カメラはEOS KISS Mと、スマートデバイス(スマホ)のROG PHONEのコンビネーションです。
しかし、いかんせん早朝の街歩き撮影という事で、光の明暗差が大きいという厳しい条件の中であるため、ROG PHONEはさすがに力不足を露呈してしまうか?と甘く見ていました。
■レンズ交換式カメラはEOS Mシステムしかない!?
↑実は最初は、一眼レフも復活させようかと思ったのですが、EF-M 55-200mmレンズを手に取った時、こりゃあもうEF-Mシステムしかねぇな!!と心に強いパンチが浴びせられ、一眼レフは引っ込めてEOS MシステムであるEOS KISS Mのみにしました。EF-M 55-200mmの威力はとてつもなく大きいです。
200mmまで行ける立派な望遠レンズなのに、このサイズ感よ。
一眼レフで言う「標準レンズ」よりも軽いくらいなので、持ち歩くのに一切の躊躇がいらないのは大きい。
EF-Mは、軽く・小さく・優秀・値段も手ごろと、今の時代でこそ輝くシステムなんだなぁと実感させられます。
■重たくない望遠システムに酔いしれる
↑やはり、55-200mmを標準レンズ感覚で持ち歩けるのは果てしなく大きいです。急な坂道を登っていても、重いなぁとか、大きいなぁとか、カメラ起因の嫌な感じが全く無いのがEOS Mシリーズの美点。
このEF-M 55-200が使えないカメラは、今後ちょっとなぁというところ。
逆に言うと、このEF-M 55-200が使える、EOS KISS M Mark2とか、EOS M7が開発されれば、レンズ交換式カメラへの興味も盛り上がる事間違いなしという予感がします。
↑軽量な望遠システムというのは、EOS Mの真骨頂であり、撮っててめちゃくちゃ楽しいです。
この前、マウントアダプター+EF 70-200mm F4L USMでもって朝の撮影に出て来ましたが、他のシステムよりは軽いとは言うものの、スマホ時代にこれは支持されんわな感はどうしてもありました。
EF-M 55-200なら大丈夫そう。
特にいくら高性能化したとは言え、望遠撮影はまだまだ一眼が必要なので、軽くて小さいというのは今こそ魅力炸裂です。
■ROG PHONEの優秀さに深いところまで考えさせられる!!
↑望遠以外は、ROG PHONEを使ってみましたが、相当なショックを受けてしまいました。条件は厳しいし、さすがに挫折しても文句は言わないぜ...今までよく頑張ってくれた...
と思ったら、「こういう画が欲しいんだよね」というそのまま、ジャストでばっちり撮れた!!
むしろ、APS-Cカメラ顔負けの綺麗さじゃないですか!?
AIによるシーン自動認識なんですが、人間のカメラマンが下手な調整するよりも、もはやAI自動の方が優秀なんじゃないか?という、SFのテーマで描かれた「人間が機械に負ける未来」ぽいものがもう令和に来てる気がする。
↑驚くのが、朝の難しい中で、こういう色が欲しいんだよなーというのが、Jpegの一発撮りでバッチリ出ている点です。
スマホカメラ、スマホカメラと言いますが、たとえば職場とかでiPhone使ってますが、特に8以降のカメラって超優秀で難しいシーンでも色がブリバリにバッチリ。
ひょっとしてキヤノンのDiGiCを超えているんじゃないかという勢いで「欲しかった色」が出て来るので、画質でも下手な調整した一眼を逆転する時代が来たんじゃないのかと恐れおののいていたのですが、ROG PHONEもそれに続けとばかりにぶん殴りかかって来ますわ!!
↑ROG PHONEで特に驚くのが、とにかく欲しい色が一発で出て来るところ。
しかも、ROG PHONEの初代、2018年の初代の時点で既にここまでやれているという驚異の事実。
AI自動認識の方が、下手なカメラマンよりもうまいという時代に...!?
ROG PHONEは、最新鋭のMark3が開発されているので、それは一体どこまで進化しているの?! オマケのカメラではなく、カメラ目的だけでも行けるのでは?!という時代になったんだなぁと。
画質面で頼りになるというのは、まさに大進化。
弱みと言えば、スマホの板タイプのスタイルなので、あわてて取り出したら落としやすいとかそういうどうにもならない形状由来の弱みありますねー。
画質面では、むしろ頼りになるから積極的に頼りたい!!という気になって来ました。
ことがここに至ると、今後発売されるスマホは、全てカメラが強いという事になるわけで、もはや完全にカメラ専用機との競争相手になりますね...