プレイステーション・ヴィータですが、最近のVITA OSは本当にめっちゃめちゃ安定していて笑顔になれますね。
発売日当初のVITA OSの不安定っぷりを知っているだけに、まさに感慨ひとしおであります。
「ファイナルファンタジーX」のような大規模ゲームでも、数十秒プレイごとにスリープさせる「ボチボチプレイ」が余裕で出来るし、異常終了する不安がとても少ないから、あまりよろしくないけれども、丸3日くらいセーブせずにそのままプレイ続けたりも余裕。
最初は「OS開発シロートのソニー」って思ってましたが、今やかなりの鍛錬を積んでいて「ひとかどの者」に成長したのかなと。
今のモバイル用OSって、やたらと高機能を目指していますが、マイクロソフトの必殺の一撃「モバイルにWindows 8.1を投入」によって世界が一変した感があります。
そんな中だからこそ、地道にゲーム特化OSとして進化しているVITA OSは、さらに輝きを増した気がしますね。
まだまだ「どこでもセーブの実装」とか、「スマホの機能をもう少し飲み込んで欲しい」とか、要望は数あれども、国産OSは死なせずでここまで来たソニーの努力と熱意にはやはり敬意を表さずにはいられません。
ネットワーク関係の構築も、ゲームOSも、ゼロからの叩き上げでよくここまで来たなぁ。
その地道な積み重ねがあってこその、PS4誕生でもあるわけで、頑張ることの大切さが身に染みますね。
ソニーばかりでなく、たとえば、Windows 8.1やSQL-Server 2012を作り上げたマイクロソフトのように、最初はボロカスに言われたとしても、正面から受け止めて、頑張って頑張って乗り越えて、ついには良いものを作り上げる人たちは偉い。
好き嫌いを超えて全面的に尊敬です。