2018年11月30日金曜日

Celeron N4000に期待上昇中

格安とバカにされる事の多いCeleron Nシリーズですが、N3350は知識さえあればなかなかのもの。

それを純粋強化したN4000は、実は相当な期待株なのではないか?!かなり注目しています。


↑Celeron N4000は、前の記事でX68000の話を書かせて頂きましたが、PCが最も熱く燃えていた時期はX68000の時代だったのではないかと思われますが、あの当時からみたら、Celeron N3350や、さらなる強化新型のN4000などは、未来の家庭用スーパーコンピュータ以上の存在だと言えるでしょう。

まぁだったら第8世代Core i7はどうなるんだ?という話もありますが、そういう暴威的CPUは置いておいて・・・。


■Celeron N4000の(格安なのに)驚異のスペック

項目 スペック
コア数 2コア/2スレッド
クロック 1.1GHz
バーストクロック 2.6GHz
世代 14nm(Gemini Lake)
L1キャッシュ 112KB(命令64KB+データ48KB)
L2キャッシュ 4MB
内蔵GPU Intel UHD 600
メインRAM LPDDR4-2400対応
TDP 6W
↑格安だの、低性能だの言われているCeleron N4000ですが、このスペックって相当なもんじゃないかなと思えます。

X68000の時代はともかくとしても、個人的に自作PCにハマッていた、AMDのAthlon時代や、インテル快進撃のキッカケになったCore2 Duo時代からみると、格安ノートPCに積もうというCPUが遂にここまで来たのか!?と感慨深いものがあります。

正直Celeron N3350やN4000に文句つける前に、CPUやストレージに激烈な負荷をかけまくってる初期状態のWindows 10をチューニングした方がいいかもしれない。


Celeron N4000より上のCPUだと、搭載PCが微妙に高くなり、中には急激に高くなるものもあり、少なくとも格安とは言えなくなってしまう。

もちろん、インテルはCPUを安くは売りたくないだろうから、あまり格安CPUの人気が高まって数が出てしまうと、速攻で作るのをやめられてしまう危険もあるので、Celeron N4000は、あーだこーだ言われている方が、むしろ守られて良いのかも知れない。

一番良いのは、ASUS のE203MAで、本体重量が980gと1キロを切るのはでかい。

メインRAMは4GBだけど、ついにDDR4-2400対応!!

さらにバッテリーの持ちも、私のVivoBook E203NA(Celeron N3350)のおよそ2倍くらいになってて笑ってしまう。

キーボードが変な癖が無くて打ちやすいのは分かっているし、11.6型のコンパクトさで980g、バッテリーおよそ14時間!

さらに3万円台と、ゲーム機1台買う気で買える!!

割り切れるのは大きい。

ストレージがeMMC-64GBと、かなりチューニングの知識が必要になりますが、それも一興。

2018年11月29日木曜日

ASUS VivoBook E203NAの性能に感謝したい

手持ちの省エネ型のモバイルノート「ASUS VivoBook E203NA」ですが、ついつい「低性能」などと言ってしまった事があって後悔してます。

なんか、随分と贅沢になってしまった自分にショックを受けてしまいました。

よくよく考えると、PCにドはまりして、太陽のように燃え上がっていた時代、将来の進む道までも決めた学生時代・・・そう、シャープX68000の時代・・・あの時代の自分から見たら、ほんと、ASUS VivoBook E203NAは、未来のスーパーコンピュータやよ。

それを低性能などと言っているのを当時の自分が見たら何と言うだろうか?

地球から出ていけ!!自腹で出ていけ!!と言われていたであろう。

そもそも、初心忘れるべからず。

当時なんて、こんな感じでしたよ。

1.OSもアプリケーションも1.2MB/1枚の5インチフロッピーディスクベース。

2.OSがウインドウシステムというだけで大興奮。

3.X68000のメインRAMは2MBで、増設MAXの12MBが雲の上の話。

4.純正増設メインRAMが4MBで10万円オーバー(買った)。

5.CPUには、浮動小数点数演算ユニットが付いてないのでソフトウェア処理!!

6.ハードディスクは1MBで1万円くらいした。

7.そもそもCPUのクロックが10MHzで全部やってた。

8.GPUなんてあり得ない。全部CPUが仕事してた!

9.世界のコンピュータで200MHzのクロックと聞いただけで気絶しそうなショック。

10.50万円や80万円かけてPC買っても、仕事の役にどれくらい立つのか不明な時代。


↑こんな時代を生き抜いてきたわけで、それなのに、今のCerelon N3350に大した事ねぇみたいな感想を抱いてしまった自分が情けない!!

