2013年12月28日土曜日

東芝dynabook tab VT484で、コマンド(WindowsPowerShell)を使って楽しむ

dynabook tab VT484の多機能さと便利さは筆舌に尽くしがたいものがありますが、Windows 8.1タブレット由来の強みの一つにコマンドモード、正確にはWindowsPowerShellがあります。

Windowsにはまだ旧式のコマンドモードと、PowerShellが混在しているのですが、当記事ではコマンドモード=WindowsPowerShellとしております。

なお、今回の記事では、コマンドモードの活用というより準備編という内容になっている事をお許し下さい。



■画面を調節する!!

全てのWindows(7以降)には必ずWindowsPowerShell(ウィンドウズ・パワーシェル)というコマンドモードが備わっていますが、これがとんでもなく高機能で、もしかするとWindows OSを積極的に選びたくなる理由の一つになりさえすると思います。

それを手のひらモバイルで使える時代になったわけで、これは楽しまなくては損かもっ、というわけです。

掲載のスクリーンショットは、今の私のdynabook tab VT484のホーム画面(スタート画面)ですが、ここからすぐにWindowsPowerShell(以降PowerShell)を起動出来るようにしています。

起動時は、長タップで出てくるアプリメニューから「管理者として起動」します。


起動すると、いかにもコンピュータ!!という画面が出てきますが、東芝dynabook tab VT484の縦画面だとさすがにうまく合っていない。

というわけで、プロパティから画面を変更し、フォント=MSゴシック20ポイントの、幅=文字数75文字にしてみます。

こうすると、1280x800ドットの縦画面にもちょうど良いかな。

あと気になるのは、コマンド入力を促す部分の表示コマンドプロンプトが異様に長い!!って事ですね。

このプロンプト、自分の居るフォルダを最上層からフルで表示しているのが長い原因なので、最後のフォルダだけ表示するようにします。

FUNCTION PROMPT(){$(SPLIT-PATH $(GET-LOCATION).PATH -LEAF) + ">";}

というコマンドを入力するとOKです。

GET-LOCATIONは、自分が現在居るフォルダを返してくるコマンドで、そこから最後のフォルダ名だけを取得するのに使うのがSPLIT-PATHコマンド(-LEAFオプション)です。

これだけでも、PowerShellの大きな特長の一つであるコマンドの結果がテキストじゃなくてオブジェクトで返ってくる事の恩恵に浴しているのが分かると思います。



■起動時に自動でコマンドを実行したい!!

しかし毎回こんな長いコマンド入力するのはキツイという当たり前の悩みが出てきますので、PowerShellを起動したら、自動で登録出来るように自動実行ファイル(プロファイル)に登録してしまいたいと思います。

ところが、Windows 8.1だと自動実行ファイルは禁止されているため以下のコマンドでローカルだけ許可してしまいます。
SET-EXECUTIONPOLICY -EXECUTIONPOLICY REMOTESIGNED

例によって、そんな事するとセキュリティやばいぞ!!と警告が来ますが、何言われても「Y」イエス選ばないとしゃあないのが辛いところ。


自動実行ファイル(プロファイル)はどこに作ればいいんだ?!と思ってしまいますが、なんと、妙に親切というか
$PROFILE
と入力すると、具体的な場所とファイル名がフルで表示されます。

ここでのポイントは場所(フォルダ)もファイルも全く存在しないので全部自分で作るという事です。


場所もファイル名も指示されて分かっているので、まずフォルダとテキストファイルの空枠だけ作ってしまいます。

私の場合はユーザー名がmorimoriなので、以下のようになりますね。
C:\Users\morimori\Documents\WindowsPowerShell\Microsoft.PowerShell_profile.ps1

