2018年10月14日日曜日

EOS KISS Mで、紅葉の蔵王へ(1)

いよいよ、EOS KISS Mを携えて、紅葉の蔵王へ行って来ました。

山頂付近の紅葉を目当てに行ったものの、残念ながらその目当ての紅葉は良くなかったものの、早朝の蔵王の景色は本当に素晴らしいものでした。

あと、EOS KISS Mは、過去最高に撮りやすいカメラとなっていて、驚くばかり。

今回は少し山を登ったり歩いたりもしてみたのですが、どんな時もカメラが軽くて小さくて苦にならず、かといって表現力は「もしかすると、今後も特にフルサイズセンサーカメラの必要が無いかも知れない!?」と思うほどの良さを見せてくれて、大変な事になりました。


↑早朝のもやに包まれる蔵王の景色。

真冬の寒さです!

EOS KISS Mは、難しい光の状態もそのままEVFで認識できて、とにかくクオリティが高い。

色合いも自然で、応答速度とかの違いはあれども、正直言って光学ファインダーよりも楽に撮れる!!


↑美しい蔵王の景色ですが、これを撮りながら思ったのは「EOS KISS MのEVFは、正直、めちゃくちゃ凄い」って事です。

キヤノンのEVF搭載カメラとしては、横並びに標準的なヤツを搭載してるだけ・・・と甘く見ていた所があったんですが、難しい色合いや山の雰囲気も的確に「見せて」くれるので、とにかくキッチリと信頼性が高いというのが大きい。


↑一眼レフで何回も撮っている蔵王の景色ですが、EOS KISS MのEVFは、応答速度とかそりゃ電子と光学の違いはあるとは言え、そういう特性の違いを抜きにすると、全く違和感なく自然に撮れました。

しかも、EVFは、光学ファインダーとは比較にならない撮影情報を重ねて表示してくれるので、真冬の寒さとか厳しい条件の時でも素早く撮影が済ませられる!!

でかくて視認性に優れた電子水準器も表示されるので、傾きなども容易に分かるし。


↑今回は、いつもあまり行かない、神社の方向にこだわって撮ってみました。

とにかくカメラが負担にならない。

PowerShot Gなら、もっと負担にならないのですが、APS-Cレンズ交換式カメラでこの軽さは夢のよう。

本体だけなら、あのミニ一眼レフ伝説名機のEOS KISS X7も軽かったのですが、レンズシステム全部込みで軽いのは新感覚。


↑避難小屋を撮ってみました。

難しい光の加減も、EOS KISS MのEVFは見たまま撮れるので、本当にラクです。


↑避難小屋の裏から登山道を下って行きながら撮影。

高山植物越しの蔵王の風景ですが、こんなに楽々と撮れるカメラは生まれて初めてと言って良いです。

EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMレンズは、とんでもなく良いです。

あと、EOS KISS Mは、バリアングル液晶で、思いっきりハイアングル撮影が軽く出来る!!


↑蔵王のお釜を横から初めて撮影。

これ、木々の枝の間から、バリアングル液晶を活かして思いっきりハイアングル撮影したのですが、EOS KISS Mのハイアングル撮影は正直すさまじい威力。

カメラがとんでもなく軽いため、足元が悪い所でも限界まで手を伸ばせる上に、いざとなりゃタッチシャッターも何でもやれる。

この自由奔放さは、カメラが少しでも大きく重たくなると、途端に「体力消耗」というレッド・ランプが点灯して来るので、だんだん気も重くなるもの。

フルサイズセンサーのEOS Rが欲しい一方で、「Mがこれだけ素晴らしいとなると、Mだけでもいいかも」という気持ちもムクムクして来ます。


↑山頂付近では、一番、登山道の脇の高山植物が美しいという感じでした。

EF-M 15-45と織り交ぜて、EF-M 55-200レンズを使ったのですが、どちらも破格の素晴らしさです。

特に、55-200は、200mmという望遠なのにふんわり軽い!!という画期的なレンズで、山に強いんじゃないか?と予想したら、ホントに劇的に強かったです。

画質も良く、ガッチリした風景撮影も、正直、ぶっちゃけ、フルサイズセンサーなくとも大丈夫と言える・・・というか、2400万画素のキヤノン最新プロセスAPS-Cセンサーは、信じられないくらい精密です。


↑いかんせん山なので、レンズ交換できない時のために、PowerShot G9X Mark2も同時に持って来ています。

G9X2をモデルにして記念撮影もしてみました。

記事は(2)へ続くのですが、EOS KISS MとEF-Mレンズの実力の高さには脱帽するばかりでした