2013年2月27日水曜日

PS4と合わせて冷静に考えるとPSVITA(ヴィータ)って史上ナンバーワンの素質あるゲーム機かも?

個人的に大ファンだからっていう贔屓目があるかも知れませんが、PSVITA(プレイステーションヴィータ)って、冷静に考えると、史上ナンバーワンの素質があるゲーム機かも知れない。

PS4が発表された今、出来ることがあまりにもぶっ飛んでいる。


(1)スマホの情報処理能力を備える
ソニーの開発力や「やる気」がまだ行き渡っていない感がありますが、ヴィータはその気になりさえすれば、その能力をプライベートや仕事の日常で発揮出来るほどの情報処理能力が備わっています。
実際にC#言語で自作アプリも作れるし、通信するにしても、電話会社に束縛されないWiFi-モバイルルーター経由で盤石です。


(2)PSPゲームが遊べる
ヴィータはPSPの後継機というよりも、「真・PSP」という気持ちで遊ぶことが出来ます。
有機ELのトゥルーな発色は、PSP開発機よりも美しいのではないかと思われますし、ヴィータの持つモバイルゲーム機史上最高の操作性で楽しめるのは大きい。

ヴィータのハードウェアキーは、これ以上に優れたものが今後出てくるのだろうか?というレベルにあります。


(3)アーカイブス最強マシンとなれる
優れた操作性と美しい画面は、PSPのみならず、そのままPSアーカイブスやPCエンジンにも引き継がれます。
PSアーカイブスは、今もって色褪せない面白さやボリュームを誇っており、むしろ最先端のゲームと組み合える素晴らしい作品が宝の山。
ゼノギアス、ブレスオブファイア4、黒の剣、天外魔境2など、ダークな表現もそのままに快適な操作性で遊べるのはデカイ。

ちなみに、ヴィータのPSアーカイブスは、PSPでは再現出来ない「640x480ドットのVGAモード画面」がちゃんと再現出来ます。黒の剣でそれを確認しています。


(3)もちろんヴィータの専用ゲームが遊べる
当たり前ですが、ヴィータの機能をフル活用した専用ゲームが遊べます。
実用アプリの充実など、やろうと思えば何でも出来るマシンだけに、これからも非常に楽しみでなりません。


(4)プレイステーション4(PS4)のゲームが遊べる!!!
やはり手が震えるくらい強烈なのが、PS4のゲームがほぼ全て遊べる!!(予定)という点です。
これは、絵空事ではなくて、PS3とPSPで開発された「リモートプレイ」の応用。
もう実用化されている技術の応用なので安心感がありますね。

ヴィータは、確かにモバイルゲーム機としては、押しも押されもしない次世代マシンなのですが、さらに「据え置きタイプの次世代マシン」の猛烈なパワーをそのまま持ち歩けるようになるわけで、どれだけ衝撃的かって話になります。

しかも、PS4は、クラウド経由で「PS1、PS2、PS3」の全てのゲームが遊べる予定であるため、そのままヴィータでも遊べるという話になるんです。


PS4はどれだけのマシンなんだよって心配はあろうかと思います。
Windowsのような巨大OSを必要としないゲーム機において、メインメモリ8GBは超大容量だし、しかもその速度は秒間176GB。
今でも高速なPS3の25.6GBともケタ違いの高速さ。
全ての処理能力の基盤となるメインメモリが金城鉄壁だから安心だし頼もしい。
これはソニーの据え置き型マシンでは初めての事で、据え置きのパワーをヴィータで持ち出すという行為もその基盤あって実用的なものとなるわけで、今後、生み出されるメリットがどんだけあるのか計測不可能レベル。

PS4は、ちゃんと有線(ギガビットイーサ)でネットに接続出来るので安定性も万全。
バックグラウンドでのアップロードのような「シェア系処理」のために、CPUに負担をかけないサブプロセッサも搭載される見込みです。

PS4は全体的に「ちゃんとヴィータさんのように性能が高くて使いやすいという方向」に進んでいるので、泰然自若として待っていられる感がありますね。

これからは、PS4でやれる事がいちいちヴィータの話につながるわけで、なんというか・・・決して一朝一夕ではなくて、ソニーがPSPの時代から地道に積み重ねてきた技術と努力が、いよいよ大輪の花を咲かせる日が来るのではないかと思われます。

2013年2月25日月曜日

その歴史約40年!! ぺんてる最古の製図シャープ「グラフペンシル」

筆記具は、親から子へ、子から孫へ受け継ぐ事も可能な一生モノの実用出来る美術品。
それを体現しているようなシャープペンシルが、今回記事を書かせて頂く「ぺんてる グラフペンシル」です。

なんと、誕生してから約40年の歴史を持つ、ぺんてる現行品最古の製図シャープなんですね!!