ついでと言ってはなんですが、今後、コマンドモードを便利に使うため、自作関数(コマンド)を登録しておくINIT.PS1というファイルも合わせて作っておきました。

名前はもちろん何でも良いです。


自動実行ファイル(起動プロファイル)には
#---------------------------------------------------------
#東芝dynabook tab VT484 WindowsPowerShell起動プロファイル
#---------------------------------------------------------

#起動時の場所
SET-LOCATION C:\

#パスの追加
$ENV:PATH += ";C:\USERS\MORIMORI\DOCUMENTS\WINDOWSPOWERSHELL\"

#起動時に自作関数を登録する
INIT.PS1

#コマンドプロンプトをシンプルにする
FUNCTION GLOBAL:PROMPT()
{
   $(SPLIT-PATH $(GET-LOCATION).PATH -LEAF) + ">";
}
という感じで必要最低限の設定が自動でなされるようにしてみました。

#以降は改行するまでコメントが書けます。


自作関数のINIT.PS1には、今後色々と入れたいのですが、まず手始めに、正規表現のパターンにマッチする(1)か、しないか(0)をチェック出来る関数を一つ作ってみました。

#正規表現実行
FUNCTION GLOBAL:REGEX($P_VALUE="",$P_PAT="")
{
    if($P_VALUE.Equals("") -and $P_PAT.Equals(""))
    {
       WRITE-OUTPUT "REGEX 文字列 パターン";
       return;
    }
    
    $oRX = $(NEW-OBJECT Regex($P_PAT));
    if($oRX.IsMatch($P_VALUE))
    {
        return 1;
    }
    else
    {
        return 0;
    }  
}

■いよいよコマンド・ライフ!!

遅くなってしまってすみません。

ようやくコマンドモードを使う段になりました。

PowerShellは、昔のコマンドモードと違って、すぐに、数式を入力する電卓としても使用可能です。

難しい事一切抜きで、そのまま数式を入力するだけでOK。

これが結構便利だったりします。

ちなみに、$変数名=値とすれば、いくらでも変数が使えるので電卓役としても剛力なものがあります。


さきほどINIT.PS1に作ったREGEXという関数ですが、文字列とパターンの2つをパラメータとして与えて(パラメータの間はカンマではなくて空白で指定するのにご留意下さい)、パターンが一致しているかどうかを0か1で分かるようにしていますが、その使用シーンをスクリーンショットで掲載させて頂きました。

このように、アプリを開発するまででもないけど、すぐにツールが欲しいというような時、コマンドモードならすぐにパッと作れてしまうのも非常に大きいです。

しかも、手のひらで作れてしまう。

このあたりの話になってくると、Windows 8.1のモバイルいいなぁという思いがさらに強まりますねー。

2013年12月23日月曜日

クリスマスカラーか、上質な緑の色艶にうっとり。ボルギーニ・スリムボールペン・グリーン

今年もありがたい事に、早いクリスマスプレゼントとして素敵なペンを贈って頂く事が出来ました。

本当に感謝いたします。

それがこの「ボルギーニ・スリムボールペン・グリーン」です。


ボルギーニのこのスリムボールペンは、シルバー色、レッド色と所有させて頂いておりまして、その書き味の良さと古風なデザインのマッチングに惹かれています。

グリーンとゴールドトリムの取り合わせがあれば良いのになぁ・・・とか言っていたら、まさにそれが目の前に来てくれて大喜びであります。


金属製の軸に艶のある厚めの塗装、この手法もボルギーニ・スリムボールペンの魅力です。

グリーンは、パープル系と並んで、なかなか好みがハッキリと割れてしまいがちなカラーリングだと思うのですが、ゴールドトリムとの組み合わせは、静かな品格と艶を合わせもった、何とも得難い良いものである、と感じています。


