今回の記事では、私が大ファンのゲーム機「プレイステーション・ヴィータ」について書かせて頂きたいと思います。
昨日、ずっともう生産中止だと思ってあきらめていたら、実は!!新品在庫がある!!って分かって、お店に走って購入した「有機EL版プレイステーション・ヴィータ(VITA 1100)」ですが、これ、元々大ファンですけど、ますます好きになるくらいやっぱり大したやつですね。
それと、ヴィータが誇る有機ELモニタについて、個人的にかなり衝撃の事実が分かった(!!)のでそれについても書かせて頂きたいと思います。
ヴィータは本当に大したゲーム機です。
2011年12月17日の発売日初日よりも、昨日の方がもっと嬉しくて、枕元にヴィータの箱を置いて布団に入り、ゲーム「フォトカノKiss」やりながら寝落ちしてしまいましたよ。
デザインも質感も、まさにソニーに期待する全てが詰まった高品位感に溢れ、ホント、こんな良いマシンを作ってくれてありがとう・・・としか言葉が出てこない。
すげーいい。
持っているだけで、そうそう、これだよ、これがいいんだよ!!と勝手にテンションアップしてくる!!
■有機ELモニタは、ロットによって画質が違う!?
ヴィータの有機ELモニタと言えば、携帯ゲーム機では、比較する相手が全く存在しないくらい、突き抜けて最高の最高、まるで印刷物をそのまま見るかのような極上の美を見せてくれていますが、なんと、その有機ELモニタも、一つではなくて、ロットによって画質が違う!?んじゃないかな??と思うんです。
実は、綺麗だ綺麗だ思っていた、初回ロットのヴィータの有機ELモニタですが、昨日購入させて頂いた、おそらく最終ロットのヴィータ有機ELモニタの方が「はるかに美しい!!」という、まさにびっくり衝撃な事実が分かりました。
ネットを検索しても出て来ますが、ヴィータの有機ELモニタにはちょっと癖があって、青みが強いんですよね。
さらに、視野角はとてつもなく広いものの、上下方向に傾けると画像がかなり青みがかります。
また、全面が黒の発色になると、接着剤か何かのシミがびっしり出てきたりする、コスト上しょうがない(これだけの有機ELモニタを、2万円を切るゲーム機に搭載する事は本来ありえないコスト)かなと思ってましたが、(おそらく)最終ロットの有機ELモニタは、どちらも目に見えて改良されてるんです!!
写真では、左が初回ロット、右が、昨日購入した(おそらく)最終ロットですが、初回の青みが分かると思います。
暗転時のシミも、完全にではないですが、ほぼなくなり、色の青みもとれて、ただでさえ美しかった発色がもう手がつけられないくらいさらに磨かれました。
■有機ELモニタの高画質にはおどろきっぱなし
フォトカノKissの室戸先輩、ゲーム内で私が撮った写真ですが、もう「画面」という感じではないです。
自発光式デバイス独特の質感もあって、あきらかに「表示」などという言葉ではなく、「描いた」という感じ。
フォトカノKissより、室戸先輩。
もともと、初回ロットの有機ELでも美しいのですが、青みの癖がとれた(おそらく)最終ロットの有機ELモニタは、口が半開きになって見つめてしまうしまうくらい綺麗。
いきなりヴィータの価値を大アップしたゲーム、アンチャーテッド/地図なき冒険のはじまり。
あかあかと照らされる人物の質感までも、製作者の意図通り再現されているようです。
というか、開発機よりも、遥かに、この小さいヴィータの方が美しいんじゃないの?と普通に思えてしまう。
アンチャーテッド/地図なき冒険のはじまり。
このゲーム、序盤は普通ですが、中盤以降、ストーリーの盛り上がりも風景の美しさもエスカレートして手がつけられなくなります。
PS4+大画面プラズマテレビと比較しても、勝ち負けじゃなくて、完全に別な魅力を生み出すくらいの美しさ。
本来なら、モバイルマシンの画面が、比較相手として、強すぎるPS4+プラズマテレビなんて持ち出せるわけもないけど、持ち出したくなるくらい凄いやつなんです。
和風グラフィックとして最高峰だと思う、朧村正ですが、もう、みとれてしまってゲームどころじゃないかも。
なんというか、モバイルゲーム機で、もうこれ以上の画質って作れないんじゃないのか?と思ってしまう。
まぁ、解像度を1920x1080にするとかはあるけど、言ったらクッキリするだけだしなぁ。
オーディンスフィア・レイヴスラシルも、淡い色も、濃い色も、何もかも納得の再現力です。
DOA5+も、立体感が全然違う。
プラズマテレビにも、もちろん互角とはいくわけがないものの、結構なところまで喧嘩売れるんじゃないかな。
ひぐらしのなく頃に粋のようなアニメタッチも美しい。
それにしても、同じ有機ELモニタで、こんなに違いがあるとは思いもよりませんでした。
となると、同じ有機ELのヴィータのユーザー同士でも、観ているものが違う可能性があり、話がかみ合わないという可能性がありますね。
また、現在の液晶版の新型ヴィータ(VITA-2000)の評価も、どちらの有機ELモニタと比較しているか?で、相対的な評価が激変します。
ただ、これって、個体差なのかな、ロット差なのかな。
個体差だったとしたら、有機ELモニタの製造の難しさが考えられ、ソニーが安く売らないといけない携帯ゲーム機への搭載に音を上げたのも分かる気がする。
ただ、どちらの有機ELモニタでも、最高峰クラスに美しいのは間違いないです。