今回の記事では、久しぶりにシャープペンシルについて書かせて頂きたいと思います。
製図用シャープペンシルメーカーとして、ステッドラーやぺんてると並ぶ、世界最高峰グループの、ドイツはロットリング社。
製図用ではない、一般向けシャープペンシルの一つが今回の「Tikky(ティッキー)」です。
ロットリングと言えば、世界最高峰の製図用シャープペンシル、ロットリング600や800と言ったプロフェッショナル・グレードの名筆が思い浮かぶと思うのですが、カジュアル志向のものもあるんですね。
カジュアルと言っても、そこはロットリング、店頭で握ってみてすぐに「うおっ!!」となりました。
とにかく握りやすい。
樹脂とラバーの複合素材グリップは、おしゃれなデザイン注目ポイントも兼ねていて、高い実用性の中に、嬉しい遊び心満載の立派なやつです。
カラーは白ですが、カラーマッチングは実に見事。
白に赤いリング、ライトグレーのラバー!!
この配色は、まさに完璧というか、言葉にすれば「梅にうぐいす」と言っていいくらいバッチリ似合うものだと思います。
ペン尻のノック部分ですが、穴が開いていて消しゴムが見えるように作られています。
最近のロットリング500を店頭で見ても、同じように穴があいているので、ロットリングは最近こういうやり方に統一したのかな?
私が以前購入したロットリング500は、穴無かったなぁ。
ここは好みの話ですけれど。
気になる書き味は、抜群です。
一般用シャープとは言え、ペン先のパイプ(リードスリーブ)は、製図用シャープと同じ長さで、書いていて非常に見晴らしが良い!!
剛性も非常に高く、芯先のぐらつきもなし。
グリップも快適。
ラバー素材は、そのまま何の変哲もないラバーかと思うので、長期間使用の時の劣化や汚れは心配ですが、それはまぁラバーグリップ採用シャープの宿命ですな。
Tikkyは、とにかくカラーバリエーションが楽しいので、また今後も機会があればバリエーションを買わせて頂きたいと思います!!