最古というけれど、デザインは現代にあってもかなり清新に感じられます。

クリップ設置部分からペン尻を長くとった大胆なフォルム。

濃いダークグリーンの軸色と、パッと明るい硬度表示部分のイエローの配色も弾んでいます。

書き文字の「0.5mm」のフォントの流れるような筆記体も、他ではちょっと見かけない、大いに新味があるものに感じました。


Webの写真で見た時は丸軸のペンなのかなと思ったのですが、実物はカッティングが絶妙な多角形軸になっており、多角形軸大好きな私にとっては心嬉しいものでありました。

ペン先は、一般筆記用シャープのようにおとなしいノーズ・コーン(口金)と、4mmの長いリード・スリーブの組み合わせ。


ペン尻のノック部分は、これまた大胆に細く造られています。
ノックをすると、細いゆえに接地圧が高くて指先にほどよい刺激も得られますし、硬めでカチッとハッキリした音のするノックはなんたって心地良いですね。


丸型のグリップには多数の溝が切られているのですが、この溝は抵抗力が大きくて滑り止め効果が抜群に高いものです。

ここまでクッキリと、まるで「ネジ」のような溝の切り方をしてるシャープペンって、ちょっと思いつかないくらいです。


実際に筆記してみると、軸の細さを感じられますね。
滑り止め効果の高いグリップで握り心地もバッチリ。

さすが、あのグラフ1000 FOR PROよりもさらに15年近くも長い歴史を持つだけあって、書き味は申し分なし。

製図用シャープは、優秀なペンがズラリ勢揃いするカテゴリーですが、ホント毎回感動しまくりですね。

それにつけても、グラフペンシルのような長い歴史を持つ素晴らしい筆を目の前にすると、「筆記具というものは、時代や流行に左右されない永遠に通用するもの」なのだなぁと、あらためて実感させられますね。

2013年2月24日日曜日

個人的に初の強靭芯0.7mmフリシャ機能「ゼブラ・テクト2wayブルー」

プライベートで、人様の書類作成や各種計算をちょこっとプログラム作ってやらせて頂いておったのですが、それが完了したので御礼代わりにってペンを買って頂けました。

私のペン好きが地味に伝わっていて嬉しいのですが、ここは「ゼブラ・テクト2way・ブルー(0.7mm)」を選ばせて頂きました。


定価1050円もする高額なシャープペンをお願いするのは勇気がいったのですが、「えーっXXXX(某海外有名ブランド)とかじゃなくていいの?」と言われて、ドラえもんのタケコプターくらいの勢いで頭をブルブルと振ってしまいました。

XXXX(某海外有名ブランド)は確かに素晴らしいのだけど、ここはやはり、テクト2wayのブルー軸を是非ともお願いしたいと。
(※このあたりのやりとりは、ご本人様から「ブログに書いても良いよ」と許可を得ております。)


良い意味で、日本のSFメカ的なストレートなカッコ良さを持つ「テクト2way」は、やっぱり良いシャープペンシル! 
濃い目のメタリック・ブルー塗装と、クロームおよびマットクローム加工の金属のシルバーの組み合わせは、そのイメージをさらに膨らませてくれるように感じます。


いよいよ、個人的には、フリシャ機能搭載シャープペンシルで初めての強靭芯「0.7mm」です。

かなり筆圧をかけても折れない強靭な0.7mmと、フリシャ機能の相性はどのような感じなのか。


ペン尻の天冠部分は、ブルー色のクリアパーツになっている凝りよう。


天冠部分の半透明処理もテクト2wayの特徴の一つですが、芯径を表す「07」の数字が、ラッキーセブンに見えてデザイン上の力強いポイントにもなっている印象。


ブルー軸のペンと言えば!!
日本の名筆「グラフ1000」の新型バージョン「グラフ1000CS・メタリックブルー」と並べて写真を撮ってみました。

空の青と海の青の競演という感じで、筆記具の美しさをあらためて感じさせられます。


天冠部分の処理は、もちろん好みの問題であって優劣をつける話ではありませんが、テクト2wayの方がより手間がかかっていますねー。


実際に筆記してみると、やはり0.7mmは強靭で、わざと筆圧を強くかけてもビクともしない安心感。

フリシャ機能と0.7mmの相性も抜群良いと思います。

ちょっとくらい長めに芯を出していても大丈夫なので、あらかじめ芯を長く出しておいて、フリシャの振りアクションがしづらい場面で回数を減らせるという効能もありますし!!

