2010年3月28日日曜日

Windows Power Shellから、SQL-Server 2008 Expressの関数を利用する!!



今回の記事では、Windows Power Shellから、SQL-Server 2008 Expressの関数を利用する方法について書かせて頂きます。

Windows Power Shellは、対話式で利用が出来るので、超が何個もつく高機能電卓とか、使い方が無限に広がります。
さらに、SQL-Server 2008 Expressの関数も使えたら、さらに便利ですよね。

もちろん、いきなりは使えないので、使えるようにする関数を自作してみます。
関数名が長いと不便なので、「Q」の一文字だけにしてみます。

関数「Q」を作ってしまえば、Q "クエリー" だけでOKになります。

たとえば、文字列をバイト単位で切り出してくる関数ですが、以前、このブログで、SQL-Server 2008向けに作らせて頂いた「SQLCLR_SubStringB()関数」を、そのままWindows Power Shellでも使えるようになったしますよ。


■関数の中身■

function global:Q([string]$p_sql = "")
{
#----------------------------
#変数定義
#----------------------------
[Data.SqlClient.SqlConnection]$obj_con = $null;
[Data.SqlClient.SqlCommand]$obj_cmd = $(New-Object Data.SqlClient.SqlCommand);
[object]$obj_result = $null;
[Regex]$obj_rx = $null;

try
{
#クエリーの種類をチェック
$obj_rx = $(New-Object Regex("INSERT|UPDATE|DELETE|TRUNCATE|INTO|EXEC"));
if($obj_rx.IsMatch($p_sql))
{
throw $("実行出来ない種類のクエリーが記述されています。");
}

#SELECTが記述されていない場合は自動付与
$obj_rx = $(New-Object Regex("SELECT"));
if(!($obj_rx.IsMatch($p_sql)))
{
$p_sql = "SELECT " + $p_sql;
}

$obj_con =
$(New-Object Data.SqlClient.SqlConnection("Data Source=Aspire1410\sqlexpress;
User Id=xxxx;Password=xxxxx;"));
$obj_con.Open();
$obj_cmd.CommandType = 1; #Text
$obj_cmd.CommandText = $p_sql;
$obj_cmd.Connection = $obj_con;
$obj_result = $obj_cmd.ExecuteScalar();

}
catch [Exception]
{
Write-Output $($Error[0].ToString());
}
finally
{
if($obj_con -ne $null)
{
$obj_con.Close();
$obj_con.Dispose();
}
$obj_cmd.Dispose();
}
return $obj_result;
}

EF 50mm F1.8 IIレンズで花を撮影しつつ、EOS 7D購入についても考える


今回の記事は、EF 50mm F1.8 IIレンズ + EOS KISS X2にて、テーブルの上の花を撮影しつつ、色々と欲しいモノについて考えてみたいなぁと思います。

写真ですが、絞り開放F/1.8です。
この花、一輪だけ咲いた状態で買ってきたのですけれど、二輪目が開花。つぼみは、あと6つあるんで、時間差で次々と開花すると良いなぁ。

■EOS 7Dの購入を考える■

Amazonで販売価格をチェックしたら、なんと11万円台になっているではありませんか。
思わず、のけぞりそうになってしまった。
クラス最強の一眼レフカメラなのに、ちょい昔のハイエンド型コンパクトデジカメくらいの値段になってる。
内容を考えたら25万円くらいでも不思議のなかったカメラだけに、ここまで来ると、ありがたくて言葉も出ないくらいですが・・・パッと買えないのが辛い。
EOS 7Dが買える日が来たら、Amazonがいいんじゃないか。

2010年3月27日土曜日

庭のスイセンが開花しました!! EF 50mm F1.8+EF12 と EF 100mm F2.8L MACRO IS USMレンズの競演





ついに、庭のスイセンが一輪だけ開花しました。
今日は寒いですが、春が駆け足向かってきているようで本当に嬉しい。

今回は、庭の梅の花と、開花したスイセンを、2本のレンズで撮りました。

上の2枚が、EF 100mm F2.8L MACRO IS USMによる撮影。全て絞り開放F/2.8です。

下の2枚が、EF 50mm F1.8 II + EF12による撮影。
こちらも全て絞り開放F/1.8です。

カメラはEOS KISS X2。撮影モードは例によってマニュアルです。

EF 50mm F1.8 IIとEF 12のコンビは、豪快な収差が逆に独特の味を出してくれます。
本来は標準レンズですが、この組み合わせにより、積極的に簡易マクロとして使いたくなります。

逆に、EF 100mm F2.8L MACRO IS USMは、分類上はマクロレンズなので、もちろん「本職」のマクロ域の撮影は、磐石以外の言葉なしです。しかし、このレンズは、優秀な中望遠レンズとして活躍できるのも大きい。

ちなみに、以前、キヤノンのEOS 7D発表会の時に実際に試しましたが、このレンズは、秒8コマという猛烈な速度の連写にも追従する超高速AF性能を見せ付けてくれました(というか、秒8コマ連写体験コーナーのEOS 7Dに、このレンズが装着してあった!!)。
今の私には、このレンズに、まだそのパワーを生かす機会は与えてあげられないですけれど・・・。

Hybrid W-ZERO3を今頃見てきました


今まで興味が無かったHybrid W-ZERO3ですが、今日、初めて実物を見てきました。
ホント今頃!?って感じですが、申し訳ないです。

W-ZERO3シリーズの中では、ダントツに高級感ありますね。
背面の金属調パネルは、あからさまにプラスチッキーだった今までとは明らかに違います。

カタログは、毎回気合入ってますが、今回もスタイリッシュ。読んでてますます欲しくなるタイプ。

カメラの画質も良い感じだし、極端な事を言えば、通信機能完備の薄型デジカメ買うつもりで飛び込んでもいけるかも知れない!!

サイズは思ったよりは大きいけど、エクスクロールキーなどのハードキーがあると、なんかこう安心しますねぇ。

Hybrid W-ZERO3は、周知の通り、縦スライドしてテンキーが出現するギミックなんですが、私の場合は、なにしろ他のW-ZERO3の構造が体に染み込んでいるため、ついつい出来ない横スライドさせて、存在しないフルキーボードを出そうとして引っかかってしまうありさま

まぁ、テンキーオンリーに早く慣れなさいよって事ですね。

それに、フルキーボードが良いんだったら、まずこれ買った後で、他のW-ZERO3ボディにチェンジすれば良いじゃんって言われれば、まさにその通りか。

W-SIMシステムなので、ファミコンのカセット感覚で、通信モジュール(W-SIM)と機体(ジャケット)の組み合わせを変えられるし。

ただし、ハードの性能は、あと2年とか使うのを考えればちょっと不安がよぎります。
Windows Mobileって、マルチタスクとか、携帯電話でパソコンをモロに再現しようとしているシステムなので(個人的にそこが良いのですが)、ハードウェアパワーがあるもの勝ちだったりするんですよね。
時期的には、CPUが1GHzあればなぁ・・・って。
まぁ、バッテリどーすんだって言われたら弱い。

今のWillcom03の二年縛りが7月で解けるので、そこが勝負です。

EOS 20Dで撮る、今年初の桜



まだ咲き始めですが、今年最初の桜が咲いているのを見つけ、あわてて撮影しました。
カメラは、EOS 20D。
レンズは、これが初めて桜を撮る事になった「EF 100mm F2.8L MACRO IS USM」です。

