2024年8月18日日曜日

(音楽) WH-CH720Nを有線(3.5mmシングルエンド)で使ってみた!!

ソニー製ワイヤレスヘッドホンの中堅モデル「WH-CH720N」ですが、なんと!! 3.5mmシングルエンド接続での有線ヘッドホンにもなります。


というわけで、有線ヘッドホンとして使ってみました!!


3.5mmシングルエンド接続のオーディオケーブルが付属!!

有線ヘッドホンになるというけど、どうすればいいの??という話ですが、「電源オフのまま、ケーブルを接続するだけ!!」でOKです。

電源をONにしてしまうと、インピーダンス(抵抗値)がOFF時の31Ωから10倍を超える325Ωに増えてしまうので、Xperiaに有線接続する時はOFFがよろしかろうと思います。


↑3.5mmのシングルエンド接続オーディオケーブルが付属してくれるので、WH-CH720Nを買っただけで何も困らずにXperiaなどと有線接続可能!!これは大きいしありがたい。

ただ、この付属ケーブルの音質については微妙。

写真は左側が付属品、右側がハイグレードケーブルです。

見た目からしてかなり違う...

まだケーブルのエージング時間ゼロなので、ケーブルの音質については断定的な話は出来ないのですが、さすがにソニーブランドとは言えども、あくまでも「お試し版」のカテゴリーは脱していないかなぁというところ。

音が若干モコモコしてて、ソニーのハイグレード版オーディオケーブルと比較すると、あからさまに差がついています。

同じ3.5mmシングルエンドでも、MDR-1AM2に付属して来るケーブルはそのまま最前線で使える実力でしたが、こちらは、エージング次第でしょうけど、主な用途としては、ワイヤレスでの電池消耗を抑えるための、つなぎかなぁと。


↑付属ケーブルは、音質を追求するというよりは、一も二もなく「電源を入れなくとも使える」という特長をWH-CH720Nに与える役割が大きく、ウェポンという感じではない。

どっちかというと、確認用途、バッテリーの消耗を抑えたいタイミングで音楽を聴きたい時など、用途の幅を広げるための拡張パーツという感じですね。


ソニーのハイグレードケーブルにおいては、さすがの音質!!

オーディオケーブルは一般的に「良いもの」だとかなり高価なのですが、ソニーは、高級ブランドというイメージがあるかも知れませんが、そういう世界から見ると、大逆転してめちゃくちゃな良心価格だったりします。

無酸素銅などを使用した、ハイグレードの3.5mmオーディオケーブルも5000円ちょっとで買うことができます!!

↑ソニー製のハイグレードケーブルでWH-CH720NをウォークマンA300と接続。

この段階においては、さすがにワイヤレスを超える音質を奏でてくれます。

ただ注意しないといけないのは、プロ用のスタジオモニターヘッドホン「MDR-M1ST」や、高性能リスニングヘッドホン「MDR-1AM2」の24Ωと比べて、このWH-CH720N(電源OFF)は、インピーダンスが31Ωと少し高く、つまり、それらのヘッドホンよりもボリュームを上げないと同じ音量では聴けないです。

興が乗ってきて、良い音だからと言って、過剰にボリュームを上げまくると難聴になってしまう危険性があるので、そのあたりはバランスを取りながら聴かないといけないですね。

ともあれ、有線接続にもなるというのは、WH-CH720Nの圧倒的なアドバンテージでもあります。

特にXperiaはヘッドホンで大化けするタイプなので、この機材の広がりは通り一遍ではないパワーアップになること請け合いです。