プリズム効果の瀟洒な八角軸ボールペン「ゼブラprismee(プリズミー)」透明

仙台のお店にて、びっくりするくらい瀟洒で、なおかつ非常に求めやすい価格のボールペンと出逢えました。

珍しい八角形の全身透明樹脂軸。
調べてみると「ゼブラ・プリズミー(prismee)」というペンでありました。


全身が透明樹脂のペンというだけなら決して珍しいものではないのですが、このプリズミーは、その名前の由来となっている「プリズム」状の構造をしているんです。

これは興味深い!!

光の屈折によって、内部のリフィルが見えなくなったり、拡散してぼやけたりするのですね。


ペンを見る角度を変えると、軸の表情がガラッと変化します!!



これはいいなぁ。

プリズム状構造によって、見る角度によってはリフィルが黒々として、一般的な透明軸のボールペンみたいにもなりますね。
いずれの場合も、プリズミーのボディは綺羅綺羅と絢爛な感じがします。


ペン尻をノックすると、ペン先が繰り出されて筆記体勢に入ります。

ペン先を収納するのは、軸の表面に飛び出してるボタンを押す仕組みです。

ボタンを押すとバネの力でペン尻がパッチーンと戻ります


サイズもデザインもかなり立派(全長142.2mm!)で、なんと定価105円でしっかりMade in Japanというビックリ仰天ペン。

もちろん使い捨てなんかではなくて、「K-0.7芯」という替芯が使えます。

105円なら芯じゃなくて本体ごと買えば?と思われるでしょうが、本体はいつまで販売されているか分からないのがペンの世界なんで、替芯が使えるというのはやっぱり購入の必須条件ですね。


プリズム状構造による虹色の発色も素敵ですね。

ただ、低コストゆえに、どうしてもメカニズムの耐久力は心配。
そこはゼブラ社を信じるしかありません。


実のところ書き味は全く期待していなかったのですが、K-0.7芯は、ごく普通にきっちりと書いて行けます。

あの馴染み深い、日本の標準的な事務用ボールペンの書き味。

八角軸の握りやすさは水準以上だし、全長142.2mmある割には9.5グラムと軽量だし、常用のボールペンとして大活躍する能力がビシッと備わっていると思います。

初代プレステのような不安と期待が交錯するPS4。重要なのはヴィータさん!!

いよいよ発表されたPS4。

「なんだこれは」って腰を抜かすくらい美しいゲーム画面が少しづつ公開され始めているけれど、やはりPS4のゲームは全部ヴィータさんで遊べる(処理はPS4側)予定というのが決定的に大きいです。

リビングのプラズマテレビ(いまもって映像美に毎日感動するパナソニックTH-P37X1)にHDMI接続が一番美しいとは思うけど、フルHDを960x544(540)ドットに圧縮してのヴィータ自慢の有機EL表示は、モニタそのものの美しさと映像の圧縮効果の相乗作用でもって、十分えらいことになりそうで、想像すると今から胸が高鳴るくらい楽しみ。


実は、PS4=日本発の家庭用・超コンピュータという多少(?)気張った前提で、家族には購入稟議を下ろしてもらってるのですが、やはりPC的な活用が出来なかった(ソニーにさせてもらえなかった)場合でも、間違いなくヴィータの応用範囲を劇的に広げるリビング・コンピュータとして押していけるだろうという算段でいます。

PS4は、PSVITAヴィータありきで、自室ではなくてリビングのプラズマテレビの下に置く予定。

手持ちの東芝の地デジレコーダー「VARDIA」がもうかなり古くなってて、PS4には、色々他のことをやりながら、ヴィータからコントロール出来る超高性能・地デジレコーダーとしても、上限なしの期待の高さ。


もちろん、初日からいきなり何でも出来るとは思ってないです。

だいいち、PSPを超える性能なのに未だにミュージックプレイヤーとしてもカーナビとしてもPSPに及ばないヴィータさんの現状を知っているだけに、PS4は、性能が高いだけでPS3のやれる事をやれない(やらない)謎のソニー判断炸裂という可能性も十分ある事は承知しているつもりです。


次世代の家庭用マシンとしては、ソニーと同じくらい好きな(生活面でも重要な)マイクロソフトも新型Xboxを用意しているだろうし、PS4が難しい立ち位置にいるのも分かります。

それでも、ヴィータがあるので、PS4への期待は高まり続けています。
これからソニーはPS4とヴィータどうしたいのかな。
この得も言われぬ不安と期待は、まるで初代プレイステーション発表前夜に戻ったかのような気持ちですね。


