2021年1月2日土曜日

仙台の雪景色をPowerShot G5Xで撮影してみました。

仙台ではほとんど記憶にない、元旦、1月2日と連続の雪かきを終えて、せっかくなので本格的に雪景色を撮影するために歩きだしました。

今年はコロナ禍につき、どこにも行く事はないのですが、誰にも会わずにマスク等で完全防備しての町歩きくらいは良いかなぁと。


↑今やもう画質だけであればスマホが良い時代になってしまいましたが、PowerShot G5Xのグレート・アドバンテージは、タッチパネルに頼る事なく写真が撮れるため、雪かき用の耐油手袋をしながらでも写真が撮れる事。

しかもフルオートではない、フルマニュアルで快適に撮れます。

雪かき用の作業着のポケットにギリギリねじこめる小さなサイズなのに、本格的なマニュアル操作も可能、レンズ交換もする必要がない(出来ない)ため写真撮影に迷いを生ずる事もない。

処理速度が牧歌的というのはもはや個性。


↑積雪後に写真撮れる事って、冷静に考えるとそうそう無いんですよね。

大雪だと雪かきで疲弊して写真撮影どころじゃないし、十分な積雪でなければ、もろもろの作業が終わって写真撮りに歩ける頃には溶けてしまって綺麗ではないし...。

今日は作業後に写真撮ろうかってなった時のベストコンディションに近いかも知れない。


↑住宅の造成中の積雪。

積雪の中を歩いていると、軽量で荷物になる事がないG5Xは本当に理想的ですね。

PowerShot G9X Mark2ならG5Xよりもさらに軽量ですが、タッチパネルをどうしても使うので、真冬は防寒具を選ぶというのが辛い所。


↑民家の駐車場に作られたかまくらです。

こういう写真の時って、もっとかまくらに寄って撮れや!とか思われるかも知れないですが、長く写真を撮ってて思ったのが、周りの景色を入れてない写真は何年か後に見た時につまらなくてダメだよって事です。

正直、一眼レフ入門前に、写ルンです等でテキトーに周りを撮った記念写真の方が、狙って撮った写真より100倍も1000倍もええなぁと。

レンズによる表現だの、芸術性だの、自分で撮るのだったら、もういいです...

レンズ交換式カメラも、もう買わんとです。


↑仙台市の沼にやって来ました。

沼の水が凍っていて、今しか撮れないタイミング...来て良かったです。


↑PowerShot G5Xのマニュアル撮影は、本当に楽しい。

このカメラ買った時は、常に、刺激的な一眼レフと比較してしまって「物足りない」と思ったけど、物足りないのが当たり前のミラーレス時代になった事によって吹っ切れ、G5Xの良いところしか見えなくなったのは大きい。

ミラーレスだったら、小さくてドド便利で操作性も非の打ちどころのないG5Xに引き戻されるのは自然な話であった。


↑雪の上に猫がいました。

雪の上を走る猫をG5Xで追ってみました。

フルマニュアルなので、快適なダイヤルでルルルルーとシャッター速度を瞬間的に上げる事が出来ました。

このあたりは、スマホでは絶対無理な技なので、カメラ専用機の面目躍如というところでしょうね。

ただ、安定した画を安全に得たいとなったら、もうカメラ専用機の方がスマホよりもだめで、スマホの方が適切な時代になって来ているので、このあたりは単に心の問題だけかも知れないですね。

この一年かそこらで(業務的な用途以外は)もうカメラ専用機よりスマホが良いという新時代が確定しましたからね。。。


↑凍結した沼の水!


↑誰かが作った雪だるま。

強烈な逆光だったので、内蔵フラッシュを焚きました。

内蔵フラッシュはここぞという時にあると助かりますね。

こういう画は、スマホだと、強大なパワーを持ったCPU/GPUが楽々とHDRで撮ってしまう時代ですが、コントラストが低くなってみずみずしさと艶が失われるので内蔵フラッシュの見せ所。


↑氷が溶けた水面で鳥ちゃんが休んでいました。

G5Xだとルックスは本格派ですが、レンズは小さいので、撮っててもそんな大仰なスタイルにならないのは大きい。

もうデカいカメラは完全に不審者扱いされる時代なので、ぶっちゃけ目立つカメラは持ち歩きたくない!!

スマホが立派な写真機になった今、大きなカメラ持つのはおかしい扱いが強まっている...しくしく。


↑美しい雪景色を撮る事が出来ました。

しかし、PowerShot G5Xは過渡期の性能のカメラですが、画質や機能は申し分無いのですが、バッテリーの食らい方だけは気になりますね。

ミラーレスのEOS KISS Mほど節電を考慮してないので、ガムみたいに小さなバッテリーがドンドンとなくなって行きます。

このあたりは、しゃあない。

G5Xだけで本格的な撮影に出る時は、必ず予備バッテリーは必要です。


↑雪の路地の写真です。

鉄階段のある住宅地の風景。

鉄階段上る時に鉄が滑りそうで怖かった...


↑ちなみに、これがスマホ(ROG PHONE)でパチっと撮った写真ですが、とにかくプロセッサパワーが異常に凄いので、AIとかが勝手にバリバリに補正してくれて、どんな難しいシチュエーションでも安定した画にもっていってくれます。

スマホさん...あんたすげぇよ...。

しかも鬼のように次のスーパーパワーのCPU/GPUもスタンバイしてるし、止まりませぬ。