これの発表は本当に異例で、パワーアップとかよりも、ずばり「前モデルが製造に失敗してるのが発覚したので、リカバリーした」という形になります。
短期間に登場した新チップの話題と合わせて、憶測とかではなく、ネットでは「前のは不良品率65%もあったんですー」という暗部が大々的に報道されてしまっており、じゃあ、前のチップ搭載モデルを買う人の気持ちはどうなるの?!という、これから先こんな事が続くのかなという心配が出てきています。
同じ製造会社の888にも疑惑が...
実はこの話、前フリがあるのです。
あの素晴らしい「Xperia 1 III」が、イマイチ名機とは呼ばれない理由の最大原因として「爆熱問題」がありますが、これを引き起こしているのがSnapDragon 888というハイエンドSoCであり、今回のSnapDragon 8 Gen 1と同じ製造会社なのです...
一度やらかして、また今度も、という事になってしまい、SnapDragonの親元の米クアルコムがブチ切れ、製造会社を台湾のTSMCに変更し、今回に至るという感じです。
たとえば、言い方は悪いですが、値段がめちゃくちゃ高いハイエンド製品に搭載されるチップが、やっぱり不良品率65%もあって、SoCガチャ回してくださいとかになったら、無理して買いたくとも買えなくなってしまう...
よく、本当に好きなら金に糸目をつけないはずだ理論がありますが、それは本当に乱暴な話です。
ロマンの追求と破滅願望は違うという事です。
たとえば、せっかくのXperia 1 IVが、これ(前のチップ)搭載してしまっているので、どうするのという心配と怒りでヒートアップしそうです。