(追記)
なんと、ヴィータさんと来たら、PS4経由のクラウドとは言え「PS1」「PS2」「PS3」のゲームも完全に遊べるとのこと!! (料金未定)

「ぼくのなつやすみ3」は、ヴィータ版の開発を待つこと無くこの互換機能で遊ぶ事になりそうだなぁ。

あと、あと、PS4はついにシステムでスリープが可能になったぁぁ!!とのことで、ついにというか、やっとというか、なんかホッとしましたね。

それと・・・


確かに今やライセンス契約という壁が出来てしまったけど、ヴィータは、何はともあれ公式に自作プログラミングを楽しめるようにしてくれてるし、PS4もこの勢いを持続させて、色々と学べて充実するコンピュータとしての魅力も、やっぱり伸ばしていって欲しいな。


昔の家庭用ゲーム機って、闇雲に「遊ぶだけで終わらないぜ、家にあるゲーム機は実はすげぇコンピューターなんだぜって」奇妙な期待感があってこそ成り立っていた気がする。

そういう部分は時代に関係なく普遍不滅なんだろうと思います。

2013年2月23日土曜日

楽しげな青カラー!「ぺんてる グラフ1000CSメタリックブルー(0.5mm)」

あの日本が誇る名筆「グラフ1000 FOR PRO」の新型バージョン「ぺんてるグラフ1000CS・メタリックブルー(0.5mm)」をようやく手にする事が出来ました!

名前についてるCSは、クリエイターズ・スタイル(CREATOR'S STYLE)の略称となっています。


グラフ1000 フォープロは、20年単位で愛用してる方もいらっしゃる程の名筆なのですが、全身黒の色合いが全て樹脂製のように見えたりして、いまひとつ地味だなぁという印象があるのではないでしょうか。

実は、フォープロは地味なんてとんでもない、金属パーツも含めて全身をマットブラック加工した、非常に高品位なシャープペンシル。
このグラフ1000CSは、名筆と称賛されるグラフ1000の基本設計は崩さず、より元気ハツラツなカラーを実現しています!!


軟質素材の突起が並んだ金属グリップは、グラフ1000フォープロのマットブラック加工をせず、一目で金属製だと分かる煌めくシルバー・カラーリング。
ノーズ・コーン(口金)も同じくマットブラック加工を施さず、ピカピカのクローム加工でより親しみやすい感じ。

店頭で見る前は、「ブルーの再生樹脂って、質感は実際どうなんだろ?」と心配していたのですが、実際に店頭で見たら一気に心配が飛び去って行きました。

明るく深みのあるメタリックブルー塗装が丁寧で、質感は良好!!心が浮き立つ楽しげなカラーに思わず笑顔になりました。


ペン尻のノック・カバーは、さすがにちょっと再生樹脂の不利が感じられますが、これくらいは愛嬌の範囲でありましょう。

ちなみに、この記事を書かせて頂いている現在、グラフ1000CSには0.7mmが存在しません。


グラフ1000フォープロと、グラフ1000CSメタリックブルーを並べて写真を撮ってみました。

全身マットブラック加工の「玄人好み」的なフォープロも、元気で明るいCSも、どちらも同じくらい大いに魅力的ですね。


実際に筆記してみると、さすがはグラフ1000。
指先に負担を感じず、思いのまま力強く書いていけるこの0.5mmに死角なし。

ただ、CSのメタリック感を隠さない金属グリップは、さすがにマットブラック加工されたフォープロよりは、冬場は最初ちょっとだけヒンヤリするかな?

グラフ1000は、使って良し、見て良し、そして所有しているだけでも心に充足感がある日本の名品ですね!!

ほぼ全てのソフトがPSVITAで遊べる!! PS4「プレイステーション4」はヴィータの最強母船!

ついに、PlayStationシリーズ最新鋭機「プレイステーション4 (PS4)」が正式発表されましたね。

個人的には、もう据え置きのゲーム機はいらないかなぁと思っていましたが、PS4は「PSVITA(ヴィータ)」やハンディカムの魅力を何倍にも高める最強の母船として、無視できない存在になりそうなんです。


仮にPS4が地球上最高のパワーを持っていたとしても、コンセントという鎖につながれ、使用場所が拘束されてしまうのなら個人的には何の意味も持たない。
しかし、なんとヴィータに全てのソフト(ゲーム)を送信することで、遊ぶ場所が拘束されない!!という、決定的な機能を持つ事が明らかにされました。

