2021年3月21日日曜日

孤高の4Gドコモケータイ!! 富士通F-03Lが来た日

端末を見るだけのつもりでドコモショップに行ったら、そこの店員さんがあまりにも素晴らしくて、まさかの予定外の家族全員分3Gガラケーを、一気に4Gドコモケータイへ切り替え敢行!!しました。


今回の記事では、スマホ全盛時代に殴り込みをかける「携帯電話」、孤高の4Gドコモケータイ「富士通F-03L」について書かせて頂きたいと思います。


■嬉しい汎用性をようやく獲得

↑スマホでは当たり前の事かも知れないですが、充電用のケーブルが汎用的なUSBケーブルになってて、100円ショップとかでも買えるようになりました!!

3Gガラケーの時はこれが悩みで、携帯電話専用規格のケーブルだったのです...

富士通F-03Lは、さすがはケータイだけあり、昔ながらの無接点充電用のスタンドが付属していて(!!)、これに汎用のMini USB Type-Bの汎用ケーブルが刺さるって寸法ですの。

テンション上がってたので、これ、100円ショップではなくてドコモ純正のを買ってしまったわけですが、だとすると2700円近く値段しました。

いや文句ではなくて、それだけの高い価値があって、クオリティはさすがに見ただけでも安心!!

ケーブルはシッカリ太いし、アダプター部分も剛健でして、安心料だと思えば安い安い。


■高品位な質感とデザインで背面には有機ELが!!

↑さすが個性を競った「携帯電話」の直系の子孫だけあって、画一化してしまったスマホでは得られにくくなったデザインの楽しみがイキイキと跳ね回ってます。

厚みのある光沢をまとった背面は、まさに携帯電話の見せ場の一つ。

家族の希望で黒色にしたのですが、どう見ても黒色なのに、光にかざすと実は深い深い藍色だったりします。

この加工の深みが、得も言われぬ高品位感を導き出しているのでしょうね。

ミラー加工部分とのツートンとなっており、このミラー部分には「モノクロの有機ELモニタ」で時計がくっきりハッキリと浮かび上がってくれてお洒落。


■デザイン、フィット感、全てが申し分なし!

↑電話として生まれ、電話として使いやすいようにデザインされた、電話オブ電話だけあってもうこのスタイリングには何の文句もつけようがありません。

握っただけで「おおおーーこのフィット感よ!!」と感嘆の声を上げるくらい、電話としての理想形を形にした見事な形状です。

片手で取り出し、片手で本体を折り畳みからストレートにワンボタン・オープンし、片手でキー操作し、片手で通話できる...この一連の動きを流れるように出来るザ・フォーン!!ここにあり。

背面と液晶、そしてクリアパーツ使用のキー類は光沢ですが、本体は落ち着いたマットな樹脂。

このメリハリの付け方も上品さを導き出しています。


■バッテリー交換もストラップもつけられるよ!!

↑背面は、スマホにはできない、4Gドコモケータイならではの魅力が分かりやすく詰まっています。

大きなところでは、背面がカバーとして「自分で開け閉めできるパーツ」になっていて(!!)、バッテリーパックを自由に交換できるようになっています。

普通にバッテリーパックが売っているので、災害に備えて3個くらい買って備蓄しておくとかいう荒業も出来なくはないやつ。

それと、アップルあたりが始めてマジ大迷惑な「本体にストラップホールが無い」問題も、4Gドコモケータイには存在せず、ストラップホールがちゃんとあります。

しかも場所を取る2穴方式ではなく、1穴で、ストラップをひっかけるフックが奥にあります。

このフック、背面カバーを開く事で露出するので、作業は簡単だしカバーを閉めてしまえばもう外れない(外せない)一石二鳥!!

日本独自の良さを捨てさせるのって、グローバルじゃなくて「日本衰退計画」っすよね?

ガラパゴス化こそが、新時代なのかも知れない!!


■この美しさに惚れ惚れする!!

↑この宝石みたいな美しさ、どうでしょう。

サイズも「やっぱり、こうでなくちゃ」と腑に落ちる小ささ。

時代がどうこうじゃなくて、電話って根源的に「これ」だったよな!?とハッとなるほどでした。


↑ちっちゃいから、充電台も邪魔にならない。

しかも長年の改良の結果か、充電ランプが上の方についてて、ちょっと角度を変えただけで充電台で隠れて見えなくなる事もない。

固定電話とルーターの間の狭いスペースに並べて置いておけます。


■震度5強の地震でいきなり大活躍

↑と、富士通F-03Lを色々設定してる最中に、家が跳ねるような強い地震が起きました!!

宮城県沖で発生した最大震度5強の地震ですが、シッカリと通知が届きました。

地震は判断を瞬時にしないといけない突発的な災害なので、家族を避難させる時に、体の他には何を持って逃げるか。

その答えはもう出ていて、電話・スマートデバイスです。

数秒で判断して逃げるっていう超緊急事態にあっては、他のものの価値は無いも同然で、ゲーム機もカメラも全部捨てて電話とスマートデバイスだけが体とともにありました。

ただ持ち出しリュックの中にPCとPS4はあった方が良いですが、突如として震度5だの6来たら、そもそもリュック置いてる場所に行けないのだ!!


■水の中でも操作できるハードウェアキー!!

↑3Gガラケーと並べてみましたが、災害時にはこの完全防水のハードウェアキーが命の綱になる事があります。

すなわち、水に濡れると役立たずになるタッチパネルなんか頼りにならず、このキー操作が頼りになるという事です。

指が動かなくなるくらい寒い東北の冬だと、厚手の手袋しながらでも操作できるこの4Gドコモケータイは評価が爆上がりです。

4Gドコモケータイを細々とでも開発してくれてありがとう!!という気持ちでいっぱいです。


■本物の携帯とはこういう事だ!!みよこの小ささ

↑富士通F-03Lのこの小ささ、すげぇです。

しかも小さい事だけを目標にしたネタ製品とかじゃなく、長い時間をかけて熟成された、携帯電話として使いやすいフォルムを追求した結果この小ささですから、美しい物語といった趣です。

しかも、ガラケーのスタイリングとは言え、中身はandroid 8.1.0をベースとしたシステム!

画面の切り替えや処理速度はビュンビュンに高速です。

確かにスマートフォン、スマホは高機能で素晴らしいのですが、それと「スマホだけにする」みたいな極端な流れは別な話で、この歴史ある携帯電話のスタイリングも継承し続けて欲しい!!