あまりにもEF-Mレンズが快適を極めているため、まだ使っていなかった「EF EOS-M(マウントアダプター)」ですが、EOS Rにも触発されて、いよいよ使用開始することと致しました。
↑EF EOS-Mですが、これはハンパじゃないです。
全てのEF/EF-SレンズをEOS KISS M (EOS M全機種)に形だけ装着するわけではなく、8ピンの電子接点をシッカリ備え、そもそも先進の機能を備えているEF/EF-Sの能力もそのままインポートされるわけです。
単なる「接続金具」ではない、インテリジェンス・モジュールという感じです。
ただし、EF/EF-Sは、ミラーレス用に専用開発されたEF-Mマウントよりも電子接点が少ないため、EOS KISS Mの先進の能力の何かに制約が出たりするのかな??
↑いよいよEF EOS-Mを、EOS KISS Mに装着してみます。
APS-Cセンサーに最適化されたEF-Mマウントは、さすがピッタリAPS-Cに合わせていますね。
装着によって、どうなるのか?
↑で、で、でけぇ!! マウントでけぇ!!
EF/EF-Sマウントの内径は、フルサイズ・ミラーレス用に新規開発されたRFマウントと同じサイズ。
それと同じサイズが、EOS KISS Mに装着されたらどうなるのか?
その模範解答がこれである。
いやーーーー、体のとびきり小さなEOS KISS Mに、EOS Rと同じサイズのマウントつくと、なんかもう超巨大口径マウントに見えますね。
あのミニ一眼レフの名機EOS KISS X7もマウントが大きく見えましたが、EOS KISS Mは、もはやマウントが本体からはみ出す程のデカさ。
この非日常感よ、なんか燃えてきますね。
↑EF EOS-Mには、金属質でガッチリ強固な三脚座が付いていますので、取り外します。
小さなパーツなのに、重量級のEFレンズ装着を想定しているため、ずっしりしててトンカチで叩いても壊れないんじゃないかという勢いの硬さがあります。
↑事前にヨドバシカメラにて確認して購入させて頂いたわけですが、EF EOS-Mを装着すると、EOS KISS Mは一気に一眼レフくらいの奥行になってしまいます。
が、元々のEOS KISS Mのデザインが清楚なので、マッシブな変化はとても新鮮で楽し気なものがあります。
とにかくカッコ良いからOKという感じです。
↑最初に装着するレンズは何とするか?
それはもう決めていて、個人的には、キヤノンを象徴するイメージキャラクターレンズだとも思っている、EF 50mm F1.4 USMです。
このレンズはもうリニューアルしないで、貴重なカメラ文化遺産として永遠に残すべき、そんな勢いすらあります。
実際、RF 50mm F1.2L USMや、EF 50mm F1.2L USMなど、微妙にこのレンズのリニューアルを避けて、高級・高性能タイプが開発されているのが面白い。
今からなら、RF 50mm F1.4 USMの登場はアリだろうなぁとは思いますが。
↑EF 50mm F1.4 USMのこのド迫力どうですか。
ミニ一眼レフの名機EOS KISS X7もそうですが、体の小さなカメラというのは、とにかく体の小ささが幸いして、どのレンズも相対的に大きく見えるわけで、簡単に迫力が出せるのが良いところ。
↑EF EOS-Mを外す事も想定し、キャップと三脚座をミニポーチに入れて持ち歩く事にします。
↑EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMと、EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMをポーチに入れて、EF EOS-Mのキャップ&三脚座もポーチに入れて、手提げ袋で持ち歩きます。
じわじわと荷物が増えているのですが、総合的にはとても軽くて問題ありません。
幸運にもEOS Rを導入する事が出来たなら、荷物感は、一眼レフの時に逆戻りしてしまう事でしょうし、EOS KISS Mのこの圧倒的な軽量荷物感を行ける限界点まで楽しみたいと思います。
次回、実際の撮影(実写)編につづきます。