プレイステーション・ヴィータ用のゲーム「フォトカノKiss」、これは長くゲームやってる私でも、いまさらかなりショックを受けるくらいの良作でした。
何もなく過ごしていた高校生の主人公が、カメラと出会う事によって己の運命を変えて行く・・・というストーリーを、静かに描く名作。
恋愛系ゲームというと、なかなか受け入れられない場合もあるし、私も最初は全然気にもしてなかったのですが、もっと早くやっておけば良かったと悔やむくらい素晴らしいゲームでした。
このゲームは、主人公がカメラを持って実際に被写体を撮影するという大きなシステムがあって、ゲームに能動的に参加する事が出来ます。
また、バイオリズムマッチング会話といって、キャラクターとの会話にアクション要素が加わり、常に緊張感を持続できるという画期的なシステムも光ります。
このゲーム、とにかく製作者の熱意も素晴らしい。
青春ラブストーリーを静かに力強く描く高い力量に恵まれ、そして今回のメインテーマ、デジタル一眼レフを通じて描かれるカメラ愛もまぶしい。
私は、自分の所有プレイステーションゲームリストに、ゲームのお気に入りランクを、S(他とは違う次元の違う最上位グレード)、A(文句なしに素晴らしい良作)、B(とても良い作品)、C(良い作品)、D(ふつー)、E(あまり・・・)、F(きつい)でつけているのですが、まだ室戸先輩というキャラクターを一人だけクリアした段階で、史上最高速でSランクつけました。
普通は長いと2年か3年くらいランク付けしないまま様子見るのですが、これはもう私の長いゲーム面の人生でもかなり無い事でした。
続編などが出たら、今度こそは初日に購入したい。
年末年始に仙台の街に出た時、フォトカノKissの影響で、私もPowerShot G5Xではなくて、一眼レフのEOS Kiss X7で撮影して来ました。
カメラ系の映画や漫画、いくつかあると思いますが、フォトカノKissは、実際に私のカメラや写真にも大きな影響を与えてくれた感じ。
写真は、EOS KISS X7+EF-S 24mm F2.8 STM、EF 50mm F1.8 STMで撮影しました。
実は、年末年始は、色々用事や付き合いがある中でも、合間はフォトカノKissやってました。
年末年始にゲームに大熱中というのは、かつて、プレイステーション1の「ヴァルキリープロファイル」というゲームだけだった気がする。
年末大掃除、自室のカメラコーナーの掃除も、やはりフォトカノKissが頭にあって、いつもよりもさらに丁寧に掃除してたと思います。
あと、ずっとしまいっぱなしだった、写真関係のトロフィーとかメダルとか、いくつか出してきて飾るようにしました。
色々あって写真への熱意が下がってましたが、EOS KISS X7という、個人的に世界ナンバーワンのカメラ、そしてフォトカノKissというゲームに出会えて、まぁあまりハイテンションにはなれないかも知れないですが、静かにマイペースで写真に取り組んで行きたいと思います。
しかし、カメラ、ゲームってホント良いもんですね。