まず、Celeron N3350よ。

あの当時の感覚で行ったら、もう何回もショックで泡を吹いていないといけないくらいスゲェわけですよ。

1コア10MHzのCPUで全てやってた時代から見たらどうなるのか!?

2コア、それも1100MHzから2300MHzまでブーストする超クロック!!

浮動小数点数演算ユニットどころじゃないバケモノ重装備!!

Windows 10を楽々描画するGPU内蔵!!

もう泡ぶわーーーですよ!!マウスウォッシュ!!

さらにPCの凄さよ。

1MB1万円の時代まで乗り越えたHDDがもう時代遅れになり、eMMC 64GB!!

ひいいいいーーーー。

さらにメインRAMは、12MBどころか、4GB(4096MB)!!

低性能なんて言ってごめんよーーーーーー。

うおっしゃーーー!!

しかし、Celeron N3350にもう少しパワーがあればなぁ・・・N4000いいなぁ。

ASUS VivoBook E203NAに、GIMP 2.10とSQL-Server 2017 Expressインストール

持ち歩き用PCあらため、家の中で「節電用PC」としてリスタートしたモバイルPC「ASUS VivoBook E203NA」。

今までは、Visual Studio CommunityやEclipseなど、開発のためIDEをインストールしていましたが、そのために必要だったストレージ圧縮がCPU「Celeron N3350」の負担になっていたためにアンインストールし、ストレージ圧縮を解除。

圧縮しなくとも良い範囲で、ソフトの構成を見直す事にしました。

何があっても絶対に必要なExcel 2016と、キヤノンのDPP4はそのまま残すとして、ストレージ残量は19GBほど。

テキトーに来るWindows Updateの攻撃に備えて10GBは余裕をもたせないといけない(うーん・・・)として、残量は9GB。

この中で後は何をインストールすべきであろうか?


■GIMP 2.10インストール

↑とにもかくにも、GIMP 2.10はインストールしてみました。


↑ハードウェア・アクセラレーションが効くようになったようですが、GPUのトラッキングをしてみると、特に目立った動きは無い感じ・・・。

ただ、処理速度は爆速ではないものの、全体的には結構良い感じ。

Celeron N3350の内蔵GPUは、アプリケーション単体というより、Windows 10自体の描画の高速化に力を発揮している感じ。


■SQL-Server 2017インストール

↑なんやかんや、Excel 2016と組み合わせて超絶威力を発揮する「SQL-Server 2017 Express」と「Management Studio v17.9」はインストールしたい。

なんか、Windows Updateを利用して重要な更新プログラムを入手するとか何とか出て来ましたが、問答無用でノーです。

ただ、機能をオフにする事が出来る選択肢があるのは素晴らしい。


↑以前は、本体ストレージを節約したいあまり、シンボリックリンクを使って、極力メモリカードにもファイルを逃がすようにしていましたが、やっぱり、リスキー。

今回は全部本体ストレージにインストールしました。

結構快適です。


■全体的にそれなりに快適

↑Excel 2016、GIMP 2.10、SQL-Server 2017 Express、Management Studio v17.9、DPP 4.0、あとは小さなアプリいくつか・・・で、本体ストレージ残量が約15GBです。

Windows Updateに備えて10GBはバッファとして取っておくとして、自由な容量はあと5GBほど・・・。

まぁ・・・こんなもんかなぁ・・・というところ。

ただ、動作そのものは全体的に快適です。


↑今、私のWindows 10はこんな感じになってます。

背後で勝手に動く処理をカットしてチューニングしているという事もあり、かなり快適に動作しています。

Celeron N3350は、普段使いには本当に充分です。

Core i7-2630QMと違うのは、CPUの使用率がやたらと上がりまって余裕が無い事ですが、あまり発熱しないCPUというのが奏功してか、2GHz以上の高クロックで回る時間も長いため結果オーライという感じ。

あとやっぱりストレージのeMMCは速い。

SSDと比較すると遅いけど、HDDと比べると圧倒的に速い。

アプリの起動なんか、Core i7-2630QMとHDD(1TB/7200rpm)よりも速かったりします。

あと、無音なので、使っていて不思議な気持ちになれますね。

Core i7だと、重たい処理とかに入ると冷却ファンが「フオオオオオオーーー」と強烈に叫び出して、音で処理速度が上がったのが分かるようになってるんですが、このマシンは完全に無音。

低性能なのに、むしろ高性能に感じられてしまうという。

2018年11月28日水曜日

モバイルPCは、持ち歩きより節電PCポジションが良い?

