2009年5月23日土曜日

HDR-XR500Vで撮る、「残雪の蔵王」と、「雪の壁」








ゴールデンウィーク中に、残雪の蔵王に行ってきました。
経験的に、条件が良い時であっても蔵王のお釜付近と地表では6度以上の気温差があり、この日もかなりの寒さ。
でも、この時期じゃないと、条件的になかなかこういう風景は撮影出来ないはずです。

特に、蔵王の避難小屋(?)付近からの景色はまさに絶景
まだ雪を抱いた山々の雄大な姿を見ると、心が洗われるようでした。

雪の壁は、今年は暖冬の影響で例年よりも最大高が8mくらい低いそうですが、それでも壁の上に乗っかって撮影してるとかなり怖いものがあります。
このあたりは、軽量三脚でも十分に持ちこたえてくれて、さらに、強力無比な手ぶれ補正装置の搭載があって、手持ち撮影の自由度が極めて大きいHDR-XR500Vの役者の見せどころです。

特に、HDR-XR500Vは、その性能ばかりではなく、小型ボディならではの楽しさを併せ持つ名機です。

たとえば、走行中のクルマのダッシュボードの上にカメラを置いて、エコーライン路上からの風景(雪の壁)を撮影するとか、三脚の先っぽにカメラを付けて、空高くにカメラを掲げて上空からのアングルで撮影するとか、小型カメラの体を持たねばムリだと思われます。
また、いつもペアで書いている気がする、取り外し自由自在で非常にコンパクトな「ソニー純正ワイドエンドコンバージョンレンズ」も、HDR-XR500Vの魅力を押し上げてくれていて、とにかくレンズ固定の身でありながら、不自由を感じさせないカメラなんです。

このあたりは、もしも私の心の中に、ちょっとでも大型カメラ万能主義(?)、デジタル一眼レフ動画万能主義(?)の考えがあったならば、修正せねばならない重要なポイントではあります。

さて、蔵王と言えば気になる「お釜」ですが、有名なエメラルドグリーンの色彩は、まだ凍結しているために見る事が出来ません。その代わり、凍結しているがゆえの微妙な色表現は、まさにこの時期ならではのものとして、十分に美しいと思います。

ちなみに、今回から、HDR-XR500Vで撮影した映像(静止画)を掲載するサイズですが、PSPの壁紙にもしやすいように考えて、960x540ピクセルにしました(一部、写真モードのものを除く)。
これは、PSPの画面解像度の四倍です。
PSPは480x272ドットなのですが、その解像度そのものの静止画よりも、四倍くらいの解像度のものから壁紙にした方が、より精細感のあるものが出来上がると思います。