X68000は、私が最初に買ったパソコンで、初代は「グラディウス」が同梱されていました。
登場の興奮として「本物のグラディウスが発進した」と表現されるくらい、グラディウスと関係の深かったパソコンです。
■グラディウス編■
PSPの誇る強力なPCM音源で再現されているアーケード版グラディウスのFM音源と聴き比べると、同じFM音源でも音色が結構違うもんですねぇ!
X68000のステレオFM音源8声は、思い出が骨身に染みついているので、これ以上あり得ないくらいシックリ来る、言うなればふるさとの音色。
アーケードの音の方が厚みがある印象ですが、やっぱり、再現度はかなり高いです。
■グラディウスII /ゴーファーの野望編■
ゴーファーの野望は、X68000の最大クラスの超大型タイトルとして、コナミの技術力を示した作品でした。
逆に言うと、元のアーケードの仕様が半端じゃなく高くて、普通ならX68000では実現不能だと思われた高性能ゲームという事ですよね・・・
音楽は、X68000はもちろん尊敬するくらい頑張っているのですが、やはり、やはり、このクラスの作品になると、アーケード版の音色の数や音色の重みが違って来ますね。
ドラムが一番違っていて、さすがのX68000も、バシバシ軽くて騒がしい感じなんですよね。
アーケードは、貫録の音色。
ドッドッと重みのある音を響かせます。
PSPでは、もちろんアーケード版のプレイなんですが、BGMをX68000版に切り替える機能があればなぁ、なんて、贅沢過ぎる願いが出てきてしまいますね。