↑バッテリーが壮健な時は、当たり前ですがフル機能が使えます。
すなわち、スマートフォンとのリンクによって、常に時間はもちろん、あらゆる情報が時計に流れ込んでいるドド便利・最先端ウェアラブル情報端末と化している状態。
本来の「画面」が消灯すると、モノクロ液晶にバトンタッチしますが、(設定によって)腕の角度を変える、ボタンを押す、そういったアクションですぐに「画面」が点灯します。
■いよいよバッテリー切れすると?!
↑わざと充電しないまま、寝る時も腕に着けっぱなしにしておりましたが、何と24時間以上も動作し続けてくれました!!そしていよいよ初のバッテリー切れに持ち込んでみました。
すると、スマートフォンがバッテリー切れを起こした時とは異なり、完全に何もできなくなるわけではなく!!なんと、モノクロ液晶が点灯したまま時計としての機能が継続するんですね!!
あーーーーそうなるわけか!!
このあたりは、さすがカシオ、山岳時計PROTREKブランドの矜持という所なのでしょうね。
この状態においては、時刻表示の上下に、今までは存在しなかった2本の罫線が出現し、デザイン的にはパワーアップ(?)します。
この罫線は、バッテリーが壮健なうちは出現しないのですが、こっちの方がPROTREKのデジタル画面のフォーマットに近くて良いですね...。
↑バッテリー切れの後でも、完全に電池式のデジタル時計として完全に動作しています。
ボタン押しても画面をタッチしても、もうスマート時計としての機能は何も動作しないのですが、ただし、一つだけ。
メインボタンを押すと、かなり淡いものとなりますが、モノクロ液晶全体を照らすバックライトが、たったの2秒ほどですが点灯するため、夜間での視認性は確保されています。
この状態でも文句なしです!!
スマート時計と言いますが、正直言って、多機能はあればあったでそりゃあ良いんだけど、ぶっちゃけスマートフォンのサブセット(おまけ)に過ぎないわけだから、スマートフォン直接叩く方が高機能の上に快適だし、無いからって困るかっていうと、んーーーそんなに?って歯切れは悪い。
電池式のシンプルなデジタル時計として盤石に使える価値の方が高い。
しかもこの文字盤の見やすさ!!スマート時計の機能を喪失しても、問題なく良いデジタル時計です。
電池式時計の問題点は、2年か3年で交換しないといけない時もある...という事なんで、充電可能なデジタル時計というのは割と大きな価値になるかも。
とは言え、バッテリー切れのモノクロ表示は、言うまでもなく緊急用途なのでいつオール・ブラックアウトになるか分からないためノンビリしてねぇで充電しろよって話になりますかね。