マイクロソフトが25GBもの容量を無料で提供してくれているオンラインストレージ「SkyDrive」。
通常はブラウザから利用するサービスなのですが、フリーソフトを使うと、Windows 7のエクスプローラから、まるでローカルディスクのように扱う事も可能です。
今回Aspire 1410に入れてみたフリーソフトは、「SDExplorer」。以前は、SkyDrive Explorerと呼称されていたソフトですが、新版では略称が正式名称になっています。
64bit Windows7でもちゃんと動いてくれますね。
作者様のページからダウンロード出来るのですが、シェアウェアのPRO版と、フリーのBASE版があるのに注意。PRO版をインストールすると、使っているうちに「買ってね」ダイアログが表示されるようになります。
インストールすると、もちろん、エクスプローラからSkyDriveにアクセス可能になります。
ドラッグアンドドロップでファイルやフォルダのコピーが出来るし、直接フォルダを作成する事も可能ですよ。
ただ、完全にローカルディスクと同等の機能は持っていません。
ファイルやフォルダ(ディレクトリ)のコピーにはちゃんと対応してくれてますが、ドライブの中でのファイルの移動やコピーなどは、現段階では非対応ですね。
基本的に、ファイルをアップロードして倉庫のように使うという用途を超えると辛くなるかな。
それと、もともとのSkyDriveの制限は当然かかって来て、1ファイル50MBを超えるものは扱えないですが・・・正直、速度が遅いので50MBとかのファイルをコピーする気持ちにはならないかも知れません。
300Mbpsの無線、光ファイバーの組み合わせによって回線が速いから大丈夫という単純な話にはならないのが、この手のサービス(今はクラウド)の怖いところ。マイクロソフトのSkyDriveのサーバーの処理速度がマイナスされるわけで、トータルではかなり遅いです。
合計で150MBのファイルが詰まったフォルダをコピーしたら、「残り時間4時間25分」とかいうダイアログが表示されてしまいました。
ただ、いつでもどこでもアクセスできて、しかも25GBという広大なエリアが無料で使えるというのは、文句を言う筋合いが無いくらいに素晴らしい事に違いありません。
これはいざという時に、絶対に助かるサービスだと思います。