2010年6月20日日曜日

ここにきて粘るW-ZERO3! 超高速ブラウザOpera mini 5 betaで魅力アップ


このところ、iPhone 4やエクスペリアなど魅力的な端末が続々誕生していますね。
それに引き換えウィルコムは・・・。W-ZEROシリーズには新機種の発表もなくて寂しい・・・。
しかし、強力な援軍が登場しておりました!!それが、「Opera mini 5 beta」です。
ネットで調べると、とんでもない高速さを誇っているらしい。

あわてて、手持ちのW-ZERO3の中で一番多く使っている「アドエスことAdvanced/ W-ZERO3[es]」にインストールしてみました。
フリーソフトをフリーダムに入れられるのがWindows Mobileの華
というか、マイクロソフト純正プリインストールソフトは、Excelだけは例外として、「わざとやっている」と思うほど全域で使えない仕様なので、フリーソフトがなければ何も始まらないのですけれどね。

さて、このOpera mini 5 betaですが、ダウンロードページに行ってみても、パソコンからファイルをダウンロードするリンクは無いのです。直接端末のブラウザから接続すると、その機種のOSに合ったリンクが表示される仕組み
インストールはWindows Mobile特有の簡単さで、.cabファイルをダウンロードして実行するだけ。

■W-ZERO3とは思えない、超高速っぷり!!■

とにかくW-ZERO3は全体的に何もかも遅い
Windows Mobileの構造が電話に向いていないという話を別にしても、ハードウェアの処理速度そのものも遅いから、まさにダブルパンチ。

ただ、iPhoneとかと違って、もろにWindows PCを再現しようとしているから、この遅さはPC的に使うためには宿命だなと納得して使っているわけですが・・・マルチタスクもコピー・ペーストも最初から当たり前のように実装されていて、システムがフリーズするまでユーザーの自己責任で使いまくれるムチャさが魅力でもあるわけです。しかし、Opera mini 5 betaは、夢でも見ているのかって思うくらい動作がサクサクで、目の前で起きている事が信じられないくらい。

今回はPHS回線ではなくて、高速な無線LANで接続して言っているわけですけど、それにしたっても、ブラウザ本体に妙なひっかかりがなく、ポンポンと画面が出てくる。
まるでiPhoneかCULVノートのAspire 1410じゃないかってくらいサクサク

設定画面を表示するんでも、何でも、W-ZERO3特有(?)のジリジリとした待ち時間も無く、本当にパッパカ切り替わる。まるでCPUが1GHz化された新機種でも買ってきたかのような変貌ぶり。
アドエスのブラウザって、画面サイズが800x480ドットと結構でかい割に、GPU非搭載なので520MHzの遅いCPUが描画も何も全部負担してるから高速化しようがないって思っていたけれど、できるもんなんだなぁ

まだ使い始めて少しだけなので、良し悪しの判断はつきかねますけれど、これだけ速いと多少の欠点には目をつぶるしかないって感じ。
実際、ベータ版だからか、テキストが途中で切れて先が読めないサイトとか結構あります。
でもそれを差し引いても、この速さはたいしたもんだ。