2019年4月27日土曜日

雨の中、珍しい緑の桜「御衣黄」や、地面に逆転したような桜風景を撮影

いよいよ10連休ですが、月曜日から普通に仕事なので、まぁ普通に勉強したり写真撮ったりする日になりそうです。

そんな中、雨が降っていましたが、仙台の三神峯に桜の名残を求めて写真撮りに出かけました。

↑カメラは、PowerShot G9X Mark2のみを持って出かけました。

このカメラは、とにかく優秀です。

作品用のメイン写真機と、日常のメモ用カメラの両方を兼任できて、使いやすくてしかも美しい・・・言うなればスーパースター級の優秀機です。


↑三神峯に来て瞠目させられました。

桜が散って、さらに雨になったからこそ生まれた風景。

空に満開咲き誇るのではなく、逆転して、まるで地面に満開咲き誇るかのような景色にしばしみとれてしまいました。


↑雨と言いますが、今朝の景色は雨でなければとても撮れない景色です。

雨粒の重みで、桜が地面に降りてきていて、さらにそこに広がる桜の絨毯を背景にした写真が撮れるのはこのタイミングだけ。

傘を片手に、PowerShot G9X Mark2を振り回して夢中で写真撮ってました。


↑散った桜だけでも美しいですが、雨粒のおかげで、花の色がしっとりと強調され立体感も醸し出されています。

やはり普段は空にある桜が、地面に降りてきているというのが大きく、これからは雨の桜撮影を最初から頭に入れておきたいところです。

オールマニュアル撮影なので、雰囲気はどうとでも思いのまま写せるのですが、雨の静寂を表現するつもりではないので、あえてぱぁっと明るめに撮ってみました。


↑とても珍しいとされる、緑色の桜「御衣黄(ぎょいこう)」です。

この桜、お花見シーズンが終了してから静かに咲くので、全然気が付かない方も多いみたいで静かに見る事が出来て嬉しいです。


↑雨のお陰で、緑が鮮やかに水際立ってくれて笑顔。

PowerShot G9X Mark2の描写力も優しくて好ましいです。

デジタル時代になり、とにかくゾリッと尖鋭な学術用途の機材みたいなのが持てはやされていますが、それはそれで一見識なものの、G9X Mark2はふんわり柔らかいレンズ描写なので、偶然かも知れませんが、うまくデジタル臭さを取り除いたザ・写真機みたいな描写を生み出しています。

レンズ交換式カメラだと、EF 50mm F1.4 USMとか、EF 20mm F2.8 USMあたりが、対デジタル防御レンズとなっていますね。


↑真っ暗になるほど逆光になるアングルを選んで、内蔵フラッシュを直射感もろ出しになるように当ててみました。

こういうわざとらしいのもいいかな。


↑愛車のアイの姿も撮影してみました。

傘を片手に楽々と快適に撮れるカメラなので、風雨の時は厳しいですが、静かな雨の時はむしろ嬉々として持ち出して写真撮影したくなりますね。