今回の記事は、Windows8 consumer preview (Windows8 CP)に、アプリケーションのインストールを拒否された場合に、あきらめないでインストール出来る「事もある」という内容について書かせて頂きたいと思います。
早速ですが、キヤノンのカメラに添付している「DPP」というアプリケーションがあります。
今回の記事の主旨ではないので、DPP自体については割愛させて頂きたく思うのですが、ともあれコレ、最新バージョンがWindows8 CPにインストール出来ませんでした。
「本ソフトウェアは、現在お使いの環境には対応していません。お使いのOSのService Packが最新でない場合には、Microsoft社のWebサイトから、最新のService Packをダウンロードしてから、再度本ソフトウェアを実行してください。」というダイアログが表示されて処理がアベンドしてしまうのです。厳密に言うと、大本となる古いバージョン(EOS KISS X2に添付されているCD-ROM)はインストール可能なんですが、最新のアップデータ(exeファイル)が上記内容にて拒否される為、古いまんまで使う事になります。
しかし、あきらめないで、exeファイルの上で右クリックメニューを表示。
助け舟というより、もはや海上保安庁の巡視船が助けに来てくれるくらいの安心感。
ここはWindows XP (Service Pack3)まで遡った方が得策な「感触」がして、XP SP3にしてみました。
私のWindows8 CPは、Windows XP Service Pack3からのアップグレードでありますし・・・。
「おおテストか・・・」と思いますが、実際は、テストと言いつつインストールがスルスルと進み、完了してしまいます。
一瞬、「成功例をツアー形式で表示しているだけなんだろうな」と思い、終了後3秒くらいボーッとしてしまいましたが、インストール完了です。
こういう用語は難しい・・・。
で、見事、最初は拒否されたDPP最新版が起動し、Windows8 CPで快調に動き始めました。
キヤノンのカメラで、間違ってRAW形式で撮影しちゃうと、このソフトが無いと写真データ(JPEG)に変換出来ないので困ることになります。
Windows8 CPでも使えるようになって安心しました。