無線モジュールの故障など色々ありましたが、手持ちのVivoBook E203NAが復活しました。

それで思ったのが、PCは、もう「持ち歩く」という考えで選ぶのはやめてしまおうという事です。

持ち歩くのならば、今はもうZenFoneという素晴らしいスマートデバイスが存在するので、そっちにまかせた方がいいかな。

モバイルPCは、外に持って歩くというよりは、あくまでも家の中で、節電で気楽にPCを使いたい時用にしようかな。

以前の私なら、GPD Win2とかの手のひらPCとかに無理して突っ込んでいたと思うし、まだ未練はあるけれど、もうそういう高価なガジェットに突っ込むのはやめよう。

順当にキーボードが打ちやすく、気軽に使えて、価格も3万円台。

そして、とにかく電気を食わない節電・節約PC!! これがこれから求めるモバイルPCの姿かなぁ。

となると、手持ちのVivoBook E203NAはまさにそれだし、Celeron N4000を搭載した後継機「ASUS E203MA」もバッチリ。

むしろ、このグレードのPCの成長を見守って行く事に、新しい熱気が湧き上がるのを感じる!!

ゲーム機1台分で買える、節電モバイルPCは、Celeron SU2300あたりから(個人的に)盛り上がり、Celeron N3350、そして、Celeron N4000へ。

地味に成長を続けているので今後が楽しみです。

2018年11月26日月曜日

VivoBook E203NAを仕切り直しする!

手持ちのモバイルノートPC「VivoBook E203NA」ですが、実は、無線モジュールが故障してしまった事をきっかけに気落ちしてしばらく使用していませんでした。

しかし、内蔵無線モジュールはあきらめて、USBタイプのWiFiと、ロジクールの専用モジュール対応マウスによって何とか復活させました!!

いやー、内蔵無線モジュールが故障すると、被害がでかい。

WiFiはもちろん、Bluetoothも合わせてだめになるから、マウスまでも使用不可能になってしまう。

これをきっかけにして、大激闘でむりくりインストールしていた、Visual Studio Communityや、Eclipseなどの開発環境もアンインストールしました。

一旦、軽い状態に戻して、もう一度E203NAの運用方法を見直して、仕切り直しします。


↑VivoBook E203NAのストレージ(eMMC-64GB)は、普通では、とてもVisual Studio Communityのインストールには足りません。

そのため、ストレージ全体に圧縮をかけていましたが、アンインストールをした後に圧縮は解除しました。

やはり、Celeron N3350の限られた処理能力を圧縮・解凍に割きたくないなという思いが強まりました。

もうSQL-ServerもGIMP 2.6もアンインストールし、残ったでかいアプリはExcel 2016だけになったんですが、それでも、残量19GBしかない。

うーーーん。

これでWindows Updateさえ無ければまだマシなんですが・・・。


↑デスクトップは、当然、メインRAMを少しでも節約するために壁紙は使わずに単色です。


↑あと、スタートメニューは、アイコンを「小」で統一して整理しました。

ライブタイルも「天気」と「カレンダー」に名残を残すだけで、時計とか全部アンインストールしました。

Windows 10は徹底チューンしていて、バックグラウンドで通信したり、I/Oを大量に発生する要素は全部カット。

Windows 10は、何の設定もやらないと、背後でめちゃくちゃCPUやストレージ、通信を消費しまくっています!!壮絶です。

新しいパソコン買うより、設定見直した方が速くなる可能性すらもあるほどです。

とにかく標準状態は鬼かというくらい酷いです。

鬼退治をすると、かなりサクサク動くようになっています。


とは言え、ここからどういう風に運用していくのか・・・色々と悩んでいます。

VivoBook E203NAの無線モジュールが壊れ、エレコムのUSBで対策

手持ちのモバイルPC「ASUS VivoBook E203NA」ですが、何と、まさかそういう事があるのか? 無線モジュールが壊れてしまいました。

以前からBluetoothが急に使えなくなって、ドライバの入れ直しで治したりしてましたが、今回はBletoothもWiFiもだめ。

ハードウェアがOSから認識されなくなり「接続されていません」などと通知されるように。

この段階でドライバを消したら、本当にそのままドライバが無くなってしまいました!


■一応、中を開けてみる!

