私の家には、親機のルーターとして「WSR-AX6S(AX6)」を使い、中継機として、専用機ではなくルーターの「WSR-AX4(AX4)」を「中継機モード」に切り替えて使っています。
しかしこれ、かなりの欠点があるんですよね。
メッシュ接続のメリットとは何か
親機と中継機方式の欠点というのは、ずばり、どっちに接続されるのか分からないという点です。
イメージ的には、近くにある最高速で接続される方につながるだろ!!と思われるでしょうが、そうじゃないんです。
最悪は、目の前に最高速の親機があるのに、遠くの青色吐息の中継機の電波を拾ってなぜかそっちに接続されるとかもザラ。
なんか遅いなぁと思ったら、遠くの微弱電波を拾ってたりする、わけのわからないロジックが親機・中継機方式だったりします。
↑これをイメージ通り、最も近くて速いルーターに的確に接続するよ、ってのがメッシュ接続です。
理屈はともかく、実際にやってみたらホント、バリバリにイメージ通りに速い方に接続されます。
イメージ的には当たり前の制御かも知れないですが、それを実際にやれるようになったのは大絶賛です。
接続成功になるまでは紆余曲折ありました
このメッシュ接続ですが、設定そのものは若干ポイントがあります。
ブラウザから各ルーターの設定画面に入り、メッシュ接続の利用を開始するぞって部分をONにする。
これは当たり前なのですが、子機(エージェント)を親機(コントローラー)に接続するための儀式があるのでそれをやります。
エージェント側では画面でWPS接続ボタンを押して、親機の方は本体のWPSボタンを長押しするという儀式が必要。
↑とどめに電源を入れ直ししないとだめでした。
設定した後、ブラウザの画面が「待ち」状態から変わらなくなってしまい、設定が反映されたか分からなかったんで、カンで5分程度待ってから、ルーターの電源を入れ直し。
電源を入れ直さないと、なんか動作がグダグダで変です。
全部の電源を切った後、親機(コントローラー)、子機(エージェント)の順番で電源を入れ直して数分間くらい待っているうちに正常になりました。
↑これで、ようやくイメージ通りの接続制御をしてくれるメッシュ接続が運用開始となりました。
知らずに遠くのルーター/中継機に接続されてしまい、遅いままで使い続けるというゲンナリな事が起きなく(起きにくく?)なるので、実質の効果はネットワーク速度が2倍とかになるくらいの事はあるかも。
少なくとも、接続先をいちいち確認して手動で直す手間がなくなったのはでかい。