花よりも枝が目立ってしまって、ちょっとどうなのか・・・と思いましたが、記念という意味で掲載させて頂きます。恐縮です。

それと、時折強風が吹いてきたので、スローシャッターで思いっきりカメラをブラして撮影してもみました。

EOS 20D使ってマニュアル撮影していると、やっぱり大型サブ電子ダイヤルがありがたい。
親指でもって、素早く絞り値を変更できる。
たとえば、今回ブラした写真の絞り値は、F/32なのです。
大型サブ電子ダイヤルだと、親指でもってダイヤルを勢い良く回せるので、(ブラしていない写真の絞り値)F/5.6から一挙にF/32に進めるのも楽なのです。

EF 50mm F1.8レンズと、エクステンションチューブEF12で撮った写真





今日は、親しい人と出掛けたついでに、また花の写真を撮ってきました。

カメラはEOS KISS X2ですが、レンズがいつもと違います。

キヤノン最軽量レンズのEF 50mm F1.8 IIと、最短撮影距離を短縮するエクステンションチューブEF 12を組み合わせて、簡易的なコンパクトマクロレンズに仕立て上げて撮影しております(上記リンクをクリックして頂くと過去これについて書かせて頂いた記事にジャンプします)。

今回掲載させて頂いた写真は、全て撮影モード=マニュアルで、絞り開放F/1.8で撮影しています。
豪快に収差が出まくりますが、それが逆に幻想的な持ち味になっているかなぁと思います。

ちなみに、一枚だけ、同じ条件で撮影した朝食の写真を掲載させて頂きました。
恒例の私の手作りパンと、バナナです。

ウィルコムW-ZERO3「Willcom03」のカメラで撮った写真






Hybrid W-ZERO3の内蔵デジカメの出来がとても良さそうなので、それに触発されて、今回の記事では、手持ちのW-ZERO3の一台「Willcom03」で撮影した写真について書かせて頂きたいと思います。

■ホワイトバランスとAFが鬼門■

Willcom03だと、ホワイトバランスが全然安定しなくて、色味がギャンブルみたいなところがあります。
あと、オートフォーカス搭載なんですが、精度が甘いので・・・正直、アドエス(Advanced W-ZERO3[es])の、パンフォーカスの方が使いやすいですね。

あと、画素数は200万画素なのですが、いわゆる油絵画質なのでプリントには不向き。

処理速度も遅いので、初日で200万画素モードには見切りをつけ、速度と画質のバランスが比較的良い130万画素モードを中心にしました。

さらに、130万画素から、もう一段階VGAに落とすと、結構見られる感じにはなるかなぁって感じ。

VGAあれば、感動した風景とかに出会ったら、すぐにメールで友達などに送信出来るのが嬉しい。

Hybrid W-ZERO3ならば、このメリットに加えて、ようやくデジカメレベルの画質が手に入るのかぁ・・・。

急激に欲しくなって来た!! Hybrid W-ZERO3


今回の記事は、タイトルそのままですが、Hybird W-ZERO3が急激に欲しくなって来たぞって事を書かせて頂きます。

これ、フルキーボードが搭載されていないため、個人的には思いっきり敬遠していたのです。
ところが、今頃になって、魅力がターボをかけながら立ち上がって来てしまいました。

■パケット代が本当の無料化■

ウィルコム久しぶりのホームラン。
Hybrid W-ZERO3だけというのが痛し痒しですが、PHSによるデータ通信が本当に無料化しちゃったんですよね。
月額1450円で、メールもネットも全部使い放題。3G通信の事ばっかり書いているウィルコムのHPでは分かりにくいのですが、ネットを調べたら、どうもパソコンのモデムとして使ってもPHSなら無料らしい。まじですかぁっ

PHSなんて遅いぜって思うでしょうが、まぁ遅いのは確かなんですが、重そうな処理は家に帰ってから無線LANですれば良いのだって割り切れば、128Kbpsってそんなにバカにしたもんでもないんですよ。それに、W-ZERO3って、端末の性能やソフトウェアが128Kbpsを引き出してない面もあったんで、新型になるほどに効率向上=実質性能アップみたいな事もあります。

■500万画素のカメラの画質がかなり良い!!■

オーナー様がネットで公開して下さっているサンプルの数々を拝見中。
おおー。Hybrid W-ZERO3のカメラの画質は「W-ZERO3離れした」かなり良い感じです。

実のところ、今までのW-ZERO3のカメラは、画質うんぬんの前に、そもそも、まともな画になるのかどうかが心配という低いレベルだったし・・・。

Hybrid W-ZERO3ならば、まず最初のハードルであるVGAサイズは、余裕で勝ち抜けしてくれてます。おおー。クリアで解像感もあるぞ。キレイ、キレイ。
VGAサイズって、W-ZERO3にとっては、メールやWebに即応可能な超重要サイズなので、これがシッカリしてれば、何はともあれお役立ち間違いなしなのです!
ホワイトバランスやダイナミックレンジも、デジカメとしてのレベルを満たしている印象。

さて、500万画素のデータはどうか。
厳しく見れば、遠景などの細かい部分は、それなりに潰れてしまう感じだけれど、文句言うのも過酷でしょうね。
根本的にレンズの性能が厳しいでしょうし、しょうがない。

でも、想像よりずっと自然で、Hybrid W-ZERO3は、出来る事をしっかりやってる印象。

あと、手振れ補正が付いている・・・。なんと。いいなーこれは。
グリップとかホールディングとか言ってられないケータイカメラだからこそ、手振れ補正はかなり威力を見せてくれそう。

2010年3月26日金曜日

Windows PowerShellで、消費メモリ量を表示してみる

Windows Power Shellは、消費メモリ量を詳細に表示する事が可能です。

そこで、ちょっとGET-MEMというコマンドを作ってみました。

GET-MEMと入力すると、メモリを消費しているプロセスが容量の多い順番に明細表示され、最後に合計メモリが表示される・・・という形にしてあります。

連番、プロセスID、名前、消費メモリ(MB単位)
という情報を出すようにしてあります。
(スクリーンショットは、プロセス名をモザイクで隠してありますがご了承下さい。)

今回はこれだけですが、さらに自分の欲しい情報を色々と追加すると便利かと思います。

今回の処理は、以下のように作ってみました。

ちなみに、プロセス情報は、Get-WMIObject Win32_Processで取得していますが、その際に、ただ取得するだけでなく、Windows Power Shell独特のパイプ処理でつなぎ、Sort-Objectにて、消費メモリ量の多い順(降順)でソートしています。

また、小数点以下は2桁にまとめていますが、[Math]::Round()を使っても良いのですが、見栄えを考えて、今回はstring型のメソッドToString("F2")でもって、書式変換で小数点以下2桁に丸める形をとってみました。


function global:Get-MEM()
{
 #--------------------
#変数定義
#--------------------
#プロセス情報を、消費メモリ量の降順にソートしながら取得
[object]$obj_m = $(Get-WMIObject Win32_Process | Sort-Object WorkingSetSize -desc);
#OS情報取得
[object]$obj_os= $(Get-WMIObject Win32_OperatingSystem);
#結果格納配列
[double[]]$dblArr_m = $(New-Object double[] 3);
[Int32]$i = 0;

 #--------------------
#処理部分
#--------------------
#残り物理メモリと仮想メモリを、MB単位に変換して結果配列に格納しておく。
$dblArr_m[1] = $obj_os.FreePhysicalMemory / 1024;
$dblArr_m[2] = $obj_os.FreeVirtualMemory / 1024;

#@@@@@@@@@@[LOOP-START]@@@@@@@@@@
for($i=0;$i -lt $obj_m.Length;$i++)
{
#消費メモリを集計(バイト単位)
$dblArr_m[0]+=$obj_m[$i].WorkingSetSize;