↑最初は、ドライバを何度も入れ直したり、ネットを調べて対策してみたり努力してみたのですが全部だめ。

一応、VivoBook E203NAを開けて見ることにしました。

ネジが10本もあって、しかも微妙に長さが違うので、場所を忘れないようにしてオープン。


↑ネジを10本外すと、底面パネルが丸ごとパコーンと外せるようになります。

中身はかなり素直で思ったよりもキレイ。

手前のシルバーの部分が無線モジュールなのかな・・・と思うんですが、まぁ、どのパーツでもやっぱり基盤に直付けだから交換という道はないな。

パーツが外れているとか、焦げているとか、そういう見た目の異常も何もなし。

うーむ・・・開けてはみたものの、何も出来る事はないなぁ。


↑せっかくなので、アンテナ(と思われる)を外して、付け直してみたりしました。

まぁ、ハード的に認識されてないのだから、アンテナどうこうじゃないのだけど、苦しい時の何とやらです。

モバイルノートPCは、とにかく「パーツを交換する」系の逃げ道が全く無いのが分かります。

3万円ちょいのノートだからいいけど、10万や15万円のノートだったら・・・と思うとぞっとします。

何の交換も出来ないモバイルノートで、高額なやつはこれからも絶対に買わないようにしよう・・・とか思わされる瞬間でした。


■エレコムで対策!

↑無線モジュールが壊れたとして、ノートPCを修理に出すという選択肢はありません。

マザーボードに直付けなので、イコール、高額なマザーボード交換しかないと思うからです。

で、このままVivoBook E203NAが使えないままというのも悲しいので、とりあえずWiFiだけ、USBのWiFiモジュールで代替するようにしました。

どうせなら、お店で一番安い、512円(!!)のエレコムWDC-150SU2MWHというのを購入。


↑箱を開けると、なんとドライバがCD-ROMで添付されています。

もう円盤を読むのはダルいので、開封せず、インターネットでドライバをDLして来ました。

VivoBook E203NAは無線モジュール故障しているから、直接ネットにはつなげないため、マザーシップPCのAsipre 5750GでDLして、メモリカード経由で読み込むようにしています。

無線モジュールが壊れると、きょうびのデバイスは一気に化石級の使いにくさになってしまうのね。


↑いやーーーもっと早く買ってくれば良かったというくらい、一発であっさりWiFiが復活しました。

復活というより、USB一つ潰してWiFiを確保した、という話ですが。

しかし、これ、とんでもなく鋭い青い光でビカビカビカーーーと光りまくって目がいたい!


↑WiFiは、本体内蔵の無線モジュールよりも、エレコムの方がしっかりした電波の掴みっぷりで快適!

すごいぞエレコム!なんですが・・・。

性能は大満足なのですが、とにかく、クリスマス・イルミネーションか!?というくらい光まくって、「うおおおお!?」ってなる。

すげーーー。

かなり前、青色LEDが発明された時に、嬉しさのあまりやたら青色に光らせるブームってあったじゃないですか?

あの青色LEDブームが今来ている感じ。

これはちょっと、黒マジックペンで塗っておくか??と思わされてしまう。

ともあれ、無線モジュールが故障するという今までにない経験をしてしまいました。

2018年11月25日日曜日

モバイルPCに強烈な逸品「ASUS E203MA」

ゲーミングノートPCの事を毎日考えている私ですが、それとは別にモバイルPCに強烈な逸品がある事に気が付きました。

ASUS E203MAです。

■ボディはVivoBook E203NAと同じ?

まず、ボディは私の手持ちの11.6型モバイルノートPC「VivoBook E203NA」と全く同じようです。

という事は、インターフェースの充実っぷりや、変な癖の無い、打ちやすいキーボードも全く一緒という事でこれは大きなアドバンテージ。

キーボードの中に電源キーが紛れ込んでいたり、変な位置にDELキーが鎮座していて打鍵にストレスがあったり、そんなトラップが無いクリーンなキーボードというのは実は大きく評価出来るところ。

ノートパソコンは、キーボードの交換はできないのだから、スペックや値段だけに釣られてもし変なキーボードのPC掴んだら、想定以上のTHE ENDゾーンに叩き落されてしまう。


■CPUのCeleron N4000はとても良い!!

CPUのCeleron N4000は、ぶっちゃけとても良いです。

どんだけ良いかというと、家のマザーシップPCの後継にはCore i7-8750H搭載のゲーミングノートPC以外は考えないと言っている私もCeleron N4000にはニッコリしてしまうくらい良いです。

Core i7-8750Hは、値段は高いがそれを超えるくらい性能を極めているのに惹かれるけど、Celeron N4000は、逆方向で極めているのが凄い。

つまり、格安の方向でガンバリを極めている。

あとちょっとパワーがあれば良かったのに!!と思ったCeleron N3350の完成版と言えるでしょう。

ズバリ35%も性能がアップしてるっぽい

こ、これは!!


