本日は、小雨の中、仙台にある峡谷をHDR-XR500Vで撮影してみました。
うーん。まだ頭の中にEOS KISS X4の「EOSムービー」の衝撃が残ってますねぇ。
あんな映画カメラ並みの映像が、我が手で撮影出来る時代がやって来たかぁ・・・。
じゃあ本家のハイビジョンカメラはどうなの?って思いで、またしても早朝にパジェロミニを走らせたわけです。
■圧倒的な機動力で攻めるHDR-XR500V■
料理用の電子計量器で計測してみたら、HDR-XR500Vの重さは、12倍「G」ズームレンズ+ワイド・エンド・コンバージョンレンズ(収納ケース込み)、中容量バッテリー込みのフル装備で687gしか無いため、三脚も軽量タイプでOK。
それと、個人的な好みですが、やっぱりHDR-XR500Vはカッコ良いですねぇ・・・。
ファインダー周りは、新型のHDR-XR550V/HDR-CX550Vよりも良いです。
ファインダー液晶は、しっかり16:9デバイスというのも大きい。新型は4:3デバイス(上下に黒帯入れて16:9表示)に退化してしまったので、今や貴重品になってしまいました。
さて、実際の撮影における、HDR-XR500Vのアドバンテージの話をさせて頂きます。
画質の問題だけでなく、峡谷の撮影は、カメラの設置場所などが自由にならない事が多い上に、東北の2月だけにとても寒く、手袋をしていても指が固まって、カメラ操作がうまくできない・・・。
こういう厳しい条件の時こそ、オートが充実し、機動力が高いHDR-XR500Vの見せ場でした。
マニュアル機能が乏しい代わりに、オートが充実しているのがHDR-XR500Vの特長。
露出なんかは、暗めの場所で必要以上に張り切って明るすぎる嫌いはあるものの、映像エンジンBIONZ(ビオンズ)によるオートは、やっぱり相当優秀だと思うし、時間的にも節約できて、体調がまずい時なんかは天(ソニーですが)の助けかと思うくらいです。
ただし、ホワイトバランスだけ、ちょっとソニーの青さが肌に合わず、毎度マニュアルで「屋外」固定ですが。
■光量不足の峡谷は、HDR-XR500Vの本領発揮■
小雨の峡谷といえば、光量不足の典型的な撮影シーン。
こういう時に強いのが、裏面照射センサー・エクスモアRのHDR-XR500V。
写真撮影で言えば、ISO感度800が必要な条件でも、十分に明るく撮影できてしまうのが心強い。
もっとも、そこまでの条件ゆえに、目で見ても暗い場所(岩陰の水流など)は、さすがに色ノイズが浮き出してしまいますが・・・それはさすがにしょうがない。
ただし、感度の話をしてしまうと、EOS KISS X4の相手にはならないでしょうね。あちらはビデオカメラの常識をことごとく突破し過ぎている。ISO 6400でも高画質とか、よその星のストーリーか?
■とどめは、やはりプラズマビエラ「TH-P37X1」■
ハイビジョン映像の観賞は、やっぱりプラズマビエラ「TH-P37X1」が出てきてこんにちは。
いやー、ほんっとキレイ。黒がしまるので、自然風景の描写はますます上質。水の流れなどの動体が出れば、頬がゆるんでしまう。
以前のブログの記事の繰り返しになって恐縮ですが、映像じゃなくて、もう本当にその場にいて、肉眼で風景を見ているような感覚なんですよね。
プラズマテレビTH-P37X1があれば、撮影するという事は、もはや、その場の情景をそのまま自宅に持ち帰るに等しいわけです。