#消費プロセスの明細を表示
Write-Output $(
($i+1).ToString("000") + " " +
"[" + $obj_m[$i].ProcessId.ToString("0000000000") + "] " +
$obj_m[$i].Name.PadRight(30) +
($obj_m[$i].WorkingSetSize / [Math]::Pow(1024,2)).ToString("F2") + "MB"
);
}
#@@@@@@@@@@[LOOP-END ]@@@@@@@@@@

#消費メモリ量を、MB単位に変換して結果配列に格納しておく。
$dblArr_m[0] = $dblArr_m[0] / [Math]::Pow(1024,2);
Write-Output $("合計 [" + $i.ToString() + "]個のプロセスがメモリを消費しています。");
Write-Output $("----------------------------------------------------");
Write-Output $("  消費メモリ=" + $dblArr_m[0].ToString("F2") + "MB");
Write-Output $("----------------------------------------------------");
Write-Output $("空き物理メモリ=" + $dblArr_m[1].ToString("F2") + "MB");
Write-Output $("空き仮想メモリ=" + $dblArr_m[2].ToString("F2") + "MB");
}


コードをブログにコピーペーストしたら、インデントが消えてしまいましたが、このままにしておきます。
ご了承下さい。

ちなみに、このコマンドを実行しているパソコン「Aspire 1410」ですが、ミニノートパソコン(CULVノート)の身でありながら、64bitのWindows 7搭載なのが今更ながら嬉しい。
なにしろ、乗っけている物理メモリ4GBがキッチリ使えるわけです。

会社で使っているプログラム開発用のマシンは、スペックは強力ですけれど、32bitのWindowsを搭載しているため、4GBメモリを積んでいてもキッチリ使うのは無理。
プライベートのミニノートが、会社マシンに勝てる面があるのは、妙にワクワクしますね。

Windows PowerShellなら、簡単にCPU情報を取得可能


Windows Power Shellの良いところは、簡単に色々なシステム情報を取得可能な点です。
従来のコマンドシェル(CMD.exe)では、あまりにも出来ない事が多すぎて涙目でしたが、Windows Power Shellは、まさにその鬱憤を晴らすかのよう。

今回は、CPU情報を取得してみます。

$obj_CPU = Get-WMIObject Win32_Processor;

これだけで、$obj_CPUというオブジェクトに、CPU情報が一気に取得されます。
あとは、$obj_CPUのプロパティを参照するだけで、欲しい情報が取れるわけです。

たとえば、CPU名ならば、
$obj_CPU.Name;

現在のクロックを知りたければ、
$obj_CPU.CurrentClockSpeed;

という具合です。

Get-WMIObjectコマンドレットは、Win32_Processorを他のパラメータに変える形で、他にもとんでもなく数多い種類の情報をオブジェクトとして取って来られます。

また機会があれば、書かせて頂きたく思います。

2010年3月25日木曜日

WindowsPowerShellのプロンプトを短くする

Windows 7を導入する強い動機にさえなる「Windows Power Shell」ですが、これは本当に便利。プライベートに仕事に、Windowsそのものの使い勝手を劇的に変えてくれます。

さて、そんなWindows Power Shellですが、初期状態だとプロンプトの表示が長くて困ってしまうかも。
カレントディレクトリをフルパス表示しているのが原因なので、今回はこれを短くしてみようかと思います。
フルパスじゃなくて、カレントディレクトリだけを表示します。

その方法は、初期設定ファイルにprompt()関数を作ります
初期設定ファイルは、標準状態では以下のディレクトリにあります。
C:\Users\ユーザー名\Documents\WindowsPowerShell

ファイル名は、WindowsPowerShell用がMicrosoft.PowerShell_profile.ps1
ISE用だと、Microsoft.PowerShellISE_profile.ps1
になりますね。

ファイルの中に、以下の関数を記述します。globalもいらないし、returnで結果を返す書き方もしないのがポイントです。

#プロンプト表示
function prompt()
{
   "[" + (Split-Path(Get-Location) -leaf) + "]>";
}

■関数のご説明■

Get-Locationは、カレントディレクトリをフルパス表示します。
まさに初期状態のプロンプトって、これ+装飾なんですよね。

Split-Path(フルパス) -leaf は、フルパスの情報を受け取ったら、そこから最後のディレクトリ要素、つまりカレントディレクトリだけを抜き出して表示してくれます。

"["と"]>"は、単なる装飾なので、好きな記号に変えられます。

Windows Power Shellは、全ての結果が、テキストではなくて、オブジェクトで返ってくるのが特長。
Get-Locationで返ってくるフルパスは、テキスト形式に見えますけれど、実はPathInfo型です。
だから、その結果をSplit-Pathに渡して・・・って次の処理に繋げる事が出来るわけです。

ちなみに、Windowsは、ディレクトリの事をフォルダ(今は語尾を伸ばしてフォルダー)と言いますが、WindowsPowerShell、Windows 7などでは、やっぱりディレクトリに回帰しているし、Linuxは元々ディレクトリなので、もうディレクトリで統一して良い気がします。

2010年3月24日水曜日

任天堂が裸眼3Dの3DSを正式予告!どうなる、iPhoneライクと言われるPSP2

任天堂が、裸眼3Dに対応した新型ゲーム機「3DS」を6月のE3イベントで発表する事を、正式に予告しました。

まさに機先を制する。
裸眼3Dは、目に負担がかかるという話もありますが、立体に見えるゲームは興味深く、具体的な情報が揃ってくれば、また爆発的に売れる可能性が高まりそう。

3Dソフトは未知数ですが、DSとの互換も正式にあると発表され、いずれにしろ盤石かと思われます。

さて、問題はPSP2。
iPhoneライクと噂されるPSP2は、もしもその通りなら、3Dというブルーオーシャンに乗り出す3DSと違い、いきなりiPhoneそのものと、レッドオーシャンでの砲撃戦となり、どうなるのか心配されます。

でも、徹底してやるならば、いけるかも。
縛りだらけで、不便なiPhoneという中途半端な存在だと厳しいか。

かつてPS3は、最初こそパソコンの代替えという大きな野望を持っていたのですが、結局中途半端な状態が抜けず、ついに果たせませんでした。
Linuxも無くしたし。
代替え系は、性能に妥協してあると、最後は行き詰まりやすいか。

2010年3月22日月曜日

何もない連休でしたが、最終日だけジェットだったかも?

何もない連休でしたが、最終日の今日だけは、急にジェットだったかも。

優秀賞を頂けた写真コンテストあり、さらに某所の会計監査役員を拝命しました。

仕事じゃないけど、組織が大きいので、仕事並のクオリティが求められる感じ・・・

会計監査なんか、もちろん初めてなんですが、職業がシステムエンジニアなので、いけるっしょ・・・みたいな流れでしたね。
いいのかなー・・・。

それと、写真の審査員の先生が持ってきて下さったニコンD3に触発されて、またまたまたEOS 7Dを見て来ました。

あれ??アスタリスクボタンを親指AFボタンに設定する方法分かんないぞ・・・と思ったら、普通にAF-ONボタンってのがあるんですね。
お前本当にEOSユーザーかって疑われる恥ずかしさ?
高級機めー。

ニコンD3と比べると、光学系が小さいので、ペンタプリズム部分がぐんと小さくて、迫力は薄い。
けど、やっぱり、しっとりした高級感があって、何年後でも、これは上質なカメラって思えるでしょうね。