これ、PSPとPS3が実現した「リモート・プレイ」の次世代バージョンとも言えるでしょう。

ヴィータはPS4の強大なパワーを得られるし、PS4はその身をヴィータにうつすことによって、自由な翼を手に入れる。
モバイル側と据え置き側が、ついに両方ともに次世代ハードウェアに進化する、これは本当に楽しみであります。

ただ、もう、プレイステーションだから売れるという時代は終わっているので、ソニーはあまり厳しい制約を入れない方が良いと思います。
不便を強いたら最後、ユーザーは我慢するのではなく、他のもっと便利な世界に移ってゆくだけという時代になっていると思うのです。

とはいえ、ヴィータ大ファンの私としては、ヴィータの視点からPS4は無くてはならないスーパーマシンとして大いに期待させて頂きたいです。

C#言語でプログラミングさせてくれとか、最高の地デジレコーダーとなってくれとか、出来ればPS3のリターンマッチでLinuxインストールさせてくれとか、言うだけなんで言わせて下さい。

メインメモリ8GBというとてつもない容量は、何でも出来る世界を夢見させてくれますね。

メインメモリ8GBというのは、言わば人間で言うと脳みその記憶容量の大きさです。
スマホなどで言うメモリ32GBだの64GBだのは、メインメモリとは違う「ストレージ」と言うもので、いわば手に持っているバッグの中にどれだけ荷物が入るかどうかを言っているに過ぎず、全然意味が違います。

メインメモリ8GBというのは、とにかく比類ない次世代機と言えるのです。

2013年2月22日金曜日

大好きな「ロットリング300」に頑丈な0.7mm芯が加わってくれた喜び!!

ついに、あの大好きなシャープペンシルのシリーズに残していた、頑丈な0.7mm芯モデルを購入させて頂きました!!
そう、その名は「ロットリング300 (0.7mm)」であります。


ロットリング300は、いつ、どんな体調の時に見ても実にイイ。
精悍で折り目正しく、かといって真面目一本槍ではなく、マット塗装の質感が異国情緒ある舶来筆記具の香気を感じさせてくれます。

いつもながら、筆記具は素晴らしい。

手にしているだけで、いつでも世界を旅して回っている気分にさせてくれる!!


ノックはちょっと硬めで、音も力強い。
0.7mmという強靭芯シャープには似合いのフィーリングですよ!!


ロットリング300は、ペン先が実にハンサム。
製図用シャープペンシルには非常に珍しい、軸の内径にノーズコーン(口金)が装着されている構造。
強度的には確かに不利なのではありますが、こういうデザインはロットリング300でしか味わえないので、ペンの個性として大いにアリだと思っています。


0.7mm芯は、本当に強靭。

仕事で、緊急的にプログラムの仕様書や構造の説明を手書きして手渡すような事もあるのですが、そういう急いで焦ってる時って、やばいくらい高い筆圧をかけちゃうものなのですが、0.7mmは負けない、折れない、ある程度の精密感を維持した上でどこまでも強い。

私が0.7mm芯を使い始めた歴史は浅いですが(なんと昨年からです)、まだ今までただの一回も芯を折った事がないです。


この表記! 0.7mmではなく0,7mm表記が舶来筆記具らしくて、気分が高揚して来ますね。


実際に筆記してみると、ロットリング300は独特の樹脂の温かみ伝わる軽い握り心地が心に染みますね。
0.7mmは、もはや芯折れを気にする事なく書けるから、それもイイ。
小さな手帳とかに書くには、ちょっとだけ太かったり、芯の粉による汚れに注意をする必要もあるけれど、進化した精巧な鉛筆としての姿を存分に堪能出来る0.7mm芯。

ロットリング300との相性も良さそうで、一刻も早く仕事に実践投入したいですね。
待ち遠しいっっ

2013年2月20日水曜日

驀進するボールペン!!トンボ・エアプレス加圧パワー

今日はトンボの加圧ボールペン「エアプレス」が天下無双の大活躍をしてくれました。

仕事のプログラム開発に関連して、分厚い感熱用紙にかなりのペンで書き込みをする必要が生じたのですが、エアプレスがあれば全然怖くない!!

普通なら心配しなければならないピンチ、たとえばペン先に感熱紙のコーティング滓を巻き込んで書けなくなるとか、そもそもインクが薬品の上に乗りにくいとか、そういう事が全然無い!!

