2012年3月20日火曜日

Windows8 consumer previewにアプリケーションインストールを拒否されてもあきらめない!!

今回の記事は、Windows8 consumer preview (Windows8 CP)に、アプリケーションのインストールを拒否された場合に、あきらめないでインストール出来る「事もある」という内容について書かせて頂きたいと思います。

早速ですが、キヤノンのカメラに添付している「DPP」というアプリケーションがあります。
今回の記事の主旨ではないので、DPP自体については割愛させて頂きたく思うのですが、ともあれコレ、最新バージョンがWindows8 CPにインストール出来ませんでした。
「本ソフトウェアは、現在お使いの環境には対応していません。お使いのOSのService Packが最新でない場合には、Microsoft社のWebサイトから、最新のService Packをダウンロードしてから、再度本ソフトウェアを実行してください。」というダイアログが表示されて処理がアベンドしてしまうのです。

厳密に言うと、大本となる古いバージョン(EOS KISS X2に添付されているCD-ROM)はインストール可能なんですが、最新のアップデータ(exeファイル)が上記内容にて拒否される為、古いまんまで使う事になります。

しかし、あきらめないで、exeファイルの上で右クリックメニューを表示。


「互換性のトラブルシューティング」という、まさに海路の助け船があるわけです。
助け舟というより、もはや海上保安庁の巡視船が助けに来てくれるくらいの安心感。

メニューを「今まで動いていたのに、今回からダメになった」的な方向に進んで行くと、「じゃあ、どれで動いてたんだ?」という感じで、かつて動いていたOSを選ぶように指示されます。

ここはWindows XP (Service Pack3)まで遡った方が得策な「感触」がして、XP SP3にしてみました。
私のWindows8 CPは、Windows XP Service Pack3からのアップグレードでありますし・・・。

すると、プログラムのテストというボタンが付いたダイアログに遷移します。
「おおテストか・・・」と思いますが、実際は、テストと言いつつインストールがスルスルと進み、完了してしまいます。

一瞬、「成功例をツアー形式で表示しているだけなんだろうな」と思い、終了後3秒くらいボーッとしてしまいましたが、インストール完了です。
こういう用語は難しい・・・。
私も職業でシステム設計をやってますが、用語が分かる・分からないで大もめになる事がありま・・・いや、そんな話は今はどうでもいいですね。すみません。

で、見事、最初は拒否されたDPP最新版が起動し、Windows8 CPで快調に動き始めました。
キヤノンのカメラで、間違ってRAW形式で撮影しちゃうと、このソフトが無いと写真データ(JPEG)に変換出来ないので困ることになります。
Windows8 CPでも使えるようになって安心しました。