2015年4月11日土曜日

ヴィータの後継機(PS Vita2)を考えてみる

個人的に大ファンな携帯ゲーム機ヴィータ(PS Vita)ですが、ぼちぼちその後継機がどうなるのか?ちょっと考えてみたいなと思います。





まず、そもそも後継機があるのか?という問題ですが、これは何とも言えないです。

ヴィータは本当に良いマシンでありますが、最近ようやく安定して売れ始めたとは言え、その誕生がスマホの隆盛期と、家庭用ゲーム機終了論の声が大きい時期にもろかぶりした事もあり、とにかく低迷した時代が長く、まだその尾を引きずっている事もあり先行きは不透明です。

しかし、本当に良いマシンだけに、先があると信じて後継機を考えたいですね。


まず、後継機と言っても2種類あります。

フルモデルチェンジという、本当の意味での後継機、いわばPS Vita2です。

ただ、その前に、強化型のPS Vitaの方を考えてみたい。

というのも、先月3/26には、リモートプレイが強化されました。
それも「ヴィータでPS4ゲームが秒間60フレームで遊べる」という、ゲームの歴史に残る大偉業が成し遂げられたわけです。

私も、「ドラゴンクエストヒーローズ」や「魔界戦記ディスガイア5」等、リモートプレイで大喜びしてプレイさせてもらってますが、しみじみああいいなぁと。

フルモデルチェンジの前に、このリモートプレイをより快適に遊べる方向の強化型ヴィータ登場を期待してしまいます。


ディスガイア5は、アクションではないという事もあり、リモートプレイはまさに素晴らしいの一言。

作業性の強いキャラクター育成も、自由な姿勢で快適に出来るし、大画面テレビの消費電力を使わずPS4の分だけで遊べて、ちょっとした節電にもなるし。

これ以上モバイルでは無理ではないかと思われるくらい優秀な設計のスティックや、ボタン類、タッチパネルとのハイブリッドも見事で快適。

ここに、よりPS4の操作性を高めたL2・R2キーを搭載し、可能なら画面をより大画面化(5.6インチくらい?)、ヴィータ側のリソースをもっと大きくしてより快適性を高めた強化型ヴィータが出たら、ダッシュしてすぐにでも買いたい!!


強化型ヴィータ欲しいなぁ。

そして、その次になっちゃいますが、いよいよフルモデルチェンジ版はどうなるか?考えてみたいと思います。

まぁ、考えるだけなら自由だし(?)

そもそも、ヴィータは、ただでさえ超高性能携帯ゲーム機なので、一見してフルモデルチェンジの後継機開発は大変に思えるのですが、実は、ひょっとすると?歴代プレイステーションでは一番カンタンなのではないか?と思えて来ています。

なぜなら、ヴィータの基本設計は、従来のプレイステーションと大きく違い、汎用品のパーツをベースにして強化しているスタイルだからです。

このため、スマホに合わせて、汎用品のCPUがどんどん進化するほどに、それはスマホだけのメリットではなく、そのままプレイステーションの新しいパワーが誕生したとも言えるわけです。

もちろん、ここが重要なところですが、プレイステーションは、汎用品と言っても、単にパーツを買って来て終わりなどではなく、ちゃんとゲームで性能が叩きだせるように綿密な強化設計を施しているため、開発の難易度が高い事に変わりはありませんが・・・。

ただ、独自強化点は別にしても、基本的には、PCやスマホがお手本となり、ゲーム機の基本アーキテクチャはそのままにしといて、単純にハードウェアのスペック数字だけ極端に上げたスタイルでいけるのではないか?という思いがあります。

これであれば、互換性にしても大きな心配はないのかなと。

今のヴィータ用ソフトは、「ハードウェアの設定を低くして」そのまま実行出来るし、新型ヴィータ(PS Vita2)用のソフトは、「設定を高くして」実行するだけ(厳密には、「だけ」で済む事はないでしょうが)ならば、いける・・・といいな。

もちろん、すぐにとはいかないですね。

いかんせん、今のヴィータは、超高性能であるために、明らかにもっと凄い後継機を作るのは、そこまでのグレート・マシンにふさわしいパーツが出揃っておらず、まだ時間が必要でしょうね。


ただ、ソニーに言いたいのは、ヴィータをどうするにしても、決して携帯ゲーム機開発をやめちゃいけない、やめないで欲しいというお願いです。

ゲームユーザーを決して見下さず、敬意をもって接してくれているソニー、そこから生み出される信頼性の高い携帯ゲーム機は、色々とやはり重要なのであります。