かつてゲーム機にこれほどの衝撃がもたらされた事があっただろうか!?
超高性能とはいえ、一応は携帯ゲーム機の範疇にあるプレイステーション・ヴィータで、こともあろうに限界突破の超絶高性能マシンPS4のゲームが遊べる「リモートプレイ」という機能がありますが、惜しくも、従来までは秒間30フレームまでという制限がかけられておりました。
うう・・・惜しい・・・しかし現在の技術ではそもそも無理なのか・・・我慢するしかないのか!?
しかし、時は2015年3月26日。
ソニーすげぇーーっ!! その日、全人類は目撃した!!
ゲーム機の歴史を大きく進化させるPSVITAリモートプレイ・秒間60フレーム対応
がやって来た瞬間を!!
かなり大げさな感じで書いてしまいましたが、いやいや、個人的には、少しも大げさには思ってません。
ヴィータ本当にすげぇ!!
ソニーすげぇ!! なんて事を起こしてしまうだぁぁぁーっ!!
しかーし、この秒間60フレームという素晴らしい世界を味わうためには、しかるべき設定をしないといけません。
実は、単純にシステムソフトウェアをアップグレードしただけでは、従来と同じ秒間30フレームで止まっているのです。
ここで「変わってないじゃないか!」と早まってはいけません。
この設定、PS4側をいくら探してもありませんで、なんとヴィータさんの側にあるので注意が必要です。
PS4リンクを起動すると、右下に黒くて丸い「設定呼び出しアイコン」が表示されているので、そこをタッチして設定画面を起動します。
設定画面ですが、別にフレームを数字で指定するのではなく、フレームレートを「高」にします。
これで秒間60フレームになります!!
ただし、PS4の数多い美点の一つである、「常時ゲーム動画がバックグラウンドで録画されている」というリアルタイム録画機能が停止されてしまいます。
ゲームプレイ録画が楽しみ!!という方は、フレームレートを高にしない方が良いですが、操作性が本当に段違いに「進化」するので、録画の必要性との兼ね合いを見て使っていく感じでしょうね。
録画はいらないとは言えないので・・・。
さっそく、秒間60フレームと言えば、すっかりぞっこんハマっている「ドラゴンクエストヒーローズ」をやってみました!!
今や、「ブラッドボーン」が全世界大絶賛ですが、私はまだまだドラゴンクエストヒーローズ。
秒間60フレームは、もう、脳天がふわーーーっとなるくらいの快感。
アナログスティックの操作で、画面が滑らかに追従してくるさまは、PS4そのまんま!!
ドラゴンクエストヒーローズは、秒間30フレームでも全然問題なく楽しく遊べるのですが、さすがに、PS4とほぼそのままの感覚になる秒間60フレームはハッキリ違いが分かります。
とにかく、もう感涙です。
これは凄い!!
ヴィータは、もちろん携帯ゲーム機しては初の次世代機なのですが、次世代機であるその状態のままで、さらにもう一段階上の次世代機に進化したと言っても過言ではないインパクトです。
次世代のそのまた次世代のゲーム機、プレイステーション・ヴィータ!!
ただでさえ面白いドラゴンクエストヒーローズが、秒間60フレーム+ヴィータでもって、さらなる快適性までも得た!!
これは本当に手放しでフルスケールの大絶賛を贈りたいと思います。
このプロジェクトにかかわった全ての方々に、満杯最高の感謝の気持ちを贈りたい。
ただでさえ次世代のPS4+ヴィータが、もうさらなる次世代ゲーム機に進化してしまった!!
いやー、ゲームやめなくて良かった。
プレイステーションは、ゲームをする者にとって最高の誇りな気がする。
ゲームユーザーに対して敬意を払ってくれているし、信頼感も揺るぎが無い。
しかし、ここまで来たら、もう一声という気持ちもあります。
そう、秒間60フレームと並んで長年(?)言われていたL2+R2キー搭載と、ええい、さらに振動にも対応!!した、ヴィータの新型も期待したい!!
ゲーム機は、終わるどころじゃない、今がまさに黄金期です!!