ペン尻のノック部分をカチッと押して「加圧開始!!エアプレス轟雄(ゴオ)ォォォォ
うるさいですか、すみません。



感熱紙の上に書く時って、「うう・・・何か怖いなぁ」と嫌な予感と緊張感が走るのですが、エアプレスはどんと来いだ!!
感熱紙の"書けなくなるぞー攻撃"を真正面から打ち砕きながら、スラスラ♪、スイスイ♪と、何ごともなかったかのように書いていける筆記戦闘能力の頼もしさたるやどうだろう。

ちなみに、エアプレスを使う時は、普通にペン尻をノックしてペン先を繰り出すだけなので、全然加圧してる気がしませんよね。

でも、ペン先を出しっぱなしで長時間置いておくとどんどん加圧されて、ペン先からぷくっとインクが膨らんで出て来る時があります。

それは悪い事には思えず、むしろ「おおー加圧してる、加圧してる、すげぇゼェェッ!!!」またしてもうるさいですか、すみません。


USAには、本当に宇宙飛行士が宇宙で使った「フィッシャー社のスペースペン」があって、これはリフィルに窒素ガスを封入してなしとげたテクノロジーペンなのですが、エアプレスはどうなのかなぁ・・・。

しかし、どうやらエアプレスも宇宙で書けるっぽい!!トンボのサイトになんかそれっぽい記述がありました。

ただ、加圧を圧縮空気で行うので、宇宙服を着て船外活動で使うとかじゃなくて、宇宙ステーション内部とか空気があるセクション限定なんでしょうね。

100円ショップでも売っている感動ボールペン・ジェットストリーム「三菱鉛筆SXN-150-07」もそうなんですが、日本のボールペンは、世界最高クラスの実力でありながら、なんじゃって言うくらい手軽に売ってくれる。

なんという夢の国なのかって勢いですよ。

2013年2月19日火曜日

フリシャ0.3mmの使い方に慣れて来ました。ゼブラ・テクト2way vs テクト2wayライト

昨日より、いよいよ「ゼブラ・テクト2wayシルバー(0.3mm)」を本格的に仕事に本格投入しました。

芯は、とっても気に入っている「ぺんてる Ain STEIN 0.3mm 硬度2B」。

ところがどうした事か!? 芯をポキポキ折ってしまって意気消沈気味。

こんな素敵で良いペンに間違いがあるわけがない、絶対に私の使い方が悪いに違いない、と、本日もめげずに引き続きゼブラ・テクト2wayシルバー(0.3mm)をメインで使用しつつ、どうすれば良いのかを探ってみました。


ちなみに、軽量版の「テクト2wayライト(0.3mm)」も仕事に本格投入したのですが、ライトはまるで芯が折れませんでした。

ペンが重たいと、どうしてもペンの自重で芯への負担が増えて、0.3mmの華奢な芯体がダメージを受けやすい・・・というのはあるんだろうなぁと。
でも、第一はやはり私が使い方に慣れていないせいだと気づきました。

個人差があると思いますが、私の場合は、ペンが重たいと勢いづいて書き出しで不必要に強い力をかけているのに気づきました。

それでポキーンと折れやすいと。

ペンが軽いライトは、書き出しもさほど力をかけていないので折れにくかったのかも。


それと、0.3mmは、芯の出し過ぎはやっぱり良くない。
テクト2wayは、振ると芯が出る「フリシャ」機能搭載という大きな魅力がありますが、かなり強く振らないと芯が出ないのです。
だから、周囲に結構目立つフリシャの回数を抑えようかなぁと、一回につき3フリシャ(3回シェイク)して芯を出していたのですが、冷静に考えると長過ぎた!
こりゃ~折れるはずだ。

色々試して探り出した結果、初回は「2フリシャ」でスタートして、書いていて芯が限界近くまで消耗したら「1フリシャ」だけして書き続け、以降は「1フリシャ」を繰り返すのがベストかなぁと。

このやり方で、仕事のプログラム開発ミーティングなどの、超ハードな状況での白熱状態の筆記でも芯折れせずに乗り切れました。


いやぁーテクト2wayの0.3mm、ちょっとバタバタしましたが使い方が分かって安心しました。

シルバー色のホディは、疲れている時でも気持ちが高揚するくらいカッコ良くて、他の素晴らしいペンに負けじと仕事の効率を大アップしてくれる一筆。
よかったーー。


テクト2wayライトの方ですが、こちらはすこぶる安定の優等生!!
テクト2wayシルバー(0.3mm)の芯折れにショックを受けていた時は、ライトだけにしちゃおうか・・・と思いかけた時があったくらいに、実に良く出来た0.3mmシャープなのです。

