先日、宮城県美術館に行き、「ポーラ美術館コレクション」を観て来ました。
モネなど巨匠の絵画に感銘を受けつつ、美術館の外に広がる紅葉まっ盛りにも心動く一日でした。
その景色を、EOS KISS X7+EF 50mm F1.4 USM一本のみで撮って来ましたので、掲載させて頂きたいと思います。
宮城県美術館の建物から見る紅葉。
美術館に来ると闇雲に心が浮き立ち、写真を撮りたくなってしまいますね。
中はもちろんだめですけど、せめて外の景色でもと。
ちなみに、この日は、高校生による写真の展示会も(入場無料で)開催されていましたが、フレッシュな感性あり、かといって老獪なテクニックも光り、大変素晴らしく、私ももっと沢山写真撮りたいなぁ!!と大切な愛機EOS KISS X7を握りしめながら作品を目に焼き付けておりました。
美術館のガラスに反射する紅葉。
このアングルは、言ったら誰もが撮影するのでしょうけど、紅葉が映る期間は短いし、やはり撮っておきたいですね。
雨上がりだったので、水たまりがあり、そこに紅葉を映して撮ってみました。
雨や雪は好きではなかったのですが、写真に色々な表情を与えるので、大きな存在なんだなぁと心を新たにしてしまいました。
美術館のオブジェかと思ったら、実用的な照明でした。
紅葉の赤が反射して、なかなか秋の風景。
美術館には随所にオブジェがあるのですが、紅葉と組み合わせて撮れるこの季節はなかなか好き。
EF 50mm F1.4 USMもやっぱり素晴らしいレンズです。
なぜだか、心惹かれて、通り過ぎる宮城バスの窓越しに紅葉を撮影してみました。
EOS KISS X7は、EOS 7Dの電撃レスポンスから見ると牧歌的なカメラですが、その動きの遅さが美点となり、余韻に転じているため心に響く稀有なカメラだと感じています。
公衆電話ボックスのガラスに映り込んだ紅葉に心惹かれてシャッターを切りました。
紅葉の名所に旅行に出かけるのも、もちろん良いのですが、地元仙台だけでも紅葉風景は大変なものです。
仙台の観光地を循環する「るーぷるバス」です。
地元なのにこれ乗った事ないんで、一度乗ってみたいんですよね。
地元だから全然仙台の街を眺め切れてないという所もあるし。
光のページェントとかいいなぁ。
美術館の近くなのか、色とりどりの紅葉が花開いていて毎年ここは驚かされます。
紅葉だけを撮影に来るというより、美術館に行った時に立ち寄るというのが良い流れかも知れない。
紅葉の中、人々が静かに歩を進めていく。
しんみり、良い季節です。
EF 50mm レンズは、画角もとても好み。
風景を切り取るというのが写真なら、50mmはまさにその申し子という感じがしますね。
私は、ことレンズ交換式カメラにおいては、完全なAPS-C生まれのAPS-C育ちなので、50mmと言われたらこの画角しかありません。
フルサイズは、1/1.6倍のワイドコンバーター式カメラという認識なので、いやEF-Sレンズ使うからいいです、という感覚なのです。
このあたりは、まさにもう生まれと育ちの話なんですよね。