EOS KISS Mに、早くも史上最高度数でぞっこんの私ですが、自分に合うようにキーカスタマイズ出来る範囲もなかなかに広く、超小型の中堅機を手にしたような感覚で使えています。
先日、一旦設定をしてみたのですが、本格撮影を開始してみて「こうだったらもっと良いな」と思うところが出て来たので、設定を変更してみます。
私はマニュアルモードを常用しているので、絞りとシャッター速度を変更するモード切替用キーはかなり重要な部分です。
初期設定の通り、カーソルキーの「上」をそのままにして使用していたのですが、親指AFもやってるので、親指の移動量がバカにできないくらい大きく、咄嗟の操作がしにくい事を実感しました。
そこで、従来までISO感度変更に割当ていたM-Fnキーを、絞りとシャッター速度の切替にしました。
ダイヤル操作する人差し指をそのまま使えるので、各段に楽になりました!
一眼レフEOS KISSの「Avボタン」も良いのですが、背面からトップパネルに操作系を移植する、というのは、EOS Rでも試みられている次の時代のものであり、アリかなぁと。
逆に、ISO感度は、カーソルの上に持って行きました。
EOS KISS Mのバッテリーが想定以上にもつのが分かって来たので、カーソルキーの下に割当していた、「モニタ消灯キー」は一旦取り下げて、ここに「拡大」を割り当ててみました。
この拡大が快適の上の快適!!
写真では液晶モニタを使用しておりますが、EVFで見ながら、「あれっ、この被写体の細部もっと確認したいなぁ」という時にパッと拡大出来るのは快適快適。
一眼レフのフィーリングや光学ファインダーの気持ち良さ、目の優しさの価値は不滅ですが、電子ビューならではの高機能さはもうごっついですね。
特に拡大系は、光学ファインダーでは踏み込めないゾーンであるので、ミラーレスにした意味がドドーンと押し寄せます。
拡大ですが、単に拡大するだけならそんなに騒ぐほどでもないですが、EOS KISS Mは、まるでスマホみたいに指でスラスラスラーと像を移動できます!!
これがもう武者震いが来るくらい便利で快適。
光学ファインダーの良さはもちろん大変あるけれど、それに拘泥していては、この便利さは手に入らなかったなぁと。
全般的に、EOS KISS M (キヤノンEOS M全体?)は、タッチパネルとハードウェアのハイブリットっぷりが見事で、新しい時代のカメラ感がとにかく凄い。
あまりにも気が早い話ですが、もはや買って良かったどころの騒ぎではなく、買わなかったら泣いてた!くらいEOS KISS Mは心にドストライクです。
早く次の撮影がしたい!!