2013年2月17日日曜日

万雷の称賛を受ける歴史ある快筆「ぺんてる スマッシュ・シャープ」

今回の記事では、長く愛され使い続けられ万雷の称賛を受けるシャープペン「ぺんてるスマッシュ・シャープ」について書かせて頂きたいと思います。


ネットを見ると、このスマッシュ・シャープの評価は、あの日本の名筆「グラフ1000 FOR PRO」にさえもひけをとらない極上の領分にさしかかっていて、それまでこのペンシルの存在を知らなかった私にとっては、文字通りスマッシュされて目が覚めるような衝撃でありました。

梨地加工がされた落ち着いたマットブラックの樹脂軸は、樹脂ではここが上限ではないかというくらい頑強。


ペン尻のノック部分はラバーで覆われていて、トンボZOOM707やZOOM717のように、数少ない蛇腹パーツ一体化デザインとなっています。

ただこのラバー、表面が柔らかくてゴワゴワしていて、埃を巻き込んで非常に汚れやすく「いかにも昔ながらのゴム」という個人的には新品なのに劣化しているように見える謎の質感だったりします。

このゴワゴワ、何か特別な理由があってこうしているのかな・・・結構気になる点であります。


その代わりと言うわけではないのですが、ペン先は瞠目すべき構造になっています。

なんと、ちょっと他ではお目にかかれない、ノーズコーン(口金)とグリップの間に接合部分が無い一体型設計のペン先になっています!!


ディテールだけでなく、微妙な末広がりフォルムも"どしっ"とした安心感を与えてくれて頑丈イメージに花を添えています。

それと、グリップに多数配列されたラバー状の突起の滑り止め効果はパーフェクトで、指が痛くなったりもせず、あのグラフ1000 FOR PROよりもさらに効果が上回るのではないか?などと思えるほど、徹底的な機能美を備えていて、さすがは長く愛用される方の多い、愛される筆記具の凄味を感じ取れますね。


実際に筆記すると、これはもう、こと書き味や使いやすさだけでシャープペンが決まるのならば、このスマッシュ・シャープだけあれば話が済むというくらいの高次元にある実力です。

グリップは、陳腐な表現を許して頂けるのならば、「まるでツボ押しマッサージのような刺激ある心地よさ」です。

ペン先の見晴らしも良く、これは一般筆記具というより、製図用シャープペンシル、それも一級品の筆記性能を秘めた秀でた一筆と言えるでしょう。

それにつけても、極良のシャープペンシルがこう次から次へと現れてくれて、自分の無知さを反省してこれからも精進することを誓うとともに、ありがたくて涙が出るばかり。

もりもり所有ペン一覧に「感想の記事」を追加いたしました

今回の記事では、当ブログで公開させて頂いております「もりもり所有ペン一覧」について書かせて頂きたく、よろしくお願いいたします。


当ブログの右側のコンテンツ欄に「もりもり所有ペン一覧」というリストがあるのですが、ここに「感想の記事」として、当ブログに書かせて頂きました感想のリンク欄を作らせて頂きました。

まだ全てを網羅してはおりませんが、随時、更新させて頂く事をお許し下さい。

これからもよろしくお願いいたします。

2013年2月16日土曜日

白い樹脂軸の優秀シャープペン、「ゼブラ・テクト2wayライト・ホワイト」

とある事の御礼として、シャープペンシルを贈って貰える事になり、選ばせて頂いたのが、ずっと気になっていた「ゼブラ・テクト2wayライト・ホワイト(0.3mm)」です。

すぐにこの0.3mmを使う機会があり、「!!これは滅法いいぞ」と心が浮き立ち、さらに自分で「ゼブラ・テクト2wayライト・ホワイト(0.5mm)」も購入に走ってしまいました。

あまりにも気に入ってしまったため、いきなり連続で0.3mmと0.5mmを揃えてしまったわけです。



テクト2wayライトは、その名前の通り、先行して手にして感銘を受けたテクト2wayの軽量版ですが、決して何かを削除した簡易版ではありません。

金属グリップを使わない事により、握り心地や重量バランスにおいて新しい魅力を提案しているバージョンです。

ちなみに、0.3mmは什器に立てての販売形式で、軸にはバーコードシールが貼られていますが、0.5mmはパッケージ袋売りで、軸にはバーコードシールが貼られていません。


おおおー・・・・それにつけても、テクト2wayライトのホワイトは実に良いですねぇ。

いきなり0.3mmと0.5mmの両方をホワイトで揃えましたが、それほどまでに惹かれてしまいました。

数ある優れた白色の樹脂軸シャープペンシルの中でも、これは屈指の出来栄えであろうと思うのです。

それと、ペン軸(バレット)の書き文字と、樹脂グリップの軟質素材リングに採用された"青みの強いグレー色"も、本体のホワイトを良く盛り立てているように感じます。


ライトのデザイン・ワークは、テクト2wayをそのまま踏襲していて、あのSFメカ的な格好良さも継承していますが、グリップまで樹脂の全身ホワイトは、さらにふんわりと優しい雰囲気を加えていますね。