丸みを帯びた、なかなかの造形技術が投入されたクリップには、上部にITALY、縦方向に社名のBORGHINIが刻印されているのが分かります。

艶グリーン塗装の上に、綺羅と輝くゴールドトリムは、うっとりするくらい映えますねぇ。


このペンの特徴なのですが、芯の繰り出しは、どう見ても回転式だろうと思わせて、意表をついた軸ノック式。

人様にお貸しする時には、あらかじめ芯先を繰り出しておかないと、やっぱり迷われる事が多いです。


多色ペンほどの複雑なメカニズムで無いという有利もあり、芯先はシッカリしています。

イタリーペンとは言え、独自のものではなくて、世界共通のパーカータイプのリフィルが使えるため、インク切れの不安を考える事なくずっと使い続けられるのも嬉しい要素。


実際に筆記してみると、パーカーよりは日本の油性ボールペンに近い、割りとアッサリ目の書き味なのですが、インクはしっかりと吐出され申し分ありません。

手元をしっとりと飾ってくれて、さらに書き味にも抜かりのないボールペン。

イタリーペンというと、個人的に、とても高額で入手性も悪く敷居が高いというイメージがありましたが、ウィルソン4色ボールペンと、このボルギーニ・スリムボールペンによつて、ネガティヴな意識がポジティヴに変えてくれました!!

メカニズムもバッチリ、太陽色に輝くイタリア製多色ペン「ウィルソン4色ボールペン・ゴールド」

以前クリスマスプレゼントで贈って頂いた人生初のイタリア製ボールペン・ウィルソン4色ボールペン・ゴールドは、あっという間にトップクラスの稼働率に登りつめました。

ちょっと芯の繰り出しメカニズムが粗いのが気になっていましたが、その後に手にしたシルバーモデルが何の問題も無かったことから、もしかして全数が改良されたのではないか??と、是非とも確かめたい気持ちもあり、このほど、再び「ウィルソン4色ボールペン・ゴールド」を手にいたしました。


まるで太陽のように燦然と輝くオール・メタルの黄金色ボディ!!

ここまで真正面から金色で勝負をかけてくるペンというのは、非常に珍しいと喝采してよろしかろう、と思います。

コーティング素材に貴金属「元素79 (Au)金」が使われる高級グレードのペンならともかく、普段使いのペンでここまで斬り込んで来られるとは、さすが熱きイタリーペン。


パアッと強い光を当ててみると、もちろん「元素79(Au)」とは明らかに違うとはいえ細かい事はいいんだよ!!と思わず逆ギレしそうになる(まさに逆ギレ)くらい、金色が圧倒的な存在感、チャームポイントとして爆走しています。


ちなみに、最高ランクの稼働率を誇る、前回贈って頂いたモデルですが、このような感じで(写真)、芯先を繰り出す時に動作が渋く途中でたまに引っかかってまう事も。

ただ、贈って頂いた方とも「舶来品らしい味っちゃあ、味かもね」と言っていたものでした。


しかし、現在のモデルは、メカニズムには何のひっかかりもなくなり、実にスムーズ!! 本来持つ、4色ペンならではの実用性を遺憾なく全力発揮出来る品質になっておりました!!

金色のクリップにはITALYの刻印もあり、弾むように華やかな外観にさらなる彩りを加えてくれております。

ちなみに、色の事ばかり言ってしまいましたが、クラシック調の8角軸デザインそのものも絶賛したくてたまりません。


ただ、芯先はちょっとユラユラしていて緩めなんです。

これはもうご愛嬌という感じでしょうか。


手持ちの2筆を並べて、実際に筆記してみました。

(ちなみに、私の所有ペンの筆数カウントにおいては、同一シリーズ・同一色のペンは、何筆あったとしてもあくまでも一つとしてカウントさせて頂いております)

4色を次々と素早く切り替えて使っていけるのは、どうしたって稼働率が自然にあがるだろうというくらい便利。

元々、芯先の繰り出しがレバー式というのは、パッとすぐ色の選択が出来るなど、実用性の面ではズバ抜けて優れているのですが、その反面、いかにも実用性優先の事務用筆記具然、としたものになりがち・・・という弱みがありました。

