いよいよ自宅のスイセンが満開近くになって来ました。
長らく冬眠状態だった一眼レフカメラ、EOS 7Dも大好きな花の季節にいよいよ目覚めの時です。
スイセンの撮影に持ち出すのは、もちろん単焦点レンズ・・・と思ったのですが、押しも押されもしない名玉なのにも関わらず、今まで何となく使わないでいるズーム「EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM」レンズで撮影してみました。
全てマニュアルモード、焦点距離は22mmにしております。
ミラーレスが流行ですが、一眼レフは別格の面白さですね。
ミラーとペンタゴナルダハプリズムによる、無限の解像度を持つ実像を見ながら撮影する気持ち良さ。
そして、そのミラーの動作を制御するのに投入されている、日本ならではの緻密な伝統的機械技術。
効率ばかり追い求めていたのでは忘れがちな、日本の凄味というのはそういう部分にあるわけです。
しかし、春を感じながら撮影したかったけれど、今日は肌寒くて・・・なんでなのーって。
EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USMは、EOS 20Dとペアで開発された、キヤノン渾身の大名玉。
超広角レンズとはいえ、ぼけ味も良くて、背景を取り入れた花の撮影にもかなり適しているレンズです。
個人的には、単焦点のEF20mm F2.8 USMレンズの方が好きで、なかなか出番に恵まれないのが申し訳ない。
花は良いですねぇ・・・。花は、実にいい。
ちなみに、梅も咲いてきました。
花に詳しい知人のアドバイスによって、枝をかなり間引きしているので、花がどういう感じになっていくのかも楽しみです。