■Celeron N4000のここが凄い!

(1)TDPはN3350と同じ6Wを維持!

(2)相変わらず2コアだがブースト時クロック2.6GHzと確実な強化。

(3)L2キャッシュメモリが、2MBから倍増の4MBに強化!!

(4)内蔵GPUが進化してインテルUHD 600にパワーアップ

「あと少しN3350にパワーがありさえすれば!」「はいN4000!」と出せるくらい明快にパワーアップしています。

さらに、ノートPCとしても、メインRAMがついにDDR4に進化していて、目に見えて速いのは確実。

逆にこれで目に見えて速くなってなかったらどっかおかしいレベル。


■Windows 10は絶対にチューニングしよう!

ちなみに、Core i7-8750Hにしようが、Celeron N4000にしようが、絶対にWindows 10はチューニングしないとだめです。

裏で勝手にとてつもない回数のI/Oを発生させていたり、膨大な通信を発生させていたり、PCの処理速度の足を引っ張りまくる事にかけては鬼です。

このあたりは、個人の使い方にもよるので、一律こうだとは言えないですが、設定>プライバシーあたりから見直しかけるのが良いと思います。


■持ち歩くPCならこのクラス

持ちあるくPCなら、もうこのクラス。

逆に、高額で高性能なモバイルPCは個人的にはもう買う気はないです。

そもそも、それほどの高性能が必要な用途を、ほいほい外に出して持ち歩くのか・・・その何かあった時の恐怖には耐えられないかも。

強力で安定して耐久力もしっかりしたゲーミングノートPCはもちろん一番に考えないといけないですが、それとは別建てで、モバイルノートPCはこれを考えたい。

魅知国寄席 花座に行って来ました

東北で唯一の常設寄席である、魅知国(みちのく)寄席 花座に行って来ました。

生まれて初めての寄席(よせ)です。


↑公演内容は・・・。

・(落語)桂 こう治
・(落語)桂 伸しん
・(落語)昔昔亭 喜太郎
・(奇術)翼
・(落語)桂 文月

午前11時~午後1時の2時間でしたが、濃密で素晴らしい体験でした。

落語は、見習いから始まって、真打まで、順番が決まっているんですね。


↑花座は、約40席の小さな建物・・・とは聞いていたものの、本当に民家一軒分くらいしかなくてびっくり。

しかも、本当に普通の路地に一軒だけポツーンと建っているので、通り過ぎそうになります。

その分、とんでもなく味があるというか、フォトジェニックです。


↑中に入ると、狭いというよりも、色々なものが「近い!」

楽屋というのかな?楽屋も、カーテン一枚向こうなだけだから、打合せの声とかも小さく聞こえてきてライブ感がハンパじゃないです。


↑上演中はもちろん撮影禁止なので、上演していない時にパパっと風景を撮影。

何もかも近い!

寄席ってもっと近寄りがたい高尚な場所なのかなーとか思っていたけど、むっちゃアットホームな感じです。


↑今日は満席だったので、お仲入りという休憩時間に売店の方がお茶や笹かまぼこを売りに来てくれました。

会場は本当に民家一軒分くらいしかないので、約40席とは言え、満席だとお客様が一斉に移動して売店で買い物・・・というアクションは無理かなという感触。

来てくれたのはありがたい。

記念に、お茶を購入させて頂きましたが、普通のペットボトルでした。

花座のマークとかシールとか、お土産的な記念になる印があればなおよかったかな?


↑会場は2階にあるのですが、階段から入口はこんな感じのタイト感です。

ちなみに、落語は安定した面白さがありますが、だいたい以下のお約束キャラ(だいたい)がいて、楽しい。

■お約束キャラ(だいたい)

・おとっつぁん(破天荒キャラ)

・店のオヤジ(被害者)

・子供(トラブルメーカー)

・おじさん(トラブルメーカー)

・おっかさん(最強無敵・おとっつぁんシバかれる)

↑ただ、ハリウッドとかで流行の「男女完全平等」みたいなのに慣れていると、落語のおとっつぁん&おっかさんの扱いは、火が出るほどに強烈で気絶してしまうかもしれないので伝統文化として楽しもう!!

2018年11月24日土曜日

デルのDELL G7 15に実際に触れて、めちゃくちゃ気に入ってしまった!!