レンズはEF 50mm F1.4 USMや、EF 28mm F1.8 USMが、もうしびれるくらい似合う印象。

某写真コンテストで優秀賞を頂きました

本日、某写真のコンテストで、まさかの優秀賞を頂けました・・・
皆さん本当にレベルが高く、そんな中で私なんか・・・と恐縮しきり。
でも、皆様には本当に感謝です。

ところで、会場の記念撮影で、遅ればせながら覚えたEOSの「親指AF」を使いました。

新しいカメラ買ったみたいに新鮮で、楽しいです。
審査員の先生は、ニコンD3という、実に素晴らしいプロ用カメラをお使いなんですが、そんなスゴいカメラと比べても、EOS KISS X2は、小さくてかわいいボディが魅力的。
別方向に良い感じでホッとしましたー。

親指AFを使って撮影してみました


キヤノン一眼レフカメラ「EOS」シリーズにおいてオートフォーカス撮影する場合は、普通は、シャッターボタン半押しでAFを作動させ、ピントが合ったらシャッターボタンを全押しして撮影します。

でも、操作方法をカスタマイズすることによって、通称「親指AF」という方式に切り替える事が可能です。
私もよく聞いてはいたのですが、シャッターボタン半押しでのAFスタートが骨身に染みているので、特にやってみようという気にはなりませんでしたが、写真仲間の強い勧めでやってみる気になりました。

EOSには、「*(アスタリスク)」マークの付いたボタンが背面にあります。設定変更によって、このボタンをAFボタンにする事が出来ます。そうすると、親指でこの「*」ボタンを操作することになることから、親指AFという名前の由来になっているんですね。

なんでわざわざ親指AFなんかするの?という問題ですが、シャッターボタンからAF機能を取り外す事が出来るのが大きい。
シャッターボタン半押しでAF作動だと、当たり前ですが、写真を撮るたびにAFがやり直しになります。
AFをやり直しにしたくない、今のAFで合ったまんまで、何枚も写真を撮りたいよーって時に、親指AFの出番です。

今回掲載させて頂いた写真は、EOS 20Dで親指AFを使ったものです。
レンズは、EF 50mm F1.8。撮影モードは例によってマニュアルモード。

親指AFだと、「*」ボタンを押している間だけAFが作動し、離すとその状態でぴたっと止まります。
単純にAFのON/OFFだけでなくて、AFの当たる位置まで好きな場所で止められるわけで、慣れるとこりゃあ便利ですね。なんというか、セミ・オートマみたいな感じでしょうか。

今日はこれから、ちょっと大きな会議に出てきます。
とある組織の監査役員を引き受ける予定で緊張してます・・・。

マクロレンズの常識を変えた、スナップマクロ「EF-S 60mm F2.8 USM」について


キヤノンのコンパクトマクロレンズ「EF-S 60mm F2.8 USM」は、それまで「マクロレンズはオートフォーカスなんか二の次」という常識を覆し、積極的にAFで気軽に撮影しちゃえ!!という、スナップマクロレンズという地位を確立したユニークなレンズです。

最高速度クラスのキヤノン超音波モーターUSMが下支えしているAFは、他のUSMレンズがそうであるように、スパッ、スパッと軽快に当たるので、ワクワクして来ます。

快適な60mmレンズとして撮影を楽しみながら、シームレスに接写も可能というのは、本当にこたえられない魅力です。
デザインも良く、サイズも重量も最小クラス。EOS KISSシリーズとのバランスも良好です。

今回掲載させて頂いた写真は、EOS KISS X2に装着して、開放F/2.8で撮影したサンプルです。

このレンズは、性能/評価ともに大変高いものがあります。
私が信頼して参考にしている海外のレビューサイトでも、9.6点という高得点。(点数は変動しますので、この記事を書かせて頂いてる時間時点での点数です。)

海外のレンズテストを見ても、特に歪曲のなさにおいて特段の優秀っぷり
歪曲を計測すると、たったの0.0778%しかなく、実用上は歪曲しないレンズ言えましょう。

欠点は、どこでも言われてますが、どういうわけか円形絞りを採用していない点でしょうね。
最新のタムロンSP 60mm F/2 Diレンズでもそうなので、コンパクトマクロでは、色々難しいのかな??

ただ、ネットを見ると、どうやら、手振れ補正装置を装備した新モデル「EF-S 60mm F2.8 IS USM」が準備されているという噂があります。
円形絞りは、そっちで採用されるのかも知れませんね。

2010年3月21日日曜日

EOS KISS X2とタムロン90mm F/2.8 Diレンズで撮る今日の写真








明日は大変な用事があるので、連休の二日間はマッタリしてます。

強風のため、遠くに行く気にもならず、EOS KISS X2と、タムロン90mm F/2.8 Diレンズでもって、身近なところの写真を撮りました。

撮影モードは、いつも通り全てマニュアル。
絞りは全て開放F/2.8です。

赤い花は、部屋に飾ってあるものです。

梅の花は、自宅の庭で満開!!
しかも、本日、仙台に吹き荒れている強風の中でも、花は落ちずに耐えてくれています。

猫は、最近、近所をうろうろしているやつです。
家のドアの前にいたので、あわてて90mmを向けました。
猫はカラーとモノクロの2パターンで撮ってみました。

それにつけても、最近はEF 100mm F2.8L MACRO IS USMの出番が多くなりがちですが、それはそれとして、名玉タムロン90mmは揺るぎがないですね。

絞り開放F/2.8でもキリッとしているし、ボケの美しさは折り紙つき。

レンズボディは、EOS KISS X2のシャッター音を快く反響してくれます。

100mmも90mmも、常用レンズとするにはちょい長いところがあるので、コンパクトな60mmも欲しくなりますね。

がんばれホンダCR-Z 6MT!!

ホンダのCR-Zが大人気らしい。

買わない自分が言っても説得力皆無は承知の上で、これは本当に売れて欲しい。

ハイブリッドやEVによって絶滅させられるか・・・と心配していたマニュアル車を、ついにハイブリッドに搭載した英断が素晴らしい。

オートマは否定しないけど、マニュアルを極端に冷遇するのは悲しい。

個人的に、車の運転はマニュアルだからこそ楽しいのであって、オートマを買うのは絶対の絶対に嫌。

三菱は・・・せっかくの奇跡的ミッドシップカーのアイすら、オートマオンリーだし。
パジェロミニも、三菱はしょうがなくやってる感じだしなぁ。
未来におけるマニュアルの復権はホンダに頼るしかないかも。

後輪駆動とマニュアルの黄金コンビは、まぁ欲張らず、次の段階・・・。次の段階ってのがあれば、ですが。

もう本当にPS3いらない?ビデオプレイヤーとしても、CULVノートが便利

最近、ビデオプレイヤーとしても、CULVノートパソコンのAspire 1410の便利さに気がつき、ちょっと極端に言えばですが、もう本当にPS3は、いらないかも・・・という気持ちが強まってます。

PS3は、特定の用途以外は手も足も出ない。
その逆に、CULVノートパソコンのAspire 1410は、HDMI経由で、ハイビジョンテレビにWindows 7の画面をまんま映すだけなのですが、この「だけ」ってのが強い
YouTubeの動画視聴も、自前で用意したビデオファイルの再生も、さらに、ネットワーク経由のビデオ再生だって、パソコンだからごく自然に出来るし・・・。
値段だって5万円で(性能範囲内であれば)何でも出来ると思えば安いもんだ。

PS3は、これだけ発売されてから時間が経過して今の状態だから、もう、もろもろ厳しいと言わざるを得ないです。最初は大きな期待をかけていたんですが、心から残念です。
PS3には、ゲーム可能な地デジレコーダーとしてのアドバンテージを生かしていって欲しいです。

