ソニーのHeadphones Connectで簡単接続
ソニーのワイヤレスイヤホン(ヘッドホン)は、Headphones Connectというアプリを使うとまるで有線イヤホンのように簡単に接続する事が出来ます!!
↑最初はスマホのXperia 10 IIとペアリングしてみました。
イヤホンとXperia 10 IIをくっつけるだけで登録できる超簡単スムーズ仕様でちょっと感動。
しかもちゃんとカラーもアイスグリーンになってくれて「おお!!」です。
装着したままで通話が可能なので今後かなり活躍してくれそうです。
↑ただ、音楽を聴くのはどうしてもウォークマンにしたいので、すぐにウォークマンA100にもペアリングしました。
理論上は、ワイヤレスであれば、全ての処理をイヤホン側が行うため、ウォークマンだからといってスマホを超える音にはならない...はずなんです理論的には。
でも実際には、ハイエンドのWF-1000XM4では、ウォークマンが一番音が良い(スマホは出力が高いのでボリュームは上がるが、上げるとうるさくて頭が痛くなるので低くしなければならない、そして低いと物足りない。ウォークマンはリニアに音が力強くなり不快感が全くない!)
WF-C500は、WF-1000XM4と異なり、ハイレゾ伝送できないのでもしかしたら差は少ないのかも知れないけど、やっぱウォークマンで聴きたい。
音は十分に美しいが、まだまだこれから
最初に言いますが、イヤホンは新品がいっちばんショボいです。
はっきり言って、新品なんか、良いも悪いも何のアテにもなりません。
なぜなら、ここから50時間、60時間と聴かないと、機器のアタリが付かない=設計想定の音にならないのが分かっています。
つまり今日だの明日だのではWF-C500の本当の実力は発揮されない、これからどんどん良くなって行くわけです。
それを踏まえた上での感想になります。
↑どうしても一番最初に聴きたいのは平林純さんの歌だったので、平林純さんでガッチリとWF-C500の「生まれたての初期状態の音」を確認しました。
エイジングが進んだWF-1000XM4で聴き慣れた状態から、生まれたてのWF-C500だったので、音が明快に軽くて物足りない...ムムっとなったのですがこれは単純に相手が悪い。
WF-1000XM4からいきなり切り替えるとさすがに不利ですが、WF-C500そのものは十分に美しいです。
まず言いたいのが、ソニーの音の美点である、変な癖や盛りのない素直で聴きやすい王道の音です。
体調の変化に強い、本当に良い音という部類だと思います。
↑新しい音響機器を買ったら必ずリファレンスとして聴く、アンジェラ・アキさんの「レクイエム」も勿論聴きました。
WF-C500は十分に満足出来る音でした。
音は映像などと異なり、人によって聴こえている音が異なるという激甚な特性があるため一概には言えないのですが、万人が良い音だと思えるでしょう。
音の一つ一つが鮮明で、程よい距離感でキラキラと踊っています。
↑しかも、聴けば聴くほど耳も慣れてくるので、どんどんと楽しくなって来ます。
安いと言っても1万円もするので、イヤホンとしては結構高いものなんですが、ソニーの音がバッチリ楽しめる完全ワイヤレスイヤホンとしては破格の安さです。
しかも、ここから数十時間と聴いて行くほどにドンドンと音は向上するのは分かっているので、成長の楽しみもあります。
1万円でここまでやられると、2万円台の製品が厳しいんじゃないかな...
ソニーはそれが分かってて今までやらなかったけど、他社との競争もあってそうも言ってられなくなったのかな。
でもその競争のお陰でこういう良い製品が生まれるのだから、競争ってすげぇよなって思わされますね。
ちなみに、WF-1000XM4との差は、音の良し悪しよりも機能の豊富さの違いが結構大きい。
正直、WF-C500も十分に音は良いので、音はもうこれで大丈夫なんではないかという所ありますが、機能の差がかなりあります。
ノイズキャンセリングが無い、外音取り込みが無い、咳払いやしゃべりで音楽を自動で止めて外音を取り込める「スピーク・トゥ・チャット」が使えないなど。
もしこの機能が必要なら、WF-C500には無いので注意です。
この機能が必要ない、あるいは別のイヤホンでもう持っているから大丈夫、となれば、WF-C500はもう待ったなしの素晴らしい魅力です。