2015年1月31日土曜日

Windows10 T.P.にSQL-Server 2014 Expressをインストールしてみました

今回の記事では、オラクルVitual BOXにインストールして仮想環境で使っている「Windows10 Technical Preview」に、「SQL-Server 2014 Express」をインストールし、ホスト側のSQL-Server 2014と、二つ同時に利用できるかどうかまでやってみました。


■インストール編

インストールの前に、SQL-Server 2014のファイル解凍がとても遅くでびっくり。
Core i7-2630QMであれば、ファイル解凍なんて、瞬足タッタッターで当たり前だったので、仮想環境の不利か。

でもCPUは安定してるし、やはり、仮想環境の「仮想HDD」が遅いせいなのかなーと。
可変の25GB確保してるんですが、速度的には固定にしないとますます不利みたい。


解凍後はウィザード形式でいつも通りの簡単インストール!!

普段なら、Windowsにマイクロソフト純正のソフトをインストールするのに、途中で困ることなど何も無いのですが、今回は「Windows10 Technical Preview」という開発途中OS、かつ、仮想環境である事を差し引くわけで、やはりどうなるのか心配な点はありますね。

それで、インストールですが、いきなり失敗しました。
原因は、Windows10に.NET Framework 3.5 SP1が無いからのようです。
あわててファイルをネットに探しに行かなくても、実はインストールはされていてるので、コントロールパネルから機能を有効にするだけでOKでした。
途中、足りないファイルをWindows Updateで補うため、少し時間はかかりますね。


ちなみに、Windows10にインストールされているFrameworkのバージョンは、レジストリ見る限りは4.0世代ですね。

4.5は製品版になるのかな?


多分、仮想HDDが遅い分、時間はややかかりますが、つつがなくインストールそのものは完了しました。

しかし、Core i7-2630QMって、もう古いCore i7ですが、タブレット用CPUとかを基準にして考えると、馬力が全然違いますね。

ホストでWindows7動かして、さらに仮想環境でWindows10動かして、快適だと感じられるのだから大変なものです。


後は、Excelシートをテーブルのように使いたいから、「Microsoft.ACE.OLEDB.12.0」をセットアップします。

これは別途、マイクロソフトのサイトから入手する必要がありますが、入手先とかは以前の記事に書かせて頂いておりますので、恐縮ですがそちらを参照頂ければ幸いです。
その時の記事はこちら


■使用編・他サーバーとの接続も!!

スタートメニューには、アイコンをちょっと大きく(中サイズ)で並べてみました。

GUI管理ツールのManagement Studio(こちらはもうEXPRESSがつかない!!)と、データのインポート・エクスポートツール(64bit版)と、構成マネージャの3アイコンをピックアップ。

いやぁー、Windows10のスタートメニュー、すっごくいいですね。

自分の好きなようにアプリと機能を並べられておけるんで、Windows7よりずっと気が合うんです。
Windows10に慣れると、7はもちろん変わらず素晴らしいOSではあるものの、ちょっと古臭く感じられてしまう。


OPENROWSET()関数や、xp_cmdshell拡張ストアドプロシージャ、Microsoft.OLEDB.ACE.12.0プロバイダを使う設定をしていますが、キー入力したらいきなり落ちるとか、そういう事もなく、つかみはokというところですね。


これこれ、これがやりたかった!!

オラクルVirtualBOXのネットワーク設定がうまくいって、ゲストOSのWindows10は、ホストOSのWindows7から完全に別個の同格のPCとしてみなされるようになったんで、その状態で、ホスト側のWindows7に立てたSQL-Server「ASPIRE5750G\SVR1」を、ちゃんと認識できるかどうかやってみたかったんです。

「ASPIRE5757G2\SVR1」と「ASPIRE5750G\SVR1」の二つが並んでいるのは嬉しいですね。

これで、物理的なコンピュータを全く意識することなく、どっち側からでも、二つのSQL-Serverをコントロールできます。

しかし、複数のSQL-Server使うと、なんか良いとか悪いじゃなくて、純粋に仕事してるみたいで不思議な気持ち。


ちなみに、ネットワークの設定も、権限も何ら問題ないのに、どうしても目的のSQL-Serverに接続できない!!という時は、目的のSQL-Serverで「SQL Server Browser」のサービスが開始されていない事が考えられます。

SQL Server Browserが止まってても、自分は特に問題ないからそのままにしがちですが、相手から自分が見えません。

ここを動かすと、その分リソースは消費されてしまいますが、複数SQL-Server使う時はしゃあない。


どんくらいリソース食っているかな?と思ってタスクマネージャで見てみると、メインメモリは、全部で1.9GBしか無いのに、1.7GBくらいまで行ってますね。

ただ、裏でIE11を起動しているから、それを考えるとかなり優秀かも。

CPU使用率ですが、実は、ホストOSの方でもインストール作業しており、ホストOS側でもCPU使っているのに、こちら側でも、まぁある程度影響は受けているにしても、それなりにきちんと使えているのが、拍手喝さいもの。

どこまでWindows10 Technical Previewでやるんだという問題もありますが、これからも、マイペースで色々とやってみたいですね。