Aspire 5750Gの後継機を探しているのですが、実際に「これだ!!」と思えるめちゃくちゃ気に入ったPCが見つかりました。

デルコンピュータの「DELL G7 15」です。


↑実際に店頭にあるだけですが、各社自慢のゲーミングPCを操作してみました。

もちろん、どれも気合の入った機種揃いで、全体的に素晴らしいのですが、特に強く心に残ったのがDELL G7 15。

なんというか仕事用のPCに擬態したスーパーゲーミングPC、という独自の世界を完成させたという感じです。

まず、圧倒的に上品でフォーマル。

飽きる要素が一個もねぇという感じ。

LEDでハデハデに光らせたりせず、メタリック加工で静かに色気を出す方向で痺れます。


↑背面が「あっ!」と声を上げそうになるくらいカッコ良い。

ジェットファイター型と言いましょうか、大きな放熱口が開いているんですが、放熱フィンが青色に塗装(?)されてデザインの切れ味が鋭いです。

ノートパソコンの背面って気にした事なかったけど、こんだけ目が覚めるようなインパクトぶちくらわされて黙ってはいられない。


↑しかも背面にも輝く「G7」のロゴバッジが!

ここに設置する!?

粋じゃのう!!

パームレストの吸気口から吸気して、背面の排気口から排熱する・・・とんでもねぇ素直な構造で力強い。

やはりメインPCで長持ちさせたいとなると、こういう素直な構造は強い。

熱でCPUの処理速度が上がらなくなったとか、熱で寿命が縮まるとか、そういう心配が少しでも緩和されてる(と思える)のも大きい。

あと構造が全体的に堅牢で、変な場所を持ち上げた時に、自重で破損するとかいう変な心配もなさそう。


↑実際にキーボードで文章を打ち込んでみたり、GPUの設定を最高に上げた上で、WebGLで3D処理をしているページを開き、3D処理を確認してみたりしました。

このDELL G7 15は、GPUに「GTX1060」という、私が欲しいGPU「GTX1050」よりも2ランクも上のすげぇヤツを搭載しています。

しかもメインRAMとは別にGDDR5のビデオメモリを6GB独立して持ってたりします。

これは、ゲーム機で言うと、PS4はもちろん、さらにずっと上の処理能力を持つPS4 Proさえも余裕でぶっちぎる性能という。

WebGLの処理は、もちろん、楽々も楽々のすいすいすい。

タスクマネージャ見ましたが、当たり前かも知れないですが、もはや世代が古いAspire 5750Gと違い、ちゃんとGPUのトラッキングも出来ていてしっかりGTX1060が動作してました。

というか、ノートパソコンでGDDR5メモリが6GBだぁ!?

PS4 Proですらも、8GBをCPUとGPUで分け合ってるのに・・・。


↑カラーはホワイトもあります!

ブラックが渋いけど、ホワイトはブラックよりもむしろSF感が強い印象がありました。

放熱口などもそうですが、全体的にホワイトの縁取りがあるために、明らかに目立っていて、良いアクセントになっています。


↑SF感があると言えば、普通は艶ありで作りそうだけど、マットのホワイト天板に、ブルーメタリックのDELLロゴが良い感じ。

LEDで光らせるような真似はしてませんが、光の反射でとても綺麗で上品です。


↑DELL G7 15のキーボードは、びっくりするくらいキーピッチに余裕があります。

仕事でプログラムコードをガンガン入力しても全然平気だろうというくらい余裕です。

むしろ、最初は、広すぎて慣れなくてミスタイプしてしまうくらい広い。

打鍵のフィーリングも十分。

変則的なキー配置じゃなくて素直なのも重要です。

リターンキー、DELキー、BSキー、SHIFTキーのどれかが変な位置にあると壊滅です。

どこ製とは言わないですが、デスクトップなのに、DELキーがやたらとデカくて目立つ位置を占拠してるせいで、心臓に突き刺さるくらいストレス食らわされるキーボードもあったんで、DELLのG7 15はバッチリOKです。

気になる点は、しょーもない点ですが、第8世代Core i7のシールが安っぽい!

第2世代のCore i7のシールは、ロゴの真ん中に回路図を模したホログラムが仕込まれていたのに。

↑第2世代のCore i7はこれ。

この真ん中の回路図がホログラムになってる上に、Aspire 5750Gのパームレスト上という過酷な位置にあるのに、7年経過しても摩耗してないというクオリティ!

