今回の記事では、もりもりゲーム日記を書かせて頂きたいと思います。
■個人的に大ヒットホラー!
「死印」
ホラー史上初のS級ゲーム!!
個人的にとんでもない大ヒットのホラーゲームが出てきました!!
結論から言うと、他のめちゃ楽しいゲームを全部一旦止めて、これにかかりっきりになり、個人史上最高速度でプラチナトロフィー獲得まで突っ走ってしまうほど気に入ったゲームになりました。
お気に入りランクは、ホラーゲームとしては史上初の「S級」となり、自分でもビビっています。
死印は、完全新規のジャパニーズホラーという、なかなか手の出しにくいジャンル。
しかし、絵が大変魅力的だったため、それに惹かれてとにかく体験版だけやってみるか・・・とDL。
夢中でプレイしてしまい、翌日には製品版を購入してました。
AVGではあるのですが、重要アイテムや、隠された進路を探す「探索」シーンがシンプルでとても面白い!!
基本的に意地悪は無いのですが、自分の思い込みや、探索ポイントの見逃しでハマる事があって、ハマると結構時間食うけど分かるとサクサク・・・そう、昔のAVGゲームみたいな感覚なんですよね。
このゲームは、ジャパニーズホラーなんですが、よくある「日常が崩壊してゆく恐怖」をゆっくり描くタイプではなく、「理由はどうあれ、体に刻まれた死印のせいで、怪異の事件をすぐ解決しなければ死亡」という切羽詰まった状況でゲームが進行して行きます。
主人公は、体に刻まれた死印のせいで記憶に障害が出ていて過去が分からない。
この「記憶が無い」というのもよくある手法ですが、これは、過去を持った主人公を独走させず、一時的にでもプレイヤーと同じ目線に下げられるので特にホラーでは有効でしょう。
ちなみに、主人公の見た目をちょっとだけでもカスタマイズ出来るのは面白い。
記憶が無い主人公が、どうやって「死印」の情報をつかんで行動するんだよ?と思われるでしょうが、そこはちゃんとナビゲーター役がいてくれるのです。
主人公は、体に刻まれたシルシ「死印」のせいで、記憶が欠落してしまうのですが、直前まで心霊系を研究している「九条」さんの屋敷まで来ようとしていた・・・というところまでは類推出来る状況にあり、まぁ屋敷に入ってみると・・・。
そこに、このゲームの正ヒロインとでも言うべき「メリイ」という生きている人形(!!)がいます。
メリィは死印の知識をある程度持っているため、彼女の助言で物語は進む形になるわけで、作品のコア部分を担う存在となります。
このメリィ、生きている人形などという異質な存在であるため、色々怪しいのではありますが、何しろ主人公が置かれている立場が「へたするとあと数時間で死亡」という緊急事態のため、深く考えてる暇がありません。
うわー怪しいけど、時間ないからまぁいいや!!というのは、この物語の全編を通して用いられている手法であり、作者さんがホラーを知悉しているのが良く分かります。
ホラーって、どうしても精神的にネガティブな要素が入るから、プレイヤーに感情移入させ乗せる下地作りが半端じゃなく難しい・・・ゆえに作品として成立させるのは最高難度のジャンルだろうと思うんです。
万人受けは最初から捨てて、気に入る人だけ狙いになるんだろうけど、私はこの作品、とても気に入りました。
あと、重要な点ですが、このゲームは本当に怖い!!
私は、ホラーへの耐性は通常の方よりもかなり高い方だと自負しているのですが、衝撃的なシーンや怪異との対決では、怖くて呼吸が乱れてしまった事を書き記しておきます。
これは、ホラーに弱い人は、正直手を出してはいけません。
何が怖いって、このゲームにはフォーマットがあって、まず、死印を刻まれた被害者は主人公だけではないのです。
とりあえず、九条さんの屋敷を根城にして行動する主人公ですが、物語は章立てになっており、その章ごとに死印を刻まれた被害者が助けてを求めて屋敷に来るようになっています。
死印ってのは、どうやら、その被害者によって違った「怪異」が刻んで行くもので、その怪異の調査(探索)をするのが章の大部分。
最後に怪異と対決するまでが章の流れです。
そう、事件をうやむやには終わらせず、怪異をしっかり描いて、しかもその怪異と対決させられてしまう!!というのが大きな特長の一つでもあります。
対決って、まじか!
しかもこの怪異のデザインよ!! もう奮いに奮っていて、まじめに怖いっっっ!!
それとの対決なんて、ホラー耐性が比較的高いはずの私でも涙目ですよ。
対決と言っても、運ゲーだったり、反射神経無いとダメとかじゃなく、探索をきちんとやってる分かる、怪異の弱点の答え合わせみたいなものなので、難しくてイライラのあまりいつの間にか全然怖くなくなるという、ダメホラーゲームのようにはなっていません。
しかも、主人公とその章の被害者のペア行動が基本なので、妙にテンポが良くて楽しかったりする。
(1)主人公が骨だけの傘を広げる
(2)そこにその章の被害者がビニールシートを被せる
※行動内容の意味は探索してるうちに分かります
(3)行動開始!! 怪異の攻撃を何とか防ぎ切る
みたいな感じですね。
ちなみに、クリアしてから気が付いたのですが、怪異との対決では二通りの結末にする事が可能です。
怪異を「破壊」するか、「救済」するかです。
概ね、破壊の方が簡単なので、私も破壊しまくってました。
しかし、破壊してるとストーリーがえぐい、えぐすぎる方向に進みます・・・。
具体的にどうエグイのかは割愛させていただきますが、キャラクターに感情移入してると、毎回ニーアオートマタみたいな感覚に・・・。
逆に、「救済」すると、おお、これくらいなら程よい感じかなぁ・・・というホラーゲームで済みますぞ。
エンディングも変わるので、破壊か救済かはお好きな方で・・・。
このゲームはキャラクターも魅力的。
近年のゲームでは珍しい、短期決戦タイプのゲームなので、話は長くはありません。
相対的に、キャラクターの登場期間も短くなってしまうのですが、誰もかれもが印象に残るガッツ溢れるキャラです。
まぁ、色々なタイプが揃っているので、好き嫌いは結構出て来るかも知れないですね。
ちなみに、絵の魅力も、まさに100点満点。
シャープネスをギチッと利かせた鮮烈な画風は、心を捉えてくれます。
ホラーでこんな魅力的な絵、見た事ねぇ!!