ところが、レバー式のウィルソン4色ボールペンは、豪華絢爛で実用性まで高いという大仕事を見事達成していると讃えたくなりますね。


シルバー色モデルとゴールド色モデルを並べて写真を撮ってみました。

色の違いを際立たせるために、あえて赤みさす色合いにカメラを調整しております。

このウィルソン4色ボールペンは、華のある外観、4色由来の卓越した利便性、心配していたメカニズムの引っかかりもなくなり、2014年はさらなる飛翔の年になりそうです。

全てが分かりやすい製図用シャープ「ぺんてるグラフギア500 (0.5mm)」

今回の記事では、定価でも525円非常に求めやすい価格と、文房具屋さんだけでなく近所のスーパーなどでも購入可能な優れた入手性、そして使い心地に抜かりなしの製図用シャープペンシル「ぺんてるグラフギア500 (0.5mm)」について書かせて頂きたいと思います。


ぺんてるグラフギア500は、良い意味で全てにおいて分かりやすいシャープペンシルであります。

金属製ローレットは見たまま、完全な滑り止め効果があって握りやすく、軽い再生樹脂軸と重い金属ローレットの組み合わせは、そのまんまノーズヘビーの低重心設計。

クリップも素直な形状で、すっきりそのまま、見た目のまま、何のひっかかりもなく使い始められるシャープペンシル。


製図用シャープペンシルならではの、極めて見晴らしの良いペン先。

このカテゴリーは、価格に関係なく、常にトップランクの剛性が与えられているため、いくら書いても芯先に不安がありません。

特に銘柄や色気にこだわらず、純粋に性能が良くて求めやすい価格のシャープペンシルが欲しいとなれば、このカテゴリーを第一番に探すのがよろしかろうと思います。


製図用らしく、ペン尻のカバーには0.5mmを示す「.5」がプリントされ、入れた芯の硬度も表示しておく事が可能です。

製図用でも、この硬度表示は必ずしも装備されているとは限らないため、使いやすさ・分かりやすさ重視の向きには、一安心かも知れませんね。


実際に筆記してみると、これはもう毎日使いたくなる性能の良さであります。

ただ、分かりやすさはプラスだけではなく、金属ローレットが嫌い、低重心が苦手という方ならば、なんの救済要素もなく選択肢から外れてしまうという、マイナス面の分かりやすさも表裏一体で備えているのが難しい所であります。

docomoケータイ「富士通F-01E」に、Bluetoothキーボード接続し、さらに魅力倍増!!!

このところ、東芝dynabook tab VT484の記事が多めですが、このWindows 8.1タブレットの活躍によって、通話・メールを単独でバッチリ担当してくれているdocomoケータイ「富士通F-01Eの魅力もさらに増大中」であります。

場合によっちゃ、3日くらい充電を忘れてても全然平気なので、ライフラインたる通話・メールに一切の不安なく、思いっきり情報機器を使えるこたえられない解放感は、今だからこそ発揮される大大大魅力と言えるかも知れません!!


F-01Eは、通話の快適ツール「ガラケー」の身ではありますが、そればっかりが良いのではなくて、BluetoothやWiFiを搭載している事もあって、実はandroidやWindows 8.1タブといった情報機器の分野にも、頭を突っ込んで結構使えてたりするんです。

ただ、そういう情報機器の代わりにやるような文字入力なんかは、長くて複雑だったりしがち。
本体のテンキーも良いが、Bluetoothフルキーボードあったら良いなぁ・・・、って、ダメ元で、以前買っていたANKERのキーボードをつないでみました。


F-01Eは、Bluetooth関係のメニューを備えていて、全ての操作はこのメニューから可能です。

最初は当たり前ですが、「新規機器登録」しますが、やり方がちょっとだけ分かりにくかったかなー。

パスコードの入力を求められるのですが、キーボード側で数字入力してから、同じ数字をF-01Eにも入力する、2つの入力をもってペアリング完了となるんですね。

このどっちにも入力するというのが分からず、「何すりゃいいんだ?」と2分間くらい迷ってしまった私でした・・・。


ただ、登録完了したらパッと使えるわけではないので注意が必要です。

まずは機器リスト・接続・切断に入って接続して、黄色と黒の接続アイコンが表示されるまで待ちます


キーボードが接続されると、Bluetoothアイコンが変化し、HIDという文字付きアイコンになります。


お、おっしやー、入力だーっ!!

