2010年7月17日土曜日

スピードライト270EXで、食卓の撮影が楽しくなってしまった

先日購入した、キヤノン純正外付けストロボ「スピードライト270EX」ですが、これ本当に素晴らしい。
特に、食卓の撮影が楽しくなってしまいました。

それまでは、EOS KISS X2で撮影する場合、夕食あたりだと蛍光灯の明かりではやっぱり暗くって、どうしてもISO 1600まで感度アップした上に、レンズも絞り開放というのがセオリーでした。
もしくは、三脚に据えてスローシャッターとか。
さすがに、食卓に三脚持ち込んで・・・とかいうのはヒンシュクを買うのでなかなか出来ないんですけどね。

そこに来て、スピードライト270EXです。
バウンス撮影は本当に世界が違います。
適当にバウンスすれば良いってものじゃなくて、天井が木の色まんまだったりするとダメなので、対策として、前方60度の位置に白い厚紙やコピー用紙を構えておいて、そこにフラッシュ光を焚いて反射させて撮影する・・・などの「一工夫」はやっぱり必要。
でも、逆に言えばそれだけで世界の違う写真が撮れるわけで、嬉しいなぁと。

なにしろ、スピードライト270EXさえあれば、夕食の撮影が、今までとはうってかわった「ISO 100の低ノイズ、絞りF/8の深い被写界深度」などで気軽に撮影出来てしまうのですから、表現力の幅という意味では新レンズを購入するのにも匹敵したかと思います。

また、ストロボ光が食材にキラッと輝きを与えて、長時間露光するだけのスローシャッターでは無理な効果も生み出してくれるんですよね。

現在の設定は、「ハイスピードシンクロ」にしてます。
これだと、EOS KISS X2の同調速度限界となっている1/200秒を超えても普通にフラッシュが光ってくれますね。

今回掲載させて頂いた写真は、全てEOS KISS X2のマニュアルモード撮影。
レンズは、全てEF 28mm F2.8です。