去年が全然雪降らなかった(仙台)事もあり、今年の1月の雪ハイペースにはかなり振り回されています。
ちなみに、去年くらいから仙台通勤になった方々は、去年が雪で苦労しなかった分、1年間の反動を大きく受けているようです。
↑アイ4WDの雪道走行の経験がハイペースで積みあがっていますが、本当に素晴らしいです。
アイの広いダッシュボート越しに、信号待ちの時に撮影した路面ですが、雪が積もっている以上にこの路面の下に氷が張っててツルツルです。
ピュアMRのアイの時代だと、2速ホールドで丁寧に発進しても、どこかではリアが軽くスライドしてしまう、停止時にはABSが軽く作動する...という局面でしたが、4WDは全く影響なし。
もともとピュアMRのアイは、発進だけが厳しくて、曲がる・止まるはスポーツカーの設計手法が奏功して優秀でしたが、4WDは発進が全く問題なくなるので夢のよう。
何よりも代えがたい事は、4WDのアイって、兎にも角にも精神的に大安定出来るので、雪道恐怖症の私には特効薬。
もはやスペック数字やお金では表現できないくらい天文学的に圧倒的効果です。
↑あと、アイは、ミッドシップマシンであるため、ヒーターの出足だけは遅いのですが、一旦効き始めると本当に強力です。
冷房は猛暑でも寒くなるくらい効くし(効かない方は故障か冷媒不足の可能性あり)、とにかく空調にはぬかりがない。
3000ccのハイパワースポーツカーからいきなりパジェロミニに乗り換えた時は、エアコンの効きの弱さ(特に冷房)に辟易し、快適さでは軽自動車は不利なのかも??と不安がよぎりましたが、アイは大丈夫。
言ってしまえば古い2006年設計なのに普通車とためを張る快適さに驚きまくり...当時は軽自動車は安くて当然の時代なのにいきなりハイグレードで162万円とかしてたみたいなので相当キレキレなんやなぁと。
↑アイが好きで好きで愛しているため、どうしてもデレデレの記事になってしまう事をお許しください。
これからもっとパワーアップします!!
それはともかく、それなりの積雪や凍結路面をアイ4WDで走行した時の感覚を書かせて頂きます。
アイはMRから4WDに切り替わるオンデマンド型の4WDですが、パジェロミニのように(このクルマは手動切替なので当然ですが)「ここから4WDになる」というガツンとした切替の段付きみたいなものは一切ありません。
それこそ、4WDスポーツカーのように、ナチュラルにいつの間にか4WDにふわっと切り替わっている感じです。
厚い雪の上を時速30kmから40kmくらいで走行していると、車体がフワフワ浮いているような独特の感覚がありますね。
あえて言うと、4輪とも滑りながら前に進む感じがします。
アイは、とにかくスポーツカーの設計手法が随所に適用されているため、ファミリーカーなのに路面からのインフォメーションがクリアーに伝わってきたり、本当にオンリーワンの感覚のクルマ。
他のクルマに乗っていると想像もつかないような独自の世界になってるクルマなので、このあたりはぜひともアイに乗って確かめてもらいたいところですが...この稀代の名車はもう生産中止で歴史書に埋もれているのが残念です。
新車でキープコンセプトの後継車が出ていればなぁ。