2015年1月25日日曜日

Windows 10 Technical Preview(日本語版)を使ってみました!!

今回の記事は、マイクロソフトが前倒し公開してくれた、「64bit版Windows10 Technical Preview(日本語版)」のChromeブラウザで書かせて頂いております。

待ちに待ったWindows 10。
私がDLしたISOファイルの公開先はこちら(マイクロソフト)
TPは、まだまだ技術者向けにマイクロソフトが情報収集する目的で公開している「開発途中バージョン」でありますが、こうして、ブログを書かせて頂くところまでは楽々で行っているんですね。


■環境の問題でインストールにてこずり

Windows 10 TPの設定画面までたどり着くのは、紆余曲折ありました。

最初は、Windows 8コンシューマプレビューの時に使って、期限切れと同時に放棄した、自作デスクトップPCにインストールしようと思いました。

マイクロソフトからISOファイルをDLして、DVDに焼いてうきうきしていたのですが、だがしかし!!なぜか以前まで問題なかったDVDドライブが通電せず。

外付けDVDドライブも偶然壊れてて不動。

しょうがないんで、Core i7ノートPCのAspre 5750Gに、仮想PC(オラクルのVirtual BOX)をインストールして、仮想PCにインストールする事にしました。

ただ、物理メモリが4GBしかないのがいけないのか、どうしてもインストールが失敗するんで焦りました。

結論は、インストールOSタイプは64bitのWindows 8.1にして、割り当てのメモリは1GBにして成功しました。

仮想PCとの兼ね合いは、環境によって全く変わるので、詳しい内容は割愛させて頂きます。


OSのインストールというと、ソニープレイステーション3に、Linuxをインストールした時は、ファイルの入手方法からして結構難易度が高かったんですが、Windows OSのインストールは、マイクロソフトが簡単に出来るように至れりつくせりで作ってくれているので毎回ありがたい。

ただ、きつきつのハードウェア(主にメモリ量)の時は、そもそも完了するのか?という問題により、かなりハラハラしますね。

「あともう少しです」なんて、利用者を気遣う文言もまたうれしいですねー。


これが、最初にWindows 10が起動した、生のままの画面です。

個人的には、あのPS4で、ザ・ラスト・オブ・アスの画面を見たような、鼓動にターボがかかる感動とまではいかず、どっちかというと、ふぅー・・・起動したかぁ・・・という、なんかノルマを達成したような、ホッとした気持ちが強いですね。

開発中のバージョン+きつきつのリソースでの仮想PCだし。

ただ、そのまま使おうとしたら、めっちゃくちゃ遅かったです。

特に初回だと、色々な通信をしまくるのかな? もう1コアの古いAtomを思いだすくらい遅かった・・・。


その遅さは、かなりやばい。

あ、やばいって、良い意味じゃなく、元々の意味で使われる悪い「やばい」です。

CPU使用率が100%に張り付いていて、何もできねー。

正直、放棄して、今日は何もなかった事にしようかな・・・と3秒くらい思ってしまうくらい、やばかった。

結論を言うと、Windowsファイアウォールを無効にして、Windows Searchを強制終了し、あとは、壁紙の撤去とか細かい「あがき」をしているうちに、CPU使用率が落ち着いてきて、こうしてブログを問題なく書けるくらい、まともな速度になりました。

起動後しばらくは、色々なロードでシステムが忙殺されているのかもしれない。


CPU使用率の100%張り付きさえ解消されると、まぁ、仮想PCだから「速い」とは言えないけれど、「まだ遅いは遅いけど、だめではない」くらいにはなるかな。
いやいやいや、書いておいて申し訳ないですが、あれれ、あれれ、使っているうちに、どんどん加速して来て、みるみる速度が改善されて来ているんですよ。
あらら、初見であきらめなくて良かった。

頼りのCore i7ですが、なんと、ターボブーストは効かない感じです。

あと仮想PCなんで、コア数は外側から変更できますが、CPUは8スレッドだから、8コアにするぜ!!と思ったら、Windows 10が起動しなくてだめでした。



Windows 10 TPを使ってみましたが、まず、ブラウザはIE11が継承されてますね。

新型ブラウザの「スパルタン(開発コード)」が気になりますが、企業で使うなら、いきなりスパルタンは悪い意味でやばいですからね。

100%に近い確率で、企業はWindows 7からアップグレードしなくなると断言できるので、マイクロソフトは、損は無いのだから、IE11搭載をさっさと確定して発表すべきでしょう。

あと、スタートメニューは、Windows 7のものを想像してはいかんですね。

あくまでもWindows 8.1のスタート画面を、デスクトップと共存させたもので、カスタマイズは細やかです。


スタートメニューは、まんまWindows 8.1ですが、タイルの配置の位置が細やかに決められたり、カスタマイズ性が強化されててうれしい。

私は、ネットではぼろくそ言われるWindows 8.1が大好きで、これ良いOSなんだけどなぁ・・・と、悪口を聞くたびに悲しかったんですが、Windows 10は、8.1をやめて逃げたのではなく、8.1をさらに進めた感じです。

少なくとも、Windows 7からいきなり10に来たら、結局は8を最初から学習するのに変わりはないと思います。

8.1を使っている人にとっては、まるで8.2が来たような喜びでいっぱいになる・・・ような気がする。

少なくとも、8.1を無視して良かったという事はあんまり無い気がします。

Windows 10は、Windows 8.1の逆襲戦とも言えるかも知れないですね。


仮想PC+メインメモリは1.5GBにしていますが、IE11のアプリビューでツイッターでツイートとかは問題ないです。

このブログ書いているうちに、どんどん速くなって行っているのが怖い。


ブログですが、chromeで書かせていただいておりますが、スクリーンショットの画像をOne Driveにアップロードして、そこからブログに貼り付けて記事をHTMLで書かせていただく・・・という動作も、速い。

あれ、さっきまでは「遅いけどだめではない」などと書いたけど、あれれ、あれれ、今は速くなってる。

おおう!?


ちなみに、外の世界(64bit Windows 7)から見た、Windows 10 TCです。

最初はドン亀かと言えるくらい遅く、放棄してWindows7に逃げて来ようとか思ったけど、粘っているうちに、なんか大丈夫になってきた。

なんか、なんで!?

設定変更だけじゃないよなぁ。

superfetchだって、メモリないもの、そんなにキャッシュとか効くけないし、まぁ追々分析して行こう。

しかし、このブログ書き始めた時間と、今の時間の短い間でも、速度がみるみる速くなっとる・・・。


ちなみにこれは、いわゆるロック画面です。

Windows 10はまだまだ開発中だけど、日本語にはなったし、先に色々触れるのは嬉しい。

今のところは、Windows 8.1に慣れている人は、より早くWindows 10に親しめるのは確実で、8.1ユーザーにとっても嬉しいOSではないでしょうか。