よろしくお願いたします。
花火撮影といえば、三脚をズドーンと立てて撮影するというのが常識ですが、HDR-PJ760Vは必殺の「空間光学手ぶれ補正」があるので三脚なし!!という画期的な大技を繰り出せました。
スローシャッターで光に尾を引かせたりしないため、その場で見たままの花火を印象通りに再現出来るのもハイビジョン撮影の醍醐味。
カメラをガッチリとホールドし、ファインダーにしっかり接眼すれば、液晶からの光を漏らして周りの方の迷惑になったりもしないし一石二鳥の万々歳。
撮影では、シネマトーンをやめてノーマルトーン(ビデオトーン)に切り替えました。
フォーカスはマニュアルで「無限遠」にしての撮影です。
水上でスターマインを炸裂させる「水上スターマイン」です!!
空間光学手ぶれ補正により手持ちでも画が安定しているため、カメラを自由に動かせて、テレビ中継の花火には無い自分だけの映像って感じのが撮れますね。
画質も刮目するものがあって、花火の後ろに広がる夜の闇がノイズの無いクリーンな黒!!
テレビカメラの花火中継を見てショックを受けるのが、この美しい闇の表現力だったりするので、家庭用の小型カメラがとうとうここまで到達したか!!と思わず浮き立ってしまいますね。
桟敷席で花火を観覧させて頂きましたが、花火がどこに打ち上がるか分からないため、手持ちで自由にカメラを振れるというのは実に大きいメリットだし、ハイビジョンカメラ全体の美点として、画角を自在にコントロール出来る電動ズームレンズは必須だと感じました。
悩んだのがピント。
オートフォーカスで合わせてからマニュアルに切り替えてロック、というのも良いのですが、結局は「無限遠」にして撮影してしまいました。
水上スターマインの1080/60p映像をしばらくご覧頂きたいと思いますが、写真でよくあるスローシャッターによる演出が入らない、生粋の見たまんまの花火の軌跡を再現するハイビジョン映像に感動してしまいました。
HDR-PJ760Vは、闇夜に浮かぶ煙や、消えてゆく火花の薄っすらとした姿まで捉える事が出来ます。
動く映像で鑑賞していると、1080/60pの滑らか極まった動きはモチロンですが、このギリギリまで粘る映像にも感嘆です。
ハイビジョンというと音も重要なポイントです。
流れる音楽やナレーション、周囲の歓声などもHDR-PJ760Vのマイクは見事に捉えてくれました。
本職のハイビジョンカメラなのでイヤホンで音声をモニターする事も普通に可能だったりします。
モニターしながらチェックしたところ、 マイクレベル「低」にすると、耳で聞いたままの音が収録されます。
マイクレベル「標準」にすると、人の声や歌が大きくボリュームアップされて収録されますね。
今回は歌やナレーションもポイントだったので「標準」で収録してみました。
いよいよファイナルです。
これでもか、これでもかという花火の連打に会場を揺るがす大歓声。
全てをありのままに収録出来るハイビジョン撮影は、やっぱり良いもんですねぇ・・・。
夜空を埋め尽くす花火の畑!!
気が早いですが、また来年も来たいなぁ。
ワイドコンバージョンレンズも必要としない、標準で26mmの広角レンズも素晴らしいです。
花火が終わっての帰り道。
屋台のイルミネーションもHDR-PJ760Vは美しく撮影出来ますね。
今回の旅行や花火撮影で、この惚れカメラHDR-PJ760Vの実力の高さはやはり本物だなぁとしみじみ感じ入りました。
画質面では、ここまで写ればもう十分だろうなぁという地点まで到達しているのは確か。
小さなカメラが、まさかここまで難所に強くなれるなんて・・・カメラ技術の進化のために日々努力している方々に敬礼したくなります。