うぉぉーっ、ケータイに10本指でフルブラインドタッチでバンバン文字入力出来るーっ!!

これは軽くショッキングと言っても差し支えありますまい。

ちなみに、ANKERキーボードは英語配列(Apple配列?)なんですが、記号の配置は日本語キーボードの配置なので、ブラインドタッチしてる方には相当に快適かも知れません。

ちなみに、文字種類の切り替えは、キーボードからではなくて本体操作が必要というか、私が見つけられていないだけかも知れませんが、とにかく本体で切り替えました。

ただ、予測変換はあるし、とにかくフルキーボードの快適さを前にしたら多少の事なんかどうでも良くなります。


さっそく、メールでツイッターにつぶやきを書き込み(送信)してみましたが、Windows 8.1タブレットとか、ウィルコムW-ZERO3に匹敵するくらいバババーっと打てるのは、目の前が美しい蘭の花で埋め尽くされるくらいの幻想的ショックと言ってもいいくらい、良い意味でショック。



ちなみに、一度接続が切れたり切ったりしたら、キーボード側のペアリングボタンを一回押してから再接続します。

このボタン押さないと行けないのか?というところですが、私のやり方が良くないかも知れませんが、押さないと再接続しませんでした。


(追記)
その後、ボタンを押さなくとも再接続するのを確認しました。

■Bluetoothキーボードの再接続の手順

(1)Bluetoothメニューから、Bluetooth電源オンします。

(2)キーボード側の電源を入れます。

(3)Bluetoothメニューから「機器リスト・接続・切断」に入ります。

(4)このリストに出てるANKERキーボードの名前に、黄色と黒の接続アイコンがあればOK

※無ければ接続すればOK

ともあれ、キーボードがあると、ガラケーの世界が180度変化するので大喜びであります。


F-01Eには、立てたまま充電出来るスタンドが付属してくるので、キーボード入力時のスタンドに困る事が無い!!というのも大きい。

そもそも、折りたたみタイプだから、スタンドなくても自立するという、スマホ・タブレット時代の機器が遠くに置き忘れてきた美点もバッチリ有しておりますぞ。


富士通F-01Eは、実に気に入っています。

確かにスマホに対抗出来るような機能まではありませんが、Windows 8.1タブレットなどと組み合わせる事によって無類の強さを発揮し、今回、キーボードまで使えるようになってますます魅力ブースト。

それと、ガラケー、ガラケーとバカにされる事もありますけれど、デザイン面は、ガラケーって最高ではないでしょうか。

好みがどうのあえて言いません。

このメカニカルで、遊びの要素が存分に入れられる世界は文句なしに良いものだなぁと。

店頭で見て、家族と共に一発で惚れた凛とした美しいウェッジシェープ

デザイン惚れが出来る世界、ガラケーは今こそ輝き始めている気がするのです。

キーボード嬉しいー。

仙台の街歩きでも、「dynabook tab VT484」はandroidマシン並に便利に使えました!

