この秋は、夜明け前の紅葉を撮影するのにちょっとハマってしまいまして、前回の記事とはまた別の日に、また4:00起きで仙台の街で撮影をして来ました。
暗い中での撮影なので、三脚にEOS KISS X7を乗せて撮影しているのですが、三脚だとミラーレス・モードの撮影は極めて便利で感謝感激ですね。
カメラが固定されているので、アングルによってはファインダーに接眼出来なかったりするし、AFポイントをタッチで自由に指定出来るのは、短く限られた時間内の撮影では想像を超える援軍になります。
欠点は、光害が気になる場所では厳しいのと、何と言ってもバッテリの消費量が激しい。
一眼レフファインダーだと、うまくすれば3回も4回も充電なしで撮影に行けたり、忘れた頃に思い出して充電・・・などという、ガラケー並みのスタミナがあるのに、ミラーレス撮影だと、たったの1時間やそこらでダウンしてしまう。
私は、ビデオカメラ育ちでもあるので、せっかく一眼レフによってバッテリの悪夢から解放されたのに・・・と複雑な思いはありますね。
今回の撮影は、全てEOS KISS X7のミラーレス撮影モードを使いました。
一眼レフは、ミラーレス撮影も可能なので、場面に応じて使い分けられるのが最高に魅力的ですね。
特に、キヤノンの場合は、他のメーカーよりもミラーレスの存在が将来において大きな助けになると思います。
キヤノンは、自社独自サイズのAPS-Cセンサーに合わせて、徹底的にチューニングした小型高性能スペシャリティレンズ群「EF-S」を持っていますが、フルサイズのミラーがEF-Sレンズ後端に激突するため、一眼レフのフルサイズカメラでは、絶対に物理的に装着する事が出来ません。
ミラーレスならこの制約をやすやすとクリアする事が可能であるため、EF-Sレンズ使用可能なフルサイズカメラを製造する事も可能となりますね。