2009年4月26日日曜日

雨の中のHDR-XR500Vで困った事





前回の記事で書かせていただいたように、一日中雨の山形旅行のお供に、HDR-XR500Vが大活躍してくれました。

一眼レフも持っていったんですが、連れを待たせる事も少なく、歩きながらでもドンドンと旅の情景を記録してくれるハイビジョンカメラのメリットは大変大きく、HDR-XR500Vメインになりました。
旅行ではこのパターンが増えそうですね。
ハイビジョン撮影した雨の中のシーンのいつくかを掲載させて頂きます。

ただ、HDR-XR500Vは、画質面でも機能面でも、このブログで今まで書いてきた通りの大満足カメラではあるものの、実際に雨の中で使用してみて困った事もありました。今回は、その困った事について書かせていただければと思います。
あくまでもこれは個人的に困った点で、「自分は大丈夫だよ」という方に反論するものではないです。

一番困るのは、ずばり、「タッチパネルが悪天候ではアダになる」という点です。
普段ならタッチパネルの恩恵は大きいものの、いざという時には弱点が出てくる感じ。
タッチパネルでさえなければ、カメラを雨から守るために、即席でビニール袋をかぶせてしまうという適当な手も使えるのですが、そうはカンタンにいかなくなってしまいます。

特に雨の中のような悪条件ではフルオート機能では済まない場面も多々あるため、タッチパネルで使わないとホワイトバランスや明るさなどのマニュアル操作が出来ないHDR-XR500Vは、絶対ダメというわけではないものの本体に操作ボタンが欲しくなる瞬間でした。

防護性に難がある場合もあるカメラかなと。
PSPのように、本体のボタンのみで完結出来れば[雨の中でもカンタン(PSPの場合お風呂の中でもカンタン)]になるんですが・・・。

それと、本体のレンズが奥まった場所にあるため、水滴が付いたら拭き取りが大変という点もあります。
そのため、雨の中では、ワイドエンドコンバージョンレンズをプロテクトフィルター代わりにしてしまいました。

最後はこのワイドエンドコンバージョンレンズの話になるのですが、これは過去にも何度も書いていますが、やっぱり使うほどに良さが実感出来る優れもの。

ズームを捨てているため(実際にはちょっとだけのズームは可能)、まるで単焦点レンズであるかのように画質とコンパクトさを両立しており、
通常のワイコンと違って頭でっかちにならないためか、HDR-XR500Vのデザインを壊すどころかより引き立ててくれるように私は感じます。

ズームを捨てるのと引き換えにしたカンタン取り外しという特性によって、本体のマスターレンズ(Gレンズ)をすぐに利用できる形態であるため、広角と望遠の両方でベストを尽くせます
個人的にはHDR-XR500Vにもはや標準セットでの販売をソニーに検討してもらいたいほどのレンズです。