しかも、PSP2は、嬉しい事に闇雲に性能を追究するだけのモンスター機にはならず、WILLCOM 03を始めとするスマートフォンや、ご存じアップル社のiPhoneを意識した造りになるみたいなんです。
[PSP2やPS4に関する話のニュースソースの一つはこちら]
WILLCOM 03を使っていて感じるのは、ゲームの性能はPSPとは比べようもなく低いものの、WindowsMobile搭載なんでマルチタスクがしっかりしてるし、性能の許す限りではありますが、無線LAN経由でのNASの利用さえも自由ですし、何と言っても優秀なフリーのアプリケーションが沢山あり、本来の電話やメール機能も加えれば、ノートパソコンが不要とすら思える自由度の高さが魅力です。
PSPは、確かにゲームは非常に高度だし、ビデオは480x240ドットのH.264を軽々と再生出来るし、音楽もファイルコピーだけで自由に利用可能など、とにかく重たい処理がやたらと得意なのですが、その反面、得意分野以外は出来ない事だらけ、というバランスの悪さが弱みかも。PSP2では、スマートフォンのように幅広く使える事も目指すのでしょうか。
現時点ではPSP2がどうなるか分かりませんが、どうやらタッチパネルの採用は濃厚みたいですね。
もっとも、別にタッチパネルを採用しても、私は不思議には思わないです。いや、今にして思えば、現行のPSPに採用されていないのが、むしろ不自然に思える程です。
ソニーはとっくの昔からタッチパネルを活用しているメーカーであり、ビデオカメラなんかは、タッチした場所にピントを合わせたり、明るさを合わせたりといった高度な事を、かなり早い段階からやってたりしますし、ゲーム機でのアイディアも色々と持っているはず。
それと、ついにPS4も企画スタートしたみたいですね。
プレイステーション3は、個人的にはもう無くてはならないゲーム機。ハイビジョンにおいては中核の存在です。が、世間のゲーム機としての評価は、あまり高くありません。
かく言う私も、昨年の秋の終わり頃から、ようやく、プレイステーション3に面白いゲームが沢山出ているのに気がつき、手持ちの全ゲーム機とソフトを売却して、全面的にPSPとプレイステーション3に切り替えたところです。
PS4が出るにしても、まだまだ先でしょうから、時間はたっぷりありそう。ただ、ゲーム機戦争で旗色が悪いソニーが、PS4で仕切り直しをしたいという気持ちがあるみたいで、焦って変な方向には行かないで欲しいなぁとは思います。
そのPS4ですが、現時点での進捗は、まだCPUを何にするのかをリサーチしている段階だとか?
特にCell Broadband Engineにはこだわらないようですが、そもそも現行のプレイステーション3の性能自体が極めて高く、ソフトメーカーは、むしろ未だに性能を使いこなせずに文句を言っているような段階なので、今から2年くらいの時間だとすれば、何を持って来たとしても、そうそうガバっとは変わらないのでは?
個人的には、プレイステーション3をLinuxパソコンとしてもさらに活用したいので、メインメモリだけでも1GBかそれ以上に増量したモデルが出てくれば、それで満足かも知れません。