EOS 7Dは欲しいけど、やっぱり心に染みるEOS KISSのシャッター音




出かけた先で見かけた福寿草をEOS 20Dと、タムロンSP 90mm F/2.8 Diレンズで撮影しました。
撮影モードはマニュアル。

最近は、EOS 20Dと、その後継機であるEOS 7Dの事ばっかり考えてましたが、帰り際、夕日が美しかったので、今度はEOS KISS X2で撮影。

「キャシューッ!!」という、シャッター音を聞いた瞬間、うわっ、やっぱりEOS KISSのシャッター音は最高だなぁと、心に染みてしまいました。
このシャッター音は、やはり特別ですねぇ・・・。
EOS 20Dの「バイン!!」という勇ましい音も悪くないし、EOS 7DやEOS 1Dの「バッ!バババッ!」という高速サウンドも良いのですが、やはり個人的な理想はEOS KISS X2の「キャシューッ!!」というフィルム調の音。

この音を聞くと、もし新型カメラを買って良いのならば、EOS 7Dは欲しいけど、このサウンドを完全に継承しているEOS KISS X4が良いなぁって思ってしまう。

やはり、この音は、全てのカメラの中で、最高に好きな音ですねぇ。この音を生み出してくれたキヤノンの開発者には日々感謝です。

映画「新劇場版エヴァンゲリヲン:序」を観ました

続編のDVD/BD発売が5月に予定されている「新劇場版エヴァンゲリヲン:序」を観ました。
この作品は、テレビ放映時に、ゲームキャラクターなどに与える影響が大きかったですね。

主人公のシンジは、ちょっと心が折れやすい性格で、当時としては斬新な設定。
しかし、知り合って一時間も経過してない人物から、唐突に「巨大な人造人間を操縦して敵と戦え」とか押し付けられて、なんだかんだとこなすのだから大した人物でもあります。
ちなみに、シンジがプライベートな時間に使っている音楽プレイヤーは、iPodでもウォークマンでもなく、S-DATという架空のテープ(!!)規格。
今ですらテープ登場に驚いてしまうので、やがては「テープとは何ぞや」という解説が必要な時代になるのかなぁ・・・。

エヴァンゲヲンの世界は、とある謎の爆発によって人類の半分が滅びた後の、大半が荒廃した世界。
とは言え、舞台は日本なので、風景や町並みなど馴染み深いものがあります。
第三新東京には、何かを隠しているネルフという組織の本部があるのですが、なぜかここを襲撃してくる「使徒」という謎の巨大生命体との攻防戦が物語の核となります。

使徒は、ぶっちゃけると「怪獣」で、エヴァンゲリヲンは「ウルトラマン」みたいな感じです。
怪獣なれば当然とでも言わんばかりに、自衛隊がミサイルを打ちまくっても全然効果なし。
自衛隊は、使徒がいかに強いのかを観客にアピールするための、完全なかませ犬扱い。

うーむ。
これがハリウッド映画であれば、どうだろう。
最終的にはウルトラマンに怪獣を倒してもらうにしても、米軍がサッパリ役に立たないというのはありえないかも知れない。少なくとも、ミサイルの威力が怪獣退治に一役も二役も買ったのだ、というように作っておかないと、とっても怖いクレームが来そうな感じ。

見所は、だんだん強さが加速してゆく使徒を、いかに撃退するのか。
また、テレビ放送時に話題になった、遠まわしに語られて全然明かされない謎の数々に対する興味。

それと、陽のあたらない、エヴァンゲリヲンの周囲の技術者たちの凄さに脱帽。
いちいちぶっ壊れて帰還してくるエヴァンゲリヲンや、ネルフ施設を、何事も無かったかのようにキッチリ修理する確かな技術力。

さらに、約一日で、「ヤシマ作戦」を形にしてしまう能力。
日本中から電力を集めて、エヴァンゲリヲンに持たせたポジトロンライフルに集中させ、大火力を使徒にぶちこんで倒す!!なんて、言われてすぐやれるものか・・・。
でも、まだまだ、「日本が舞台ならば、技術者や作業者は優秀っぽいから、いけるんじゃないか」と、物語にかなりの説得力を持たせている印象。

色々な意味で、エヴァンゲリヲンは、こんな時代だからこそ「日本スゲー」な作品に仕上がっていて、ちょっと安心出来る作品だったりします。

2010年3月20日土曜日

EOS 20Dを使いながら、EOS 7Dの事を復習してみる


このところ、EOS 20Dを使いながら、EOS 7Dの事を考えてしまいます。
ちなみに、RAW現像の時間を手持ちのストップウォッチで計測しました。高速PCではなくて、Aspire 1410です。
820万画素のEOS 20Dは、1枚の現像に約10秒程度。
1800万画素は、1枚約30秒程度。
やはりEOS 20Dは速い・・・。


■上品なシャッターフィーリング■

EOS 20Dのシャッターフィーリングは、ちょっと他のカメラではありえない独特な勇ましいもの
久々に5コマ/秒の連写をしてみましたが、その作動音の激しさは、カメラというよりも何らかの作業機械が発する音。しかし、これほど、一枚の写真を「撮った」という手応えのあるカメラも珍しく、慣れてくると他のカメラでは物足りなくなるほど。

対するEOS 7Dは、ツインモーター制御や非接触ロータリーシャッターを持ち、EOS 1Dと同等の構造を実現しているためか、非常に上品。
1800万画素+14ビット+RAWという最強構成でありながら、8コマ/秒という猛烈な速度で連写可能ですが、その音は、タタタタタタという、過剰な演出も何も与えない、質実剛健な音にまとまっています。
音は、EOS 20D同様、装着するレンズによって大幅に印象が変わります
今のところ、EF 100mm F2.8L MACRO IS USM装着時がベスト。レンズキットのレンズだと、どれをとっても、やや安っぽく感じてしまうのが悩みどころ。

■専用のCPUを搭載した「最強」AF■

EOS 7DのAFは、最上級のEOS 1Dは別格として、その他のEOSに対しては極端なまでのパワー差をつける最強の仕上がり。従来は、EOS 1Dだけに許されていたAF専用CPUを搭載。

AFの測距点数そのものは19点と、測距点数そのものはさほど多くは無いものの、内容が濃い。
全点が高精度を誇るF/5.6対応クロスセンサーになっており、19点全てが頼りになるという精鋭設計。特に中央部はF/2.8とF/5.6のデュアル・クロスセンサーという念の入りようで、9点あっても中央以外の8点はイマイチ使いたいと思わないEOS 20Dとは、時代の壁を感じる仕上がり。

さらに、この19点は、新型の「色を判別できる」iFCL測光センサーの63分割点のうち19点とピッタリ対応しており、AFだけでなく、より高度な測光にもつながっています。

EOS 1Dを所有している知り合いからも、EOS 7DのAFは、EOS 1Dから持ち替えても違和感の無い強力な性能との意見を頂いており、本当に心強い。露出はマニュアルの私ですが、AFは信頼出来るオートじゃないと厳しい。

■表面が強化ガラスの液晶は、EOS KISS X4のワイドよりも上質?■

液晶は、もはやEOS 20Dのそれは「化石」であり、既にEOS 7Dと比べる対象ではありません。
比べるべきは、最新のEOS KISS X4でしょうね。
EOS KISS X4の液晶は、ご存知の通り、解像度でEOS 7Dを超える3:2の104万画素タイプ。
しかし、発色の美しさは明らかにEOS 7Dが上に感じます
表面がアクリルではなくて、なんと強化ガラスというのも一役買っているのかも。
ガラスと液晶の間に、光学弾性体が充填されており、見え味の作り具合が全く違います。
ここまで手間をかけた液晶が搭載される例は珍しく、解像度だけでなく色にこだわると言う姿勢は、まさにフラッグシップにふさわしいものと言えるでしょうね。