って、完全にG7とは関係ないですね。


↑これはめっちゃ良い!!と思ってカタログもらおうと思ってデルの方に声をかけたら、なんかA4用紙にプリンタで印刷した価格表しかなかったです。

基本的にはWebでのカスタマイズで、直販で買えってスタンスみたい。

まぁそうなんだろうけど・・・。

Core i7搭載のG7が欲しい、となると、とても想定した予算では収まらないんだけど、PCは何がどうあっても絶対に使い道に困らないし、無駄になる事もないのが有利。

メインRAM 16GBに増強したAspire 5750Gで、いよいよ2400万画素RAW現像処理

手ひどい風邪に苦しめられていましたが、ようやく体調が戻ったため、本日はいよいよ外出してEOS KISS Mで色々と写真を数十枚撮って来ました。

そして、いよいよ、メインRAMを16GBに増強してから手持無沙汰のメインPC「Aspire 5750G」でもって、2400万画素のRAW現像をかけてみました!!


■メインRAM-4GB時代はどうだったのか?

ずばり、RAW現像ソフトのDPP4.0が挙動不審になりやすかった!

ディスク使用率が100%になるため、処理が長時間フリーズしたり、そのうちウインドウが点滅を繰り返す・・・。

良い時は良いのでだましだまし使っていたのですが、これはさすがにマズイなとうなだれるくらいの厳しさはありました。


■メインRAM-16GBでどうなったか!

↑まず手始めに2000万画素のPowerShot G9X Mark2のRAW現像を数十枚やってみました。

最初は4GBで間に合っていたのですが、みるみるうちにメインRAMの使用量が上がり、5GBを突破。

PowerShot G9X Mark2の時は4GB足りていた気がしてたんですが、こうしてみると、既に2000万画素のRAWファイル現像の時点でアウトだった事が判明しました。

Windows 10マシンだから、色々な処理を同時にしながら・・・というのもあるわけですが、それでもやっぱり4GBは限界だったのか・・・。


↑いよいよ、2400万画素のRAW現像を数十枚一気にかけてみました。

まず、重要なのが、別にメインRAM-4GBでも、メインRAM-16GBでも、写真1枚当たりの最高処理スピードは全く上がらないという点です。

調子の良い時の4GBと、16GBは互角。

ただとてつもなくデカいのは、DPP4.0がフリーズしたり、挙動不審になったりしない(!!)ため、たとえ1枚あたりの最高速では何の変化もなかったとしても、作業全体としては、挙動不審の時間がなくなるために、トータルで何倍も速い(!!!)って事です。

いやーDPP4.0の挙動不審が消えたのは本当に本当にでかい。

一定のペースで現像処理が続くので、4GB時代と比較して、現像済枚数がカウントアップして行くペースが驚きの速さ。

ただ気になるのは、CPUのクロックや使用率が上がらない点。

なんで? まだスペック上は余裕があるじゃん・・・などと思ったけど・・・。

冷静に考えると、多分、CPUの温度が上がり過ぎていて、スピードアップできないんじゃないかなという気がします。


↑と言っているうちにも、なんと、みるみるうちにメインRAMが6.8GBも消費されてきました。

こんなメインRAM食ってたんかい。

そりゃあメインRAM 4GBではスワップとかも激しく、処理がきついはずだわ・・・。

逆に、4GB時代は、HDDがゴロロロロロロロガガガガガガっと死ぬほど唸りを上げまくってましたが、メインRAM 16GBになってからは静かで驚きます。

思わぬ効果として、これ、HDDの寿命まで伸ばしてくれるかも?


↑ただ、行っても6GB強、7GB弱、くらいなのだから、16GBも搭載したのは多すぎて無駄なのか? と言うとそうでもないです。

メインRAMの利用状況をリソースモニタで見ると、実際に使用されている容量とは別に「スタンバイ」というシステム全体を高速化しうるキャッシュエリアがガンガン確保されまくってます。

メインRAMは死蔵される事が無いなぁというところ。

すぐにもPCを買い替えないとマズイかも・・・と思った時期もありましたが、もちろん経年劣化があるために必ずAspire 5750Gの後継機は必要になるのですが、メインRAMを16GBにした効果はまさに劇的で、システム全体が安定化し、壊れさえしなければ、Aspire 5750Gは十分に2400万画素時代は乗り越えられると確信しました。

さ、3000万画素はさすがに無理かな??

