しかし景気づけのため、ZX707に、虎の子の有線イヤホン「ソニーXBA-N3(3.5mm)」を接続して音楽を聴くことにしました。
本当は、まだまだZX707の3.5mm系統のエイジング(試運転)がまだまだ進んでおらず、少なくともあと10時間くらいはエイジングしてから、それからXBA-N3を接続しようかな?と考えておりましたが、前倒ししてしまいました。
まだエイジング不足でも、腰を抜かすような、ぶっとび超高音質
まず最初に言いたいのが、私のZX707は、まだまだエイジング不足であり、本来備わっている類まれなる超高性能は発揮出来ていないです。
1000時間単位のスケールで聴き込んで鍛え上げたウォークマンA100は、かなり高音質に育っているのですが、そのA100を基準とするとまだまだZX707はこれからという状態。
さらに、そもそもの話になってしまいますが、ZX707は、開発者さんが魂を込めた「真の高音質」は、私がずっと使わせて頂いている[3.5mm]ではなくて、今はまだ全く稼働出来ていない「4.4mmバランス接続]の方なのです。
その不利が重なっている上で、いよいよXBA-N3を接続して音楽を聴いてみます。
もちろん、私のリファレンス曲である、アンジェラ・アキさんの「レクイエム」からスタートなのですが、結論から言うと、まだまだ未成熟の状態でも、心臓の鼓動が跳ね上がるほどの高音質です。
XBA-N3は、完全に玄人向けに調整された名品で、実のところ音に派手さはありません。
そのため、最初は「なんだ地味な音か...?」と油断すると思います。
でも、分かる方は分かると思いますが、こういう、パッと聴きで地味に感じる音の恐ろしさ。
ありとあらゆる音色にしっかりと寄り添って、リスナーに真面目に確実に良い音を届ける努力を欠かさないXBA-N3の底力。
聴けば聴くほどに、グイグイと音楽の世界に袖を引っ張られ引き込まれます。
聴き込んで成長したA100との組み合わせも素晴らしいですが、ZX707は、未成熟の状態でも威力大爆発です。
ボーゼンとなるほど素晴らしい音です。
音がやって来る奥行きや広がりがそれぞれハッキリと立体的に違い、漠然と鳴っているのではなく、明確にリスナーめがけて音が集まってくる感覚は、まさに生音かという感覚。
まだ未成熟なシステムかつ、ZX707本来の能力を発揮できない[3.5mm]接続で、既に私は土下座でノックアウト状態です。
3.5mmでもう良いのでは...4.4mmこれより凄いってどういう事?!
思ったのが、もうZX707の3.5mmで完全にノックアウトされている私ですので、これよりも遥かに凄い4.4mmって...必要あるのか?!🤔🤔🤔
いや、仮にソニーに「3.5mm、ここが良い音の上限なんですよ」と言われても「やはり、そうでしたか!!」とか言っちゃって、大満足のうちにエンドロールが流れる...というような展開だったとしても私はもう御の字、大OKですよ。
むしろ、これ以上の良い音が秘められているなんて理解不能。
これよりも良い音があるなんて、どういう事?!
オーバーテクノロジー...未知の世界...
でも事実として4.4mmの世界は圧倒的に違うらしい。
まだ機材を持っていないので私は体験できない世界ですが(4.4mmのケーブルは注文してますが、在庫が無いためまだ全然届かないです)...
早く4.4mm聴きたいというより、3.5mmでここまでノックアウト状態なのに、これ以上の音が存在していると言われて信じられない気持ちです。
ちなみに、ZX707の何がヤバいって、これで音楽聴いてしまうと、「本来なら十分に高音質であるはずのスマホ(Xperia)が、あんまり良い音に聴こえなくなってしまう」という甚大な副作用がある事なんです。
この後で、Xperia 1 IIと、ワイヤレスのWF-C500で音楽聴きながら雪かきしたんですが、ZX707+XBA-N3[3.5mm]が規格外にスゴ過ぎるあまり、Xperia 1 II+WF-C500の音が、モコモコこもって聴こえ、まるでAMラジオのように感じられ、慣れるまで5分くらいかかりました。
もしもスマホメインで音楽聴く方は、ZX707は本来の意味でのヤバい奴なので注意した方が良いです。😭✨