すげぇ・・・。
絵ばかりでなく、シンプルで楽しい探索、ぶちこまれる恐怖の怪異との直接対決。
こういうホラーをプレイしてみたかった!!というまさにストライクゾーンに剛速球が投げ込まれてきた感じ。
プレイ時間は、探索でハマってもなお短め(私はプラチナトロフィーまで20時間ちょいくらい)ですが、そこはマイナスではないです。
逆に引き伸ばし無しで来てくれてありがたい。
ちなみに、前述したメリイや、九条サヤについては、あえて直接は描かないけれども深いストーリーが想像できるように作られていて、クリアしてから色々考えているうちに、「あっ!!そうか」と思える点が続々と出てきました。
まともに描いたら、感動物語になってしまうので、そういうのは避けた!!感があって、気づくと拍手喝さいの快作。
書かない事で広がる世界があることを、あらためて思い知った次第です。
こういうので良い、を超えた、こういうの「が」いいんだよ、こういうの「が」!! まさにそういうホラーと出会えました。
■イース8/PS4版
ついにダーナ登場!!
ヴィータからのリモートプレイで続けている「イース8/PS4版」
ついに、個人的に史上最高のゲームヒロイン「ダーナ」登場まで来ました。
ヴィータ版では、プラチナトロフィー獲得するまでかなり長くプレイを続け、周回プレイもしてましたが、ダーナは個人的に最高のヒロインというだけでなく、本作品の主人公をも担う割には登場がかなり遅くて、毎回この(3Dで)初登場シーンは、助走つきまくった状態になるから、嬉しくて目が潤んできます。
イース8は、ヴィータ専用版も十分に凄いのですが、PS4版は、解像度がとにかく高くてキャラクターを緻密に描画してくれるから、ダーナもディテールまでしっかり描写出来ていて笑顔。
ヴィータ専用版もPS4版も、同じヴィータでのプレイですが、さすがPS4版は、絵がリッチ。
エタニア王国なんて、アンチャーテッド感がさらにアップしてますな。
ちなみに、家族に電源ブチ抜きされて、HDDの修復をしなければならなくなり、そのついでに大画面プラズマテレビで直接プレイしてみましたが、個人的には、ヴィータからのリモートプレイじゃないともう逆に操作しにくくてやめてしまいました。
ニーアオートマタもそうだったんですが、PS4のコントローラーって世界で一番良いコントローラーじゃないですか。
それにも関わらず、もうヴィータのコントローラーに体が慣れに慣れ切ってしまっているため、世界一のPS4よりも、ヴィータの方がプレイしやすくなってしまった自分に驚愕。
PS4コントローラーだと、デカすぎて、スティックとか回しにくい(と思えてしまう)。
普通は逆だけど、PS4ゲームは、必ずヴィータでないとプレイしたくないから、自分的には今の方が良いな。
ただ、全てがPS4版の方が上なのか?というと、ヴィータ専用版の方が魅力的という点も多々ある感じ。
たとえば、ワクワクがさらに止まらなくなる、イース8の良さを象徴する一つ、島の北部への冒険開始シーン。
ジャンダルムの山頂から、未知なる土地を見下ろす印象的なシーンですが、PS4版はこれ。
遠景を表現するのに、普通にGPUのパワーでもやをかけてますよね。
これはこれで綺麗なのですが、個性が無いです。
ヴィータ版はこちら。
PS4のように、パワーあるGPUに頼れない分、デザイナーさんが知恵とセンスで頑張って雲が渦巻く画を重ねて壮大な景色を表現しています。
個人的には、GPUのエフェクトなんか、誰やっても同じ結果にしかならないから、こういうアイディア勝負の方が作品を魅力的にしてくれるかなぁ・・・などと勝手に思ったり。
これもヴィータ版のグラフィック。
ヴィータは、確かにPS4と比較すると解像度は低いし、GPUのエフェクトに頼れる幅は狭いのですが、それをアイディアでカバーして美しいシーンを表現してくれるソフトが数多い。
これって、ショボいという事じゃないんですよね。
昔の特撮映画を見ているような、そういう手作り感溢れる「おお、そういう工夫があるのか!!」って感動が熱いわけです。
ヴィータ大ファンの私なので、ちょっとひいき目も入っているでしょうが、ヴィータ大好きじゃああああああ!!
■スーパーロボット大戦Vも5周目!!
ついにサラ子が撃墜王に
スーパーロボット大戦Vの5周目も淡々と続けています。
途中から一番のお気に入りになってしまった、クロスアンジュの「サラマンディーネ」こと「サラ子」(逆)。
イース8のダーナもそうですが、超良ヒロインは登場遅いのが流行なのか??というくらい登場遅い。
撃墜王にするのはなかなか時間かかったんですが、ついに1072機で、長らくトップだった主人公(叢雲)を超えてトップに立ちましたー。
撃墜王になると、インターミッション画面にキャラグラフィックがでかでかと表示されるのです。
というわけで、今回はこのへんで!!