2018年11月23日金曜日

手持ちのAspire 5750Gでも搭載GPU「GT540M」活用したいなぁ

このところ、新しいゲーミングノートPCの事ばかり考えている私ですが、決して、手持ちのAspire 5750Gに不満があるわけではなく、もう7年も経過するPCであるため経年劣化の故障に備えて次を考えないいけないなぁという感じ。

まだまだ手持ちのAspire 5750Gを活躍させて行きたいです。

そこで、ふと思ったのですが、Aspire 5750Gには、そりゃGTX1050のような凄い奴とは比較にならないですが、何はともあれディスクリートGPUである「GT540M」が搭載されています。

これをちょっと生かしてみたいなぁという気持ちが出てきました。


■GT540MとはどれくらいのGPUか?

当時から「重たいゲームはだめ」と言われていたローエンドGPUですが、Core i7-2630QMに内蔵されているGPU(インテルHD3000)などは遥かに超えている、という絶妙な位置付けのGPUでしたね。

CUDAのコア数は、まだ初期の頃という事を考えても少ない96基。

コアクロックは672MHz~ブーストで1344MHz。

ビデオメモリはDDR3の1GBという微妙な性能ですが、まぁしゃーない。


■GPUをGT540M優先にする!

↑何はともあれ、Core i7-2630QM内蔵のGPUよりは遥かに強力ではあるため、Aspire 5750Gのコントロールパネルから出来る設定「nVIDIAコントロールパネル」から、使用GPUをGT540M優先に変更します。

ネットを調べたところ、(1)トリプルバッファリング=ON (2)マルチディスプレイ/ミックスGPUアクセラレーション=シングルディスプレイパフォーマンスモード (3)電源管理モード=パフォーマンス最大化を優先の3項目だけは設定しておけ!!という事だったのでやってみました。

7年間ここいじったことないという!


■GIMP 2.10をインストール

↑ハードウェア・アクセラレーションに対応したというので、画像処理ソフトのGIMP 2.10をインストールしました。

昔は順当にPhotoShop使ってましたが、今はもうGIMPと、Windows標準のペイントしか使わなくなりましたねー。


■WebGLで3D画像を動かしてみる!

↑今って、WebGLと言って、ブラウザで3D処理が可能になっているんですよね。

CUBE SLAMというサイトで、WebGLを使った3Dゲーム、クマとエアホッケー対戦出来ます。

3Dとしてはシンプルで、ゲームもスリムだけど、逆に結構面白い。


↑こ、これは凄い。

HelloRacerという、カーソルキーでF1マシンを実際にラジコンのようにグリングリンと動かせるデモです。

F1マシン一台分だけで、背景などはありませんが、これだけのクオリティのグラフィックが今や古いノートPCのブラウザ上で動かせるのは素直に驚きです。


↑Dynamic procedural terrainという、マウスで地面を視点をぐりぐり動かして、渡り鳥が飛んでいくシーンを見られるデモです。

エフェクトも良い感じですね。


↑WebGL Waterという、立方体のプールの中で自由にボールを動かして水の物理演算を楽しめるデモです。

これは見応えがあって、気が付くとしばらくボールを無心に動かして水の動きを見てしまっています。

水の動きが楽しい。


↑水がちゃんと物理演算されて動くさまは楽しい。

昔の新型ゲーム機発表のデモって感じでほんわかしてきますね。


↑ただ、ハードウェアアクセラレーションとは言え、いまいち、Core i7-2630QM内蔵GPUで動いているのか、GT540Mで動いているのか、どっちのGPUで動作しているのかが分からない点は微妙ですが・・・。


↑GPUの動きってどうなっているのかな?

思い出したのが、今のWindows 10って、GPUの動きもトラッキング出来るようになっている事。

なんですが・・・色々やってはみたものの、GPUが古すぎるのか、GPUに何の反応も見られませんでした。

動いてない・・・という事はないと思うけれど。


↑GPUはまぁ、まったりと活用して行くとして、話は変わります。

Aspire 5750GのメインRAMを16GBにしましたが、あれから活用が出来ていません。

なんと、たちの悪い風邪をひいてしまって(数年ぶりに努力してもなかなか抜けない風邪)、本来の目的だった、EOS KISS Mで写真や4Kムービーを全く撮りに行けていないのです。

しょうがないので、メインRAMの節約のためにずっと設定してなかった壁紙に自分の撮った写真を設定してみました。

さすがにメインRAMが16GBあれば、壁紙の節約はしなくて良いかなぁと。

Aspire 5750Gは心から気に入っているし、まだまだ大活躍してもらえれば。

ただ、経年劣化は必ずあるので、新しいゲーミングノートPCの計画もブレずに前に進めて行きます。