■楽しいファインダー■

ついに視野率(約)100%を実現したファインダー。設計難易度の極めて高い光学ファインダーで、100%にこだわってくれたのは素直に嬉しいですね。
アナログ部分なので、計測してキッチリ確実に100%ピッタリかというと、そんなわけないのは折込済み。個体差もかなりありそうだし、当たりを引き当てたいなぁと。

それまでの95%ファインダーでは、実はかなりズレがあって、マクロ撮影では明らかにストレスになっていました。EOS 20Dでは、最初にズレ位置を覚える練習をしたほどです。

EOS 7Dは、ファインダーに透過タイプの液晶が重なっており、被写体を追尾するAFフレームの表示が新鮮。フル19点追尾やゾーンAF時の枠線、水準器やグリッド線など、各種表示を付けたり消したり出来るのも楽しい。
素晴らしい実像式の一眼レフファインダーでありながら、実用性と遊び心を両立している。これはEOS 1Dにも無い特長で、十分にEOS 7Dを選ぶ理由になりうると思います。


■手にやさしいボディ■

私は指が細い方なのか、中・上級カメラだと、グリップやボディがゴツゴツしてて痛くて嫌なカメラが結構あります。
EOS 7Dは、全然痛くない。マイルドで握りやすい。
デザインが優しいだけでなくて、こういう部分も素晴らしい。

■EOS KISS X4と比べた場合のアドバンテージ■

EOS KISS X4は、コンパクトタイプの一眼レフとしては、EOS 7Dさえもやや上回る画質など、まさに破格の存在です。しかし、EOS 7Dは、APS-Cフラッグシップの準プロ機としてキヤノンが企業プライドをかけて徹底的に作りこんだだけあって、アドバンテージも数多いのです。

(1)長持ちボディ・・・EOS 1Dと同等の焼付け塗装(高耐久性塗装)は、質感を長期間保持。
(2)強化ガラス液晶・・・液晶表面は強化ガラスでキズへの耐性が飛躍的アップ。
(3)最強一眼レフファインダー・・・EOS 1Dと同等サイズのプリズム。視野率100%、倍率1.0倍は待ち望んだ夢のファインダー。
(4)高精度AF・・・闇雲に点数だけ多いわけではなく、きっちり用意された19点全てが信頼出来る精鋭AF。さらに、1点スポットAFとゾーンAFは極めて有用。
(5)M-RAWが使える・・・1010万画素のRAW撮影可能。
(6)デュアルアクシス電子水準器・・・カメラの上下左右の傾きが完璧に分かる。
(7)ハイビジョン撮影中の同時静止画で、なんとRAW撮影可能・・・後から切り出しても品質良いですが。
(8)多彩なカスタマイズ機能・・・ボタン割り当て変更機能は素敵。

それと、シャッター速度が1/8000秒だったり、マニュアル撮影の時に迅速な設定が可能な、大型サブ電子ダイヤル、ライブビューでも重宝するジョイスティック(EOS 20Dで初搭載)搭載など、EOS KISS X4ではことごとくオミットされている要素がてんこ盛りなのも見逃せないです。

うーん。一度は買うのを中止したEOS 7Dですが、もう少し時間が経過してからですが、やはり買いたい。
ここまでの性能なら、ライバルがどうとか、後継機がどうとか、他を気にする必要が全くないので、焦らずにゆっくりと買いたい。

EOS 7Dがあれば、もうAPS-Cカメラのカメラは、もうEOS KISSシリーズ以外は買わなくて良いと思う。
もしも買えたならばですが、ずっとEOS 7Dを大切に使って行きたいなぁと。
というか、EOS 20Dもマグネシウム合金ボディや、当時としては高級な部類だけあってか、相当に使い込んでいる今もピンピンしてくれてるし、EOS 20Dを大幅に超えるクオリティを与えられた、耐久力の非常に高いEOS 7DならなおさらOKだろうし。

たとえば、過酷な気象条件などで絶対に撮らないといけない写真があって、カメラに破格の耐久性や信頼性が無いとヤバイとかいう状況なら、これはもうEOS 1Dを無理してでも買い求める必要がありましょうが、そこまで行かないのなら、EOS 7Dで絶対に満足できるだろう、というのも大きい。

■忘れちゃいけない映画カメラ級のフルハイビジョン撮影■

EOS KISS X4が同等撮影を実現したため、EOS 7Dをフルハイビジョン動画のために買う意味はかなり薄れておりますが、EOS 7Dなりのアドバンテージはあります。
第一が、撮影モードに素早く切り替え可能な点。専用の切り替えスイッチがあるので、EOS KISS X4のように、モードダイヤルを回さなくても済むわけです。
また、AFをクイックモードに切り替えれば、とにかく一発目だけは、EOS 7Dの最強AFシステムでもって合わせられるのです。

同時撮影静止画が、何とRAWに対応しているのもメリットか。ただし、そもそも、AVCHD規格すら大幅に超えるビットレート40Mbps以上を誇るEOSムービー。撮影後の動画コマ切り出し静止画でも、一般的なフルハイビジョンのビデオカメラのそれを上回る自然で美しい画質のものが出てきます。
使わないっちゃあ、使わないのかな?

■できれば一緒に買いたいレンズ■

勢いでセットにするので、値段があんまり高いのはナシ。
EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USMは惹かれるけど、ズームは買っても結局使わなくなる危険があるので、EF-Sならば、唯一の単焦点でもある、EF-S 60mm F2.8 USMが欲しい・・・。
デザインはEFレンズらしく文句なしに素晴らしい。前玉が小さいのが気になるけどこういうものだし。
最短撮影距離を気にしなくて良いコンパクトで超高速AFの60mmレンズ。
いいなぁ。現在Amazonで39780円。テレビのエコポイント足せば今すぐ買えるぞこれ?!

EF-S 60mm F2.8 USMのライバルとしては、やはりタムロン。
SP AF 60mm F/2 Di-2は、伝説名玉SP AF 90mm F/2.8のタムロンに対する絶対的な信頼感の厚みが違う。ネットを見ても、その画質は本物。円形絞りじゃないのが惜しまれるのですが。
現在Amazonで41600円。テレビのエコポイント足せば今すぐ買えるぞこれ(2)

EOS 7D買えなくても、レンズだけ買いたくなって来たりして!!
APS-Cカメラは、レンズ選びの幅が広くて本当に最高だっ。
というかまだエコポイント交換品が音沙汰無いんですが。

2010年3月19日金曜日

映画「魔法にかけられて」観ました

ディズニーのアニメから登場人物が抜け出してきて、現実のニューヨークの人間と恋に落ちる・・・という、ディズニー自身を揺るがすような映画をDVDで観ました。

アニメの世界と現実が、実は、ごく普通に?地続きの世界だというアイディアは秀逸。
音声は日本語吹き替えで観たのですが、ミュージカルの歌までしっかりと吹き替えてあって、かなりキャストに自信ありって感じですね。

ヒロインのジゼルは、王子様と出会って一日で結婚を決め、それが王位簒奪を恐れる女王の怒りにふれて、むりやり現実世界に追放されるという、ジャック・バウアーもかくや、という24時間(以上)を過ごす羽目に。
実はジゼル本人が、そういう悲劇を自覚してないのが奮っている点ですが。