個人的なクリスマスイベントで仙台の街に出かけましたが、その時に持っていった「東芝dynabook tab VT484」が、もうandroidマシンと同じくらい便利に使えたので、今回の記事ではその喜びを書かせて頂きたいと思います。


さすがに7インチのandroidタブレットと比べると大柄な8インチですが、何とか片手で握れるサイズなのが嬉しい。

それと、東芝dynabook tab VT484は、デザイン発表時は、額縁(黒い縁)の面積が広すぎるのではないか?と心配してましたが、掴んだ時や、縁を指で摘んだ時に、画面に誤タッチしにくくなるので意外に快適という美点発見です。

8インチくらいになると、思ったよりも本体のフチに手や指をかけたり、掴んで持ち上げたりというアクションが発生しまして、ここで生きてくるのがフチの広さだったりします。

フチが狭いほうがスタイリッシュなのは確かなので、ここはどっちをとるか?という問題になってしまいますけれど。


それと、今のところ、本体装着タイプのケースには、好みのものが1つも無いという悲しい状況になっていますが、それを逆手に取って(?)、運用の実重量がより軽くて済む「ケースなし」運用してます。

もちろん、袋タイプのケースはあるのですが、使う時は本体そのまま。

このままだと、滑って本体落下という悲劇になりやすいので、一応気休めとして、オーディオコネクタ用のストラップを差し込んで、指にからめて安定性の向上だけ図っています(※当然ですが、落下防止用ではないです)。


街歩きといえば、重要な地図。

当初、androidマシンと比較してあからさまに弱かった部分ですが、先日インストールしたgMapsと内蔵GPSの相性が良く、GPS電波が受信出来る場所ならandroidマシンに負けない使い良さになりました。

ただ、アプリが無線LANによる現在地の推測機能を実装していないので、ビルや地下道に入ってしまうと、GPS電波が切れる前の地点を延々と表示し続けているのに注意が必要です。

ただ、Instant Goに対応している恩恵なのか、スリープさせてもGPSが生きてて、とにかくGPS電波さえ復帰すれば、そう待たずに現在地を表示してくれるのは心強いものがあります。

たったの1インチしか違わないのですが、実際に使うと、8インチは7インチより明快に画面がデカイので、地図アプリは最高です。

その話の流れで行けば、10.1インチとかはもっと快適になるはずですが、今度は本体が大きすぎて手のひらモバイルではなくなるので、この8インチというのは見事なバランスを切り盛りしていると感心させられます。

あと、つながりやすさNo.1といいますが、個人的にはやはりdocomo回線最高です。

えっ、ここでもつながってくれるの??と驚くほどdocomo回線は広くつながってくれて感涙です。

ずっとdocomoの方はあまり意識してないかも知れませんが、ウィルコムから来ると毎日がスゥゲェェー祭り開催中になっちやいますよホントスゲー!!!


待ち時間には、やはり青空文庫の読書。

1280x800ドットの8インチは粗いのではないか?と思われるでしょうが、8インチくらいの大きさになると、意外と目を画面から離して見るので、実際は活字の本を読むくらい快適に感じられます。

青空子猫(300円)だと、フォントやや小さめの設定+全画面で、全然問題なく本そのままクオリティ、綺麗に感じられました。

1920x1200ドットだと、より滑らかなのは分かりますが、絶対それが無いとだめなんだーという事になってないのが、まさに発見です。


タブレットを持ち歩くと、連れとかから「あれ検索して、これ調べて」とか矢のようなリクエストが飛んでくるのが常なのですが、Windows 8.1タブレットは、その手のリクエストをさばくプロフェッショナルのandroidマシンにも負けない活躍でした。

そもそも、ストアアプリにずばりGoogle検索があるので、テキスト検索も、音声検索も、どっちも抜かりなしというのが大きい。

検索や地図は、やっぱりGoogleさまさまであります。

音声検索は、いきなりだと恥ずかしいものがあるでしょうが、人様とお話しながらだと、自然な流れで音声検索がかけられるので、この機能がシッカリしてる機器は実にデカイ。

たとえば、「ベガルタ仙台の試合いつだっけ?(天皇杯のこと)」と聞かれましたら・・・
(音声検索ON)「ベガルタ仙台 (ちょっと空白) 天皇杯 (検索開始)」「・・・かぁ。今、検索したから! ちょっと待っててね」
みたいにいけました。

検索結果を人様にお見せするにも、8インチ画面はとにかくデカくて大好評です。


あと、デスクトップ画面も、Windows 8.1からなのかな? 地味に色々なアプリがタッチ対応してて、その場に立ったまま使うのには便利でした。

たとえば、標準のフォトビューワですが、何とフリックによる写真の先送り、逆戻しに対応してて、他のアプリ使いながら人様に写真をお見せしやすい!!



