今回の記事は、愛車のアイちゃん日記ですが、今回は初めての体験「ディーラーさんの定期点検でリフトアップ見学」について書かせて頂きたいと思います。
↑今回は定期点検のために、三菱ディーラーさんに大切な愛車のアイを入庫させて頂いたのですが、テーブルの上にてASUS E203MAを使ってちょっと勉強しながら待っていると、なんと整備士さんにお声がけ頂きました。
↑なんと、リフトアップした愛車の下回りを担当整備士さんと一緒に見られる事になったのです。
いつも地面に寝転がって下回りを覗くばかりだったので、これはかなり嬉しい機会を頂けました。
見学OKの合図をもらった後、あわててPowerShot G9X Mark2をひっつかんでサービス工場へGo!!
おーーーーーアイがリフトアップしとる!!
写真撮影の許可も頂けたので、パチパチとG9X Mark2のシャッター切りまくり。
マニュアルモードだと時間食って迷惑になりそうだったので、モードダイヤルを[AUTO]に合わせました。
↑さすが業務用のリフトは造りがすごい!!
アイの下回りも見やすい!(そりゃそうだ)
↑リフトって、単純にクルマを上に上げるだけなのかなと漠然と思っていたのですが、実際は整備作業のための安全性を考えられた機材で感心。
リフトの間には、レールで前後にスムーズに可動する、シールドのようなパネル(?)が付いていて、整備士さんを落下物から防護するように出来ているんですね。
シールドパネルをスライドさせながら、下回りに入って頭上を確認する・・・というような感じでした。
↑アイの下回りですが、樹脂製のアンダーガード(フロアガード)で覆われていて、ちょっと大げさな言い方をするとレーシングカーの製作途中みたいな感じです。
良い悪いではなくて、明らかに他のクルマとは異なる風景なので、見ていてドキドキしますね。
↑さすがにパイプ類には錆が浮いてしまっていますが、フロントからセンターエンジン部分へ延びるパイプ類がSFというか機械生命体っぽい。
エンジンルームを狭くしないため、ラジエーターがフロントに設置されているため、パイプを大きく取りまわさないといけないです。
元々アイは、今後のすべての三菱自動車のプラットフォームになる原型として新規開発されたため、現在では絶対にできない採算度外視の高コスト設計。
軽自動車でのガンダムみたいな感じのクルマです。
ところが、そりゃーそうだろうと思うけど、作るのにお金かかり過ぎるとか、運転うまい人専用のミッドシップレイアウトをファミリー全車展開の無茶とか、もろもろあってあえなく展開は中止。
(※アイベースのパジェロミニなど、心が燃え出すほどのスーパーマシンも試作された(事実)けど、値段が高すぎる(など)でお蔵入り。)
アイのプラットフォーム全車展開は失敗して中止され、結果として、プロトタイプ・ガンダムたるアイだけが残るという、とんでもない展開になったわけです。
アイがもしも欧州車だったり、トヨタ車であったならば、この一連のすさまじい流れは語り継がれる日本車の歴史1ページに輝くエピソードとなったでしょうね。
↑これがアイ自慢の、ミッドシップ専用開発(当時) 3B20 MIVECターボエンジンのシリンダーブロックです。
後部座席の下に潜り込んだレイアウトだというのが分かります。
いつもクルマの横に寝そべって、下から手を入れて水拭きはしてはいるのですが、手がとどかない部分が多いねぇ・・・。
↑走行距離が6年で12万キロ軽くオーバーなので、これからガタが来ることも考えられますが、とにかくまずは人様の安全第一、次にアイを全身全霊で大切にして乗って行きます。
どこまでもつかなぁ・・・。
ちなみに大切に乗っていた結果、夏タイヤも冬タイヤも12万キロで一回も買い替えはしていません(溝があんまし減らない)。
さすがにすり減りより先にゴムが劣化しているという。
これから先どうなるか・・・。
クルマに乗ると必ずお別れがあるので今から泣きそう。