また、テクト2wayには残存していた"ペン軸のパーティングライン(合わせ目)"が、このライトには全く無いのも素晴らしい。


フリシャ機能のON/OFFスイッチを兼ねる中間リングの下にピカピカに光る金属リング。
これも大きなデザイン上のポイントではないかなと。
テクト2wayであれば、この部分って透明パーツになっており、フリシャ機能の重りが透けて見える窓になっているのですか、デザインを崩さないように金属リングに換えた判断は鋭い。


天冠部分には、テクト2wayのようにクリアパーツを使ってはいませんが、独特のデザインは継承しており、ホワイト一色に芯径表示がクールです。


シャープ芯ですが、0.3mmには、ぺんてるのシャープペン芯「Ain STEIN ギガ強芯」の硬度2Bを入れ、0.5mmは最初から入っていた芯をそのまま使用しています。

実際に筆記してみると、このクラスとしてはやや重みがあるものの、樹脂グリップにリング溝を切っただけの構造であったとしても、しっかり握れてスラスラ筆記できそうな印象。
それに加えて、"石橋を叩いて渡る"ような勢いで装着されている軟質素材リングは、滑り止め目的はもちろん、それだけではなく、テクト2wayシリーズの「個性的な手触り感」を演出する役者として、大きな存在感を放っているような感じです。

樹脂軸の製図用シャープペンシルって、「ロットリング300」、「パイロットS3(エススリー)」、「ステッドラー925-65-05」など、最高クラスの書きやすさを持った錚々たる俊英揃いのクラスですが、そこに、またしても新しいスター発見で感涙。

やはり感心させられる!! 加圧ボールペン「トンボエアプレス透明」

今回の記事では、書く場所や姿勢を選ばないタフネスな油性ボールペン、「トンボ・エアプレス・透明」について書かせて頂きたいと思います。


エアプレスについては、実は「エアプレス・フルブラック」を既に所有していて、仕事で使ってもいますが極めて秀逸な油性ボールペンです。

油性ボールペンと言えば、「三菱鉛筆ジェットストリーム」を大絶賛している私ですが、ごく普通の油性ボールペンのリフィルを "加圧システム" によって、書く場所や姿勢を選ばない高性能リフィルに進化させるエアプレスも無くてはならない存在になっています。


エアプレスは、特殊で高価な加圧リフィルなどではなく、本当に普通のリフィル(希望小売価格63円のトンボBR-SF )を使っているため、持ち前の高性能をインク切れ時の交換費用にビビる必要なく心ゆくまでバンバン書ける安心感も実に大きいです。


エアプレスは、個人的に大好きな「ショートの太軸」という愛嬌のあるフォルム。

それに加えて、全軸がクリアー樹脂で覆われていて、内部メカニズムがそのまま「軸の模様」になっているのが素晴らしい。

もちろん、透明だから、自慢の加圧システム・メカニズムの動きもすっかり見える遊び心も嬉しいものです。


透明軸の美しさと言えば、内部構造をシンプルにしたパイロットS3(エススリー)シャープペンシルが印象深いのですが、エアプレス・透明を見ると、複雑な内部構造の織りなすメカニカルな美も「大アリ」なのだなぁと教えられました。

・・・グラシアス、グラシアス!!


エアプレス・透明は、確かに、滑り止め効果の高いエラストマー樹脂で覆われたフルブラックほどではないにしろ、滑りにくく作られており、フォルムも非常に握りやすい、最高ランクの実用性があるボールペンだと思います。

ショートの太軸という見た目は好き嫌いがかなり割れるところでしょうけれど、このフォルムが好きな方には全面的にお勧めできる、盤石のスーパー・ペンの一筆であります。


実際に筆記してみると、インクの色や書き味はごくごく普通の油性ボールペンインクのそれなので、もしかすると「えーっ・・・つまんねぇー」と思われるでしょうが、エアプレス・フルブラックの時もそうでしたが、エアプレスはそこからが始まりです。

そのごく普通の油性ボールペンインクが、かすれず、とぎれず、どこまでもヘコタレずに書き続けられるのに一度気がついてしまうと、もう嬉しくて気分が高揚して来るんです。

エアプレス・システムを、もっと色々なデザイン、クラスの筆記具に展開して欲しいなぁと願ってしまいますね。