きますね。

ちなみに、ミニ一眼レフとして今や伝説名機となった感のあるEOS KISS X7と並べてみましたが、どちらが小さなミラーレスでどちらか大きな一眼レフなのか、区別がつかなくなるほどのインパクトです。


↑EF 70-200mm F4L USMは、とても歴史あるフィルム時代からの有名レンズになっていますが、令和の今もって優れたレンズです。

白レンズ随一の軽さと、手振れ補正用の光学系を持たないがゆえの自然な設計が奏功して、使うたびに新しい感動が湧き上がって来ますね。

ミラーレスのEOS KISS Mではどうなるのか?


↑朝の街歩き撮影に出てみました。

さっそく、最近、うちの周りに住み着いたノラ猫が居てくれたので撮影。

最強レベルの手振れ補正システムを誇るEF-M 55-200mmばかり使っているので、手振れ補正レス、EVFのファインダー像が小刻みにプルプルブレるのが逆に新鮮。

シャッター速度は、安全マージンをとり、1/250秒か、1/320秒を下限に設定するのがおすすめです。

このレンズ、シャッター速度だけ気を付ければ、とんでもねぇ高画質が思いのままです。


↑塀の間から顔を出した花を撮影。

キレキレの画質に驚きます。

EF 70-200mm F4L USMは、破格の画質があるため、もはやズームレンズではなく、開放F/4.0の単焦点の無限の集合体という認識で良いです。


↑天沼という沼に撮影に行きました。

黄色いアヤメ、キョショウブが咲いていて、さらに鴨ちゃんとの組み合わせでまさにナイスタイミング。

EF 70-200mm F4L USMは、ほとんど一眼レフと変わらない感覚で快適に撮れました。

むしろ、EOS KISS Mの、タッチアンドドラッグAFによって、一眼レフよりもさらに一段階上の使いやすさになっているかも!!

EOS KISS Mのセンサーに、初めて、UDレンズと蛍石を通過した光を当てる事が出来ました。


↑EF 70-200mm F4L USMは、EVFファインダー像もクリアで明るく美しくて驚かされます。

ミラーレスだからと言って、特にEF 70-200mm F4L USMレンズに引っかかる点はなく、一眼レフと同等以上の快適さが維持され、キヤノン全くすげーーーーーな!!というところです。

このレンズ、レンズ史に名前を残している名レンズ中の名レンズとは言え、フィルム時代の申し子。

それが、デジタル一眼レフ時代を完全に乗り切り、次世代のミラーレス時代になっても、この通り全く色あせない。

フェニックスか?

キヤノンEFレンズ/EF-Sレンズは、全面的にミラーレスでも快適で大したもんで、大絶賛を惜しみません。


↑沼の中の水が保護色になってる鯉ですが、EVFとEF 70-200mm F4L USMだと、見分けも撮影も非常にやりやすい。

ここぞという時には持ち歩きたいレンズですね。

そう、白レンズとEOS KISS Mは、私の想像以上に大仰なルックスになるため、過激なまでに目立ちます。

大きさと重さうんぬんでなく、堅気に見える要素がない超装備になるので、ここぞという時じゃないと持ち歩きにくいのは確かですね。