2015年2月13日金曜日

さすがPS4!! 「インファマス・ファーストライト」に魅了されてしまった

ザ・ラスト・オブ・アスが、もう、あーもこーもないくらい素晴らしかったんで、PS4のゲームが益々欲しくなり、ちょうどPSNで格安セールされていた「インファマス・ファーストラスト」を軽い気持ちで購入してみました。


そしたら、これがもう大変な大当たりだったんです。

主人公は、ネオン(元素番号10のNeネオン)を操る超能力を持つ女性「フェッチ」。

この世界は、超能力を持つ人たちが蔑まれて、迫害されているっぽい。

フェッチも、冒頭でいきなり警察とトラブルを起こしますが、この警察、問答無用で発砲しまくって来るんで、フェッチがどういう立場なのか説明されなくとも分かってしまいますね。

目的は、小出しに与えられ、それをクリアする事によってストーリーが進んで行く形になっています。


さすがはPS4!!と思うのが、夜の街がもう、本当に観光に来ているかのような臨場感で再現されている点です。


町は本当に細かく、美しく、神秘的に構築されていて、自由な散歩?が楽しめます。

デュアルショック4のツインスティックを駆使して、夜の街を歩く、ただそれだけをしてるだけでも、既にこのゲームを購入して良かったと思えてしまう。

このゲーム、セガのシェンムーというゲームが作り出した「オープン・ワールド」という系統なのかな?


ザ・ラスト・オブ・アスをプレイした後だと、なかなか馴染めないのですが、主人公「フェッチ」は、超能力を持っていて、プレイヤーは自在にその力を振るう事が出来ます。

ゲーム内で経験値のようなポイントを稼いでパワーアップをする楽しみもあるのですが、初期に用意されている能力だけでも、相当に楽しい。

ネオンの力って、そんなに凄いものだったのか・・・と慄然とするくらい、強力。

光の帯となって猛ダッシュしたり、ジャンプの途中で電撃をスパークさせて、より高くジャンプしたり。

普通に街を歩くだけでも楽しいけど、こういう超能力を自由に振るえるとなると、自分がすごい人になれたような、ゲームでしか実現できない体験ができちゃいます。


ラスト・オブ・アスをプレイした後だと、高いビルや壁等に阻まれると、もう大きく迂回して苦労して先に進んで行かなくてはならない・・・そう思い込んでしまうけれど、このインファマス・ファーストラストはそこが全然違う!!

ネオンのパワーでフィッチが光の帯に包まれ、高層ビルの壁も難なく駆け上がれる!!

ビルだけではなく、ありとあらゆる場所を縦横無尽に駆け巡れるんです。

しかも、操作はとても簡単で、単に丸ボタンを押し続ける、それだけ!!

PS4が生み出す圧倒的なリアルなグラフィックの中を、非日常的な動きがバンバン出来る興奮はちょっとやそっとでは言い尽くせません。


ネオンの力は、まるで鳥のような移動力を生み出すものというだけではなく、なんと、攻撃にも使えます。

ペントハウスに侵入するミッションの時、扉に鍵がかかっていたんです。
「あぁ、鍵を探し出すミッションが始まるのかぁ」と当然のように心の準備をしていたら、フェッチすげぇ。
鍵?めんどくっさ、みたいな感じで、ネオンの電撃を一撃で鉄の扉をぶっとばしてしまった!!


お次は、たった一人の女性(フェッチ)に、大勢のギャングがよってたかって銃を集中砲火。

ええい、どういう了見じゃあ!!

もし主人公が「ラスト・オブ・アス」のエリーであるならば、こういうシチュエーションは待った無しに極限状態になりますが、フェッチは、ネオン・パンチでばったばったとやっつける!!

いやー、ゲームっていいもんですねぇ!!


