2009年6月4日木曜日

PSPの夏!PSP Goや、超高技術「グランツーリスモPSP」はやっぱりスゴイ

今年のE3は、まさにPSPの夏!という印象でした。

■PSP開発キットが85%も値下げ!! ■

やはり大きかった「PSP Go」の正式発表にあわせ、ソニーはPSP開発キットの価格を何と85%も値下げ
これは、ダウンロードソフトの拡充にあたり、手軽で小さなソフトウェアも広く開発してもらおうという意欲の現れでもあり、成功するために色々な手を打つという熱気を感じますね。

PSP Goは、読売新聞では「高級ゲーム機」と表現されておりました。
この上は、Bluetoothを使ったワイヤレスのヘッドホンやキーボード、PS3のコントローラなどが利用可能であるなどの特長をアピールし、存在感を高めてもらいたいところです。

■信じられない技術!グランツーリスモPSP■

PSPは、手軽に遊べる携帯ゲーム機の路線やソフトを踏襲しつつ、メーカーが己の技術の高さを競うオリンピック・スタジアムともなっています。

その技術的な頂点を狙うのが、今回電撃的な発表になった「グランツーリスモPSP」。
既に実際のプレイ動画がネットで見られますが、本物と見間違うようなモデリングのクルマたちが、秒60フレームで見事に動いているさまは、まるで背筋に電気が走るかのようです。
日産GT-Rが60フレームでぐりぐり動く姿は、PS3の「グランツーリスモ5/プロローグ」の興奮に負けないものがあり、待った甲斐のある超大型タイトルであります。

■着々と進化するPS3■

新型PS3の発表は無かったものの、これはネットにも「現行のPS3の在庫が潤沢にあるため、その販売を考慮して、新型の発表は先延ばしになるだろう」という予測が流れており、ある意味折込済みでした。

PSP Goの登場によって、PS3の持つ「PSPのマザーシップ」としての役割がさらに強まる見込みで、タイミングを見て新型の発表があればなぁと思いますね。
ここまで来たら、PS3とPSPの二つが揃って「プレイステーション」が完成するというところまで広げて欲しい気持ちがあります。

今回のPS3トピックスは、「ファイナルファンタジー14(オンラインゲーム)」と、高精度なモーションコントローラの発表が中心でしたが、どちらも、今すぐどうこういう話題ではないですから、意図的にPS3は主役の座をPSPに譲ったという印象でした。