グレーメタリックの軸は、ノーズ・コーン(口金)とリード・スリーブ(パイプ)が金属製のtriplus micro(トリプラス・マイクロ)に近いイメージですね。
ブルー色バージョンもそうでしたが、やはりペン尻方向からの外観も均整がとれていて素晴らしい。
三角のノック部分と軸をつなぐ長めの蛇腹が、ズレも歪みもなくピシッと配置されていて気持ち良いものがあります。
軸にベタ貼りされたバーコードシールですが、やはりMade in Germanyと印刷されていて、おっこれドイツ製ペンか!!って笑顔の種になれますね。
個人的にペンのシール類は全部剥がすのですが、ちょっと惜しかったのは事実。
このシール、ブルー色バージョンのもそうでしたが、とても剥がしやすくて糊の痕も付かないのでホントありがたい。
格納式のリード・スリーブ(パイプ)は、樹脂製。
金属製よりは耐久力が心配でありますが、実際にはドイツ製を信じて末永く使えるものと信じます。
信じるだけでなく、もちろん丁寧に取り扱うのが基本ですね。
樹脂製クリップは、ステッドラーマークがクッキリと刻印されていて、デザイン上の大切なポイントにもなっていますね。
日本の筆記具は、筆記具に限らずクルマとかもそうですけど、会社のロゴマークでしゃれたデザインって少ない気がする。
蛇腹が付いているペンって、かなり数が少ない。
取り付けの精度とか、材質とか、普通なら存在しないパーツを取り付ける手間はあなどれない。
でも、triplus 776は、素材もデザインも取り付けの精度もバッチリ。
蛇腹かぁ。
なんかこう、子供の頃に電車見る度に「電車の蛇腹部分(連結器)に立ってみたいなぁー」って思ってた"ときめき"を、ほのぼのと思い出しそうです。
実際の筆記は、樹脂製のリード・スリーブ(パイプ)でも、実にしっかりとした筆跡を刻めます。
まぁ金属の方が安心できるのは確かですが、高精度で作られた樹脂製リード・スリーブの柔らかな書き味も良いものです。
これいいなぁ・・・末永く使いたいなぁ。