この世界では、アクラという大きな犯罪組織があるんですが、そいつらに包囲されてしまうフェッチ。

これはもう何回かゲームオーバーになるんかなぁ・・・と覚悟してたら、「ネオン・ブラックホール」とかいう、スーパーロボット大戦にでも出てきそうな大技に覚醒するフェッチ。

大勢のアクラの皆さんを、まとめて一撃で次元の彼方??にぶっとばしてしまう!!

しかし、ネオンってそんな万能な元素なんでしたっけ・・・!?

私が知らないだけで、ネオンというのは、敵を倒したり空を飛んだり出来るのかも知れない。


コントローラーの四角ボタンを連打するだけの簡単操作で、ネオン・パンチのコンボが繰り出されます。

この世界のクルマなんか、どうせ、ただのオブジェでしょ?などと思って、駐車場に停めてあるクルマ相手にネオン・パンチの練習していたら、なんか、クルマを大破壊してしまった!!

おおお、すげーーー。

PS4の処理能力の余裕か、ハイクオリティな物体を、色々と壊す事が出来るようになってるんですね。


PS4すげーーーって言えば、これですよ、これ。

街にモノレールがあるんで、レールの上を歩いていたら、列車が突っ込んできたーーー。

決して、自分が操作出来ないビジュアル・デモではなく、ちゃんと自分が操作可能な状態の、ごく普通の場面でこんなダイナミックな事が起きてしまうんです。


さすがはPS4らしく、空気の密度や、匂いまでもが表現されているかのようです。

スクリーンショットは劣化してしまうのですが、実際に、大画面のプラズマテレビで見るとそのきらめくような艶はたとえようもありません。


あと、シェンムー・タイプだけあって、街の人々が、フェッチにきっちりと反応してくれるのが楽しい・・・はずですが、ふらふら歩いてて街の人にぶつかると、すげえ罵倒されてしまうので結構凹んでしまいます。

あと、間違ってネオンの力を発動させてしまうと、もう、汚いものを見たような反応になってつらい。

えぇえー・・・こんな事なら、自分が超能力を持つチャンスが現実にめぐって来たとしても、丁重にお断りして超能力なしの生活を続けよう!!と思わせられる。

あまりにもグラフィックがリアルなので、ゲームの中の出来事と軽く考えられない、それがPS4という世界最強のスーパーゲームマシンの作り出した世界。


とにかく、リアルなグラフィックの中で、現実にはありえない行動をバンバン起こせるのが楽しい!!

フェッチは、普通の人間ならもうアウトという危険な場所でも、まるで平気。

ネオンの力で自由自在に移動出来るから、墜落して死ぬという当たり前の危険は全く無い!!


大胆に「アンチャーテッド」ごっこも出来てしまいます。


これは、ヴィータの「アンチャーテッド/地図なき冒険の始まり」。

後日、別に記事を書かせて頂きたいのですが、これも、ヴィータ持ってて本当に良かったと思える、とても素晴らしいソフトですよ!!


基本的に、街の中では、行動はプレイヤーの自由自在。

なんと、街の中を走るクルマの屋根に登って、勝手なドライブが可能です!!

クルマは、フェッチが目の前に飛び出すと、クラクションを鳴らしたり停まったりしてくれるし、ちゃんと信号を守って走行してます。

ちなみに、クルマのボンネットを電撃で攻撃すると、壊れて停まってしまうので要注意。

特にペナルティみたいなのは無いみたいですが、無いのかな??どうなんだろう。


トンネルの中なんかだと、本当にそのままカーレースの舞台として使えそうな感じですね。

そんなクオリティの中を、生身で歩き回れるのは新鮮。

カーレースも、ドライバーになって歩き回れるギミックなんかあるといいなぁ。


よく、「ゲームにグラフィックは重要ではない」などという意見を聞きますが、もちろん、色々な意見があるのは自然だし良いこと。

それを踏まえた上で、そう言う資格があるのは、PS4できっちりとゲームを作り、こういう美しいグラフィックの感動を与える事が出来るメーカーのみだと思う。

このゲームで、ますますPS4が好きになってしまいました。