Windows 8.1タブレット、あんまり素晴らしいので、次の進化形態である「チェリートレイルAtom搭載版(2014年登場の見込み)」が出たら、迷わずに買い増ししたい気持ちになってます。

2013年12月21日土曜日

dynabook tab VT484の「Corel Paint Shop Pro X5」を軽く使ってみた話

「東芝dynabook tab VT484」は、私はもう大満足・大納得しておりますが、やはり本体が他社と比較して高めと言われていますね。
しかし、実は、極めて高機能な画像編集ソフト「Corel Paint Shop Pro X5」がプリインストールされています!!


ちなみに、何のために画像編集ソフトをモバイルで使うのかと問われると、Webにアップロードする写真のリサイズや、説明文を入れたりなど、ちょっとした利用がメインなので、今までは何も言わずフリーソフトのGIMP2をインストールして使わせて頂いておりました。

しかし、dynabook tab VT484には、高機能なPaint Shop Pro X5が入ってくるので是非ともこっちを使ってみたい。

ただ、かなり重装備のソフトだと聞いているので、いくら新世代と言えども、手のひらモバイルで使う気になれるだろうか・・・?という不安があり、恐る恐るの使用開始となりました。


軽くしか使っていないので恐縮なのですが、高機能な画像編集ソフトとしては軽快に動作していて、常用したいと思わせるものがありました。

起動は15秒前後で済むし、各種フィルターも、そりゃCore i7のようにゃいかんでしょうが、手のひらモバイルとしては全然許容範囲な動作で嬉しくなっちゃいました。

むむぅ・・・さすがインテル渾身のモバイルCPUだけあり、Atom Z3740って、電気は食わないしパワーもあるし、偉いじゃないかーって思いが強くなりますね。

そもそも、バックグラウンドで他のアプリをバンバン起動してたりする上での軽快動作だし。


あまりに高機能過ぎて、いきなり全貌を掴むのは無理ですが、ちらっと見ただけでうへっ、となる要素満載ですね。

フィルター類なども、一覧用ブラウザでその効果を全種類一気に確認出来たり、痒いところに手が届く設計が随所に盛り込まれているのが分かります。


画像ソフトを使う目的に、テキストを挿入したいってのがあるんですが、Paint Shop Pro X5くらいになると、もはや文字はビットマップじゃなくて変形自在なベクタ形式での挿入になっとるんですねー。

なんか、サイズをぐいんぐいん変えられるのは、高機能タイプソフトを使ってらっしゃる方々には当然かも知れませんが、馴染みのない私なんかにはこれだけでもちょっとした感動が出来てお得でしょうがないです。


あと、やはり丁寧に手間をかけて作られたソフトだなぁってのが、直感的に操作が出来て、プログラム技術的に妥協したような操作の制約が見受けにくい点ですね。

ここからその操作出来ないのか・・・やはりプログラミング難しくなるから、やってられんのだろうな・・・というものじゃない。


あとメニューを見ると、写真のレンズの補正とかかなりのレベルまで突っ込んで出来るのが分かります。

いかんせんメインRAMが2GBしか無いので、高画素の写真加工には制約は出てくるでしょうが、それはしゃあないですね。


それにしても、Excel 2013もそうなんですが、ここまでのレベルのソフトが手の平で使えていいのかって時代になったんですねぇ。

しみじみ・・・