しかしまだまだパワーがあり、特に、低消費電力向けのCPUに対しては、たとえそれが最新世代のものであっても圧倒的大差で2630QMが快適という状況です。
では、今のゲーミングノートPCに搭載されているCore i7-8750Hとはどれくらいスペック差があるのか?
気になるのでちょっと比較してみました。
モバイルCore i7比較 | ||
項目 | 2630QM | 8750H |
プロセスルール | 32nm | 14nm |
物理コア数 | 4 | 6 |
論理プロセッサ数 | 8 | 12 |
クロック | 2.0GHz | 2.2GHz |
最大クロック | 2.9GHz | 4.1GHz |
L2キャッシュ | 256KBx4 | 256KBx6 |
L3キャッシュ | 6MB | 9MB |
メモリ | DDR3-1333 | DDR4-2666 |
メモリ帯域 | 21.3GB/秒 | 41.8GB/秒 |
TDP | 45W | 45W |
内蔵GPU | HD3000 | UHD グラフィックス 630 |
特に、物理コア数は第7世代まではずーーっと4が最高で、ようやく8750Hの世代になって6に増加したくらいで、紆余曲折を感じさせますね。
当時は、今頃は64コアとは言わないまでも、最低限でも8コアにはなっていて、上位は16コアか32コアくらいは行ってるであろう・・・とか思っていました。
その代り、ZenFone max plus M1などの優秀なスマートデバイスが低価格で買える世の中になっているので、とんでもない未来にはなっていますが。
ともあれ、この8750Hは、2630QMから見ても、買い増しをするに値するハイパワーなのは確かな事で、搭載ゲーミングノートPCは極めて魅力的でいいなぁ。