今回の記事では、EOS KISS X7と、EF100mm F2.8L IS USMレンズで撮った、国立みちのく公園の写真を掲載させて頂きたいと思います。
撮影は全てマニュアルモード、静音シャッターモード(ワンショットAF)でやっております。
■機材編
今までは、写真の掲載のたびにいちいちカメラ機材の写真も撮影して一緒に掲載させて頂く・・・というような事は少なかったと思います。
でも、EOS KISS X7だけは別で、私のカメラ人生において最高の気に入り度数になってる事もあり、ついつい機材もクローズアップしたい熱みたいなものが。
EF100mm F2.8L IS USMレンズは、EOS 7Dとペアで提案された新世代の100mmマクロレンズですが、もう数年以上も経過してるんですねー。
このレンズの購入を優先し、EOS 7Dの購入は一年間後回しにしたほどの魅力あるレンズです。
ちなみに、機材の写真はEOS KISS X2で撮影しておりますが、このカメラも全く色褪せない一生モノの素晴らしいカメラですよ!!
EOS KISS X7に装着すると、例によって「KISS X7補正」により、レンズがまるで大砲です。
ただ、レンズを装着してもなお、EOS KISS X7であればシステム全体がとても軽い!!
軽い軽いと言いますが、一眼レフでありながら、ここまで軽いというのは、この事そのものが本当にすさまじい高性能だと思います。
人体の鍛え方にもよるんでしょうが、EOS KISS X7であれば、EOS 7D等では(EF100mm装着状態で、実用的な撮影は)到底無理な「片手でカメラを持ってシャッター切る」というような技が使えます!!
片手で被写体を揺らす風を防ぎながら撮影したり、反射板を持って撮影したりとか、色々とやれる事が広がるんで、やはりEOS KISS X7はエクセレントですねー。
このレンズはマクロレンズではあるのですが、普段は100mmの中望遠レンズとして使っています。
KISS X7に装着するからこそ、ちょっと大仰なルックスになるのですが、このレンズはLレンズとしては十分にコンパクトな部類でとても助けられております。
■写真編
花畑の手前にわざと走る人を入れて撮影してみました。
100mmの中望遠レンズらしい表現を考えて、コスモスの花をそのまま撮影せず、前ボケを活かして、橋のまんなかに幻影のように浮かび上がるように撮影してみました。
この構図好きなので、コスモスの花が咲きそろった頃にもう一回行って同じように撮影してみたいなぁと。
コスモスの花を、緑中心にして撮影してみました。
水面のゆらめきに惹かれてシャッター切りました。
EOS KISS X7は、シャッター切った時の気持ち良さも抜群。
荒ぶる噴水です。
100mmはファインダー覗いていても楽しいですねー。
こちらに向かってくる鯉を撮影。
鯉って、のんびりだと思っていると、意外と動きが速いんですよね。
奥から手前に来る被写体でも、普通にワンショットAFで問題なくさらっと撮れるのは嬉しい。
木とコスモスの組み合せに惹かれてシャッター切りました。
コスモスの花を開放F/2.8で撮影してみました。
これも開放F/2.8です。
個人的に最新のデジタル設計レンズは、何かの義務感みたいにゾリゾリのシャープネスばかり追求してる印象でしたが、このレンズは描写が殺伐としてなくて好き。
そもそもキヤノンは、柔らかくて優しい描写を重視しているメーカーなので、元々とても気に合うのですが、Lレンズでもそれが堅持されていて嬉しい。
EOS KISS X7は不思議なカメラで、さすがにEF100mm F2.8L IS USMレンズは大きいのではないか?と思っても、撮影しているとむしろ快適でうきうきして来るのです。
バランスという言葉がありますが、ほぼレンズの重さだけ気にすれば良くなるX7は、どんなレンズ付けても快適なのかなぁという気がする。
コスモスの花が風で飛んでいく・・・というようなシーンを思って撮影。
100mmは面白いですねー。
しかも軽いのが素敵。
いくら撮影してても、疲労で呼吸が荒くなって来たりしないし!!
その分、連れにもより多く気を配ったりする事も出来るし、ありがたい。
100mmの中望遠レンズとしてばかりでなく、今度はマクロレンズらしい撮り方もしてみました。
コスモスの花の上に、カラフルなクモがいてくれたのでパチリと撮影。
これ、片手撮影です。
風が強くて花が揺れまくりだったんで、左手で風を防ぎながら(緩和しながら)の撮影でした。
片手て・・・EOS KISS X7すげーですマジで。
これもマクロ域で撮影してみました。
またしても片手撮影です。
風あばれ過ぎだけど、EOS KISS X7なら、左手で風を防ぎながら撮影出来るので、どんな電子性能にも勝る大メリット。
それはとかく、風景をまったり撮影してるその次の瞬間に、小さな被写体にがぶり寄りして撮れる二面性、これがマクロレンズの魅力の一つですねー。