正直、かなりカメラが好きでこだわってるユーザーさんから、スマホは物足りないので、同じスタイルのカメラ専用機Xperiaか、いっそ一眼もいいな...そう思っている、これからの方のどっちにも劇的にオススメです。
本格操作が手軽に実現出来る!!
スマホと似た、スマートフォーン型カメラ専用機のXperia 1 IIもそうですが、カメラ専用機の絶対条件は「撮影そのものが楽しいのかどうか」だと思います。
これに関して、あらためてEOS KISS Mを確認してみましたが、まさに盤石でした。
よりクラシカルで本格的な操作性を備えたPowerShot G5Xと比較しても、なかなか良い感じで競えるものです。
EOS KISS Mは、それまではEOS 10D系(中堅機)以上じゃないと搭載されなかった、ボタンの機能カスタマイズがある程度可能になっています。
- 「*」ボタンで「親指AF」
- 上面の録画ボタンでAF方式の切り替え(ワンショットか動体追尾のサーボか)
- 1ダイヤルでシャッター速度>絞り>露出補正を操作(M-fnボタンで切り替え)
また、マニュアルフォーカスにしても快適で、素早く5倍、10倍に拡大出来るので、一眼レフとは隔絶した画期的なピント精度が出せます(一眼レフも、実はマニュアルフォーカスの時は光学が信じきれないので、液晶を使うようになっていた)。
PowerShot G5Xは、なんと3ダイヤル搭載なので、より素早い操作はそれにはかないませんが、EOS KISS Mはかなり十分だというのが分かります。
画質がやはり、さすが...!!
キヤノンAPS-Cは、なんやかんや言ってやはりすげぇな...としか。
節電下の暗い蛍光灯の下、しかも小雨交じりの朝の食卓で、気軽にパチリと撮ってもびっくりの綺麗さです。
しかも、スマホで問題になってる「AIが勝手に着色して、雰囲気など無視の、コンピューターアート展覧会」化とは全くの無縁(ソニーもこの問題に気がついて、Xperiaはそうならないように設計し、熱い支持を得ています)。
その場の雰囲気をちゃんと伝える、まぁさすがキヤノン。
AFと言えば、EOS R10がとんでもない威力のは明白ですが、なかなか、キヤノンミラーレス黎明末期のEOS KISS Mも、たまに謎の挙動が出るというのはありますが、概ねこれで十分ではないか、というくらい、力があります。
実際に動体撮影を何回かやってますが、EOS KISS MのAFで撮れないとか言ってたら、その人が白い目で見られるんじゃないかと不安になるくらい、AFはシッカリしてる印象でしたね。
EOS R10の発表で、なんかどんどん株が上がるEOS KISS Mであります。