ジゼルは、アニメから抜け出して現実の姿になっても、ほとんどアニメの神秘性を失わずにおり、驚異的。
これは、ドレス、髪型、化粧など、計算し尽くしたスタッフの仕事に脱帽です。

それと、吹き替えの声優さんの声質がピッタリ。アニメと現実というテーマは、吹き替えがベストかも知れませんね。

さて、このままジゼルがニューヨークで暮らしましたとさ、めでたし、めでたし・・・とならないのが、追っかけてきた王子のせい。

ジゼルを追い出した意味が無くなる女王は、ジゼル抹殺指令を部下に出します。

部下ったって、24のように多数のテロリストや裏切り者じゃなくて、なんか女王に惚れてる頼りない部下一人だけ、ってのがホッとしますね。

こういう敵の持つ甘さって、決して嫌いでは無いです。
むしろ映画ならではの良さと捉えたいです。
現実なら、どれだけ汚い手で来るか。
いや、24なんかだと、その学習になりますが。

ラストは、まぁこういう話であるし、結構早い段階で想像がつくのはしょうがない。
でも、ディズニー渾身のセルフパロディとして、滅多にない価値の高い作品になっています。


まさに余計なトゲを気にせずに、存分にディズニーの用意したアトラクションにはまれます。

2010年3月16日火曜日

EF 50mm F1.8と、タムロン90mm F/2.8 Diレンズで撮る、初めて咲いた庭の梅の花




昨日、初めて自宅の庭に咲いた梅の花。
出掛ける前に写真を撮ってみました。
カメラはEOS 20D。
撮影モードは例によって全てマニュアルモード。
レンズは、EF 50mm F1.8と、タムロン90mm F/2.8 Diレンズです。

いつくらいまで咲いてくれているんだろう。
長く咲いて欲しいけれど・・・。

あ、梅と言えば、梅の実はどうなるんだろう。

もしもEOS 7Dが買えた場合に広がる可能性

本日、初めて(!!)EOS 7Dでの試写をした写真データを持ち帰る事が出来ました。
以前、キヤノンが大々的に開催した発表会にも行きましたが、そこではデータの持ち帰りもネットでの公開も自粛してくれって事だったし、その後はEOS 7Dの購入を中止したりして(その代わり、EF 100mm F2.8L MACRO IS USMレンズを購入)、疎遠になってしまっていたのでした・・・。

■やっぱりEOS 7Dは上等だなぁ■

例の発表会でも、もうしつこいくらい確認はしていますが、かなり時間が経過してから使ってみても、やっぱりEOS 7Dはすこぶる上等なカメラだなぁと感じますね。
あと、EOS KISS X2が基準になってたから、デカイ、重いとかネガティブ・イメージが出来てしまっておりましたが、EOS 7Dって、準プロ機として覚悟して握ると、拍子抜けするくらいにコンパクトなんですよね。
正直、デザインが柔らかい分、(クラスとしては軽量な)EOS 20Dくらいの感覚が維持されている印象。

それに、防塵防滴のマグネシウム合金ボディは、表面に施された高耐久性の塗装の効果が目立つ。散々タッチされたはずの展示品でも、新品同様にシャッキリしているのは偉い。

■自慢のAFモードは間違いなく買い■

EOS 7Dといえば、多彩なAFモードですが、単純にモードが多いだけじゃなくて、各モードを素早く切り替える手段が色々設けられているのが、さすが準プロ機

たとえば、通常は一点スポットAFモードによる精密なAFで運用し、動体撮影のチャンスが来たら、素早くゾーンAFに切りえて動体を追尾撮影。終わったらすぐに一点スポットAFに戻す・・・みたいな芸当がスムーズに出来る。

正直、こんなのが実売14万円前後のカメラでやれていいのか?とヘンテコなジェネレーションギャップを感じてしまうほどに世界が違って見えてしまう。

AF、AFといいますが、スポット1点AFの信頼性はやはり極めて高い印象で、これだけでもEOS 7Dを買う意味があるんじゃないかなーとか思ってしまう。

■来たよ視野率(約)100%ファインダー■

時代の流れか、最近は、いつ電子ビューファインダーに抜かれるか心配な一眼レフファインダーですが、EOS 7Dのファインダーなら、時代が変わっても気にせず使えるレベル

数字的には、視野率(約)100%、倍率1.0倍。視野率は、95%を境にして、それより上か下かで随分違う印象なのです。
EOS 7Dは、ファインダーが広くて拡大率も大きいので、隅っこにちょっと滲みを感じるかな?という気もしなくもないですが、全体的にはストレートに見やすい印象。
はっきり言って、ライブビューにしなくて良い機会が明らかに増えると思います。
ライブビューが強力な機能なのは、EOS KISS X2で骨身に染みて分かっているけれど、バッテリーも食うし、疲れるし、正直言って一眼レフファインダーで全部済むなら済ませたい

■画質は、1800万画素がやはり大きなメリット■

EOS KISS X4もそうなんですが、EOS 7Dも、1800万画素は大きなメリット。
等倍で観ると、被写体が1800万画素分の拡大サイズになってしまうので、色収差やレンズの粗も拡大されて目立ってしまいますが、それは当たり前であって、ここでレンズの性能が足りないとか騒いでしまうと、自ら終わりの無い迷路をさ迷うハメになるわけです。

拡大している分、レンズの効率の高低はあるにしても、より低い画素数では拾えなかったディテールも、力づくで拾い上げているのが、1800万画素の素(す)の威力

EF-S 18-200mm F3.5-5.6 IS USMという、画質的には極めて不利な高倍率ズームレンズも、実際に自分が利用するサイズ(写真プリントなり、Web公開サイズなり、画素数が増えたって別に変わらない実際の利用サイズ)にしてみると、結果的に精密感がより豊かに得られているのではないかと思います。

EOS 7Dの画質は、ベンチマークとかそういうレベルでは逆に全然分からなくて、実際に写真を撮り始めてみて、その秘められた実力の高さに感動するタイプなんだろうなと思います。

掲載させて頂いた写真は、JPEG撮りで、全てマニュアルモード。
ISO感度は640。

レンズは、EF-S 18-200mm F3.5-5.6 ISの、テレ端200mm。
いわゆる等倍で見てしまうと、200mmはあまりシャッキリしていないのですが、もはやその等倍で見るというのは、ルーペで拡大して粗を探す作業に等しく、実用上は意味がないわけです。

実際に自分が使うサイズで見てどうか?というレベルで計らないと、本当は良いものをアッサリと見失ってしまうという事になりかねません

どうなるPSP2

今日は、病気とかじゃなくて普通に休暇取れたー。冷静に考えると初めてかも知れない。
人に付き合って出掛けた先で、今、マッタリその方の用事が済むのを待ってます。

それはともかく、PSP2の事も考えてます。
ネットでは、段々具体的な情報も出てきているんですけど、どうやら6月のE3というイベントでの発表の可能性が高いっぽい。

例によって海外からのリークによれば、PSPのハードウェア構成は、もろにスマートフォンになる模様ですね。iPhoneを意識しすぎているのではないか?という懸念すらあるようなんです。

個人的には、iPhoneというのが、多機能を意味するのならば、PSPのキャラに一致するし、大歓迎です。

ただし、アップルやマイクロソフトと違って、OS開発が素人であるソニー。
PSP2のシステムソフトの出来は、ちょっと心配。ゲームスリープは完備して欲しい。

ビデオプレイヤーとしては、未だに一級品のPSPなんですが、その方面だけで押すのはもう次回は無理か。任天堂も、ついにDS2で追いつくはずなので・・・

もちろん、大好きなPSPの後継なんだから、PSP2には期待したい。
期待したいが、他ならぬソニーが、率先してそれを許さない!!というのが正直に感じる空気です。

あまりにも悲惨なPSP goでのバタバタ劇(UMDサポートの可能性を示唆しつつ、やっぱりナシ)。
PSP2なら明るい未来を期待できるって理由が見つからないのも正直なところ。

