2017年5月4日木曜日

雪の残る蔵王に行ってきました(EOS 7D Mark2撮影編)

今回の記事では、雪の残る蔵王に行って、EOS 7D Mark2で撮影して来た話について書かせて頂きたいと思います。


蔵王エコーラインがオープンしていたので、愛車のアイちゃん、なんと5年目で初の乗り入れデビュー。

カメラのEOS 7D Mark2も、もちろん蔵王初デビューと、初づくしになりました。

しかし、蔵王に限らないですけど、山って、下の方は春の陽気であっても、ある高さに到達すると急に雪が出現して「あっ!」てなりますね。

特に記述が無い限りは、全て、EOS 7D Mark2 + EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMレンズで撮影しております。


青空にちょっと汚れた雪。

なるほど春を感じますね!! などという余裕は、だんだん上に行くにつれて薄くなるのであった。


寒い!! 気温はそこそこ低いだけなのですが、この日は、体が押されるほどの強風が吹いてまして、寒さ+強風は本当にまずい。

最近何年も来てなかったとは言え、昔は何回も来てた蔵王だから、そこそこの防寒装備で出かけていたのに、強風はまずい。

山の雄大な眺めは嬉しかったけど、あまりの寒さに周りに誰もいねぇ!!


時間が経過するにつれ、頭がぼーっとして来る強烈な寒さ。

クルマに帰りたいと思うけど、写真撮りたい風景がどんどん出て来るので、それにつられて時間を忘れて写真を撮ってしまう。

あと、EOS 7D Mark2は、寒いとかで気力が減退しても、一度シャッター切るとフィーリングが素晴らしいので奮い立つというか、気力回復します!!

これは計算外の威力でした。

実はここから先もっともっと寒くなって行くのですが、EOS 7D Mark2のこの「気力回復特性」により、写真をバンバン撮って歩けました。


な、なんか、思った以上に雪が残ってるというか、真冬?!という感じ。

結構あるのぅ。

写真撮るのは嬉しいのだけど、氷のような強風が吹いててこの雪・・・ちょっとだけ不安になって来てたりする。


蔵王の雪の壁です!!

おおお・・・高い。

今年は宮城県側は雪が少なかったから、全然雪の壁なんか無いんじゃないのーーとか調子に乗ってなめてたら逆襲された!!

立派な雪の壁やーー。

というか、高すぎてちょっとびびってしまった。

雪の壁の雰囲気を出すため、かなりアンダーにして撮影してみました。


いよいよ有料のハイラインを通って、お釜へ。

本格的に寒い!! すっかり真冬じゃないかぁ!!


これはEF 70-200mm F4L USMレンズに交換して撮影したんですが、凍るような強風が休みなく来るので、レンズ交換が本当に怖い。

強風時のレンズ交換は、致命的なごみがカメラ内部に突っ込んで来る事もあるから、厳禁。

でも、なんか寒さで頭がぼーっとして、色々な警戒心が吹っ飛んでしまってるのを感じ、あわてる。


寒い、寒いって、どんだけだよ、と思われるでしょう。

これを見てください。

レストハウスの凍結っぷりを(雪の花がついている、と言うらしい ※近くの観光客の方に聞いた)

木の看板や柵が凍りついてるし、通路が完全凍結。

あまりの寒さに頭が働かず、この凍結した通路をまさかの普通にぷらっと歩いてしまった私!!

どうなったか? 空中で半回転して見事に背中から叩きつけられて激痛。

夜中に痛みがひどくなり、バンテリンを塗りまくってしまいましたぞ。

寒いというけど、冷たい強風は本気でやばい。

誇張抜きに、薄着でしばらくいたら死ぬと思われます。


どれくらいやばいかと言うと、あまりの寒さに、誰もお釜の方に近づかない。

土も凍ってるし、岩まで凍っている!! とにかく冷たい強風が、言葉通りのそのまんまの意味で綺麗に「やばい!!」


でも、お釜の写真は撮りました。

EOS 7D Mark2じゃなかったら、さすがに写真撮る気力が出たかどうか不明の寒さ。

我慢するとかいうレベルじゃなく、強風は物理的にまずいので、長居はせずに早々に引き上げる事にしました。


春なのに、完全に冬を体験させてもらった蔵王でした。

愛車のアイの写真は、ナンバープレートのみ加工させて頂きました。

しかし、冷たい強風の破壊力は筆舌に尽くしがたい死の香りがしますね。

寒ーいとか言ってる場合じゃなく、無言で顔が真剣になりますもん。

でもEOS 7D Mark2は写真撮りたい気力が萎えない。

すげぇカメラです。