言い過ぎ失礼しますが、これも、PSP2に何とか普及して欲しいから。
一番は不可能だとしても、二番くらいにはなって欲しい。

個人的に期待する、各メーカーのレンズたち

一眼レフカメラにとっては、センサーや映像エンジンも重要なんですが、最後はやっぱりレンズ。
解像感ひとつとっても、そこそこのズームレンズを装着した1200万画素カメラを、キレの良い単焦点レンズを装着した820万画素カメラが実に楽々と逆転してしまうのです。
今回の記事では、個人的に期待する、各メーカーのレンズたちについて書かせて頂きたいと思います。

■全方位のシグマ■


シグマは、単焦点からズームまで、全方位で魅力的な製品を発売してくれているだけでなく、価格も比較的優しくて、ありがたい存在であります。

シグマ最大の注目株は、やっぱり、85mm F1.4 EX DG HSM
最新設計の大口径単焦点レンズは、それだけれでも心が躍りますね。画質的には、まず、間違いなはず。それに、キヤノンは、LレンズブランドにおいてF1.2を発売しているので、F1.4を出す可能性はとても低く、このクラスではシグマのブルーオーシャン状態になるのではないかと想像します。

ズームでの注目は、これがシグマの持ち味。とてつもなく尖ったAPS-C専用の超広角ズームレンズ。スペックは驚異の8mm(!!!)スタート。
8-16mm F4.5-5.6 DC HSMです。
キヤノンの最広角は、EF-Sにおける10mmなので、8mmとの違いはあまり無いのではないか?と思われるかも知れませんが、実は結構違います。
ぶっちゃけお値段の勝負になると思いますが、EOS 7DやEOS KISS X4とのセットで購入しても面白いと思われます。

ただ、一点だけ、どうしても気になるのが、ここまでのレンズなのに、シグマ高級ブランドである「EX」レンズじゃないという点です。なにしろ、蛍石に近いというFLDレンズを4枚も採用しているんです。
あれっ?と思ってしまう。

もしも、8mmで周辺画質が怪しいとかいうなら、この画角ならば目くじらを立てる方がどうかしているわけで、シグマは責められないでしょう。


■伏兵のズームレンズで攻めるタムロン■

タムロンと言えば「伝説名玉」と賞賛される、絶対の存在90mmマクロレンズを筆頭に、個人的にはマクロのイメージが強いのですが、今回は、どのメーカーも手を付けて来なかった画期的な位置づけのズームレンズを投入。そう、どのメーカーも、自社における高性能レンズブランドでは出してこなかった「70-300mm」を、高性能ブランドSPで発表したのです。

前置きが長くなりましたが、フルサイズ対応の、SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDです。
手振れ補正装置VCも嬉しいですが、いよいよタムロン初の超音波モーターUSDを搭載。

SPブランドという事ですから、画質もかなり期待が持てます。ただ、70-200mmあたりまでは、従来のズームでもかなり頑張っているため、SPとしては、テレ端の300mm近辺の画質を気にしたいところ。
まさか、いくらなんでも、キヤノン単焦点のEF 300mm F4L IS USMあたりにはかなわないでしょうが、ややシャープネスが劣り、色のりがちょっと負ける程度で済めば、このレンズは直滑降の勢いで買いクラスになると思います。早く300mm近辺の実写サンプルが観たいですねぇ・・・。


■キヤノンはEOS 7DやEOS KISS X4とのセットで考える■

キヤノンは、単体では高価だけれど、カメラ本体とのキットになると異様なまでにお得になるEF-Sキットレンズシリーズが大注目。
EF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISは、実はかなりのレンズなのですが、キットになると、おそろしい事に実売レベルで差額1万円前後で買えるという事態になってたりします。

私も、EOS KISS X2との組み合わせで使っていますが、歪曲収差はきつく出るものの、18mm F3.5単焦点感覚で使えるキレの良さで、驚かされています。安くて良いレンズなので、私も実は2本持っているんですよ。

さて、問題は、EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USMレンズです。
これは、私も所有しているEF-S 17-85mm F4-5.6 IS USMの直系の後継レンズで、画質が目に見えて進化した、万能系ズームレンズの決定版なのですが、単体売りでは地方価格で10万円前後するという価格がネック。
ところが、キットで購入すると、現在の実売では、条件が良ければ半額の5万円前後の差額になるため、お買い得感がちょうど良くなります。
5万円というとズシッと大きいので、キット総額の支払いの段では「買い」と軽くは言えないのが辛いところ。

高倍率ズームだと、最短撮影距離が45cmなどと長くなり、あまり被写体に寄れずに買ってからショックを受ける事もありましょうが、このレンズは、35cmと使い勝手も悪くないのがポイント。
15mmの広角は十分な広さだし、85mmの望遠は、動物園などでもそれなりに通用するし、まさに万能だと思います。

ついに自宅に梅の花が咲きました

今朝・・・いや、もうカレンダーの日付が変わったので昨日の朝になりますが、庭に植えてあった梅の木に、ついに初めての花が咲きました!!

こりゃー、嬉しい。

まさか、自宅で梅の花を観賞出来る日が来ようとは・・・。

2010年3月15日月曜日

映画館よりも絶対にキレイだ!!すごいぞ闇の中のTH-P37X1


今、照明を消して、映画館のような状態にして、プラズマビエラTH-P37X1でもってDVDを観ているのですが、いやはや・・・。こいつはやっぱり・・・ものすごい・・・。
ハッキリと、映画館で観るよりもずっとキレイと言い切れます。

プラズマだからか、とにもかくにも、色の美しさがハンパじゃないですね。
色が深くてキレがあって、みずみずしい
これぞ「生」の色なんだろうと思えるほどに説得力がある。

それに、闇の中でこそ、ブラウン管と同じく画素が自発光するプラズマのメリットが腹の底から出てくる感じ。そう、黒がちゃんと黒い
映画館だと、白いスクリーンに映写してしまうので、バックライトで照らして映像を作る液晶と同じく「黒」が再現できない
たとえば、プラネタリウムですらも、白いドーム型スクリーンに投影するタイプは、肝心の夜空の黒が黒くなくて「二度と行かない・・・」って気落ちさせられましたけど、黒は照らしちゃ作れないのだ・・・。

画素が自発光するというのは、やはり最終的には必須の特性なんじゃないかな。
ブラウン管、プラズマ、有機EL。個人的に、キレイだと思った映像は全て自発光式だったもんなぁ・・・。

それにつけても、やっぱりプラズマかぁ。
カタログスペックの全黒と全白のコントラスト比が200万:1って、こうなると骨身に染みる・・・。

それと、以前も書かせていただきましたが、DVDがアップスケーリングされて本当に十分な解像力に見えます。
もちろん、もろにハイビジョンソースのブルーレイの方が、ギシッとした精細感があるはず。
でも、あれば良いなぁって思うけれど、無ければ無いで全然いいや。
DVDがあれば全く不満を感じないハイレベル。これはもう、ブルーレイにプレミア価格つけて出し惜しんでいる場合じゃないんでは?
TH-P37X1があれば、DVDって本当にSD解像度なの?って疑ってしまうくらい十分。

私は、ハイビジョンブラウン管テレビを買い逃して、本当に長い間後悔の日々でしたが、